長野市「秋山食堂」吹けよ秋山の風、呼べよ昭和


店名 秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375 [地図はこちら]
電話 026-228-8431
ジャンル 食堂
バリアフリー ◯
駐車場 あり

小柴見は

長野市街地からさほど遠くないに関わらず、のんびり、のどかな風の地にある。川一本隔てただけなのに、喧騒とは無縁の大らかな場所で、私自身どことなく好きなのである。

好きな理由のひとつに

この秋山食堂の存在がある。道沿いにある、寄りかかるとパタンと音を立ててぶっ倒れそうな小さな小屋。床壁天井のあらゆる場所に染み付いた油がペトペトししており、まるで清潔感からは程遠いインテリア。しかし、これがよいのだ。ここには昭和がある。

司馬遼太郎は

他の時期と比較して、明治ほどよい時代ない、といった。近代日本を育み、やる気と行動力の横溢した明治期ほど気持ちのよい時代はないという。たしかにその通り、良いこと悪いこと様々あったが、たしかに素晴らしい45年間だったと思う。しかし、昭和も負けてはいない。その初期において不幸な大戦があったが、崩壊、新たな誕生、そして成長という過程を経てきたからなのか、大らかな大人がたくさんいた時代であったとも思う。やる気があればよし。実力のあるものは頑張れ。そうでないものは一層努力せよ。われわれの育った昭和後期には、まだまだそんな風があった。

昭和も

バブル以降はつまらない、という話題はまたにするとして、秋山食堂のことである。たしかに汚いのだ、ぱっと見で入店するのを躊躇する人はけっこういると確信する。しかし、ここは本当に大らかなのだ。

バリエーション豊か

かつ臨機応変で「材料とズクさえあればなんでも対応するよ」というメニューは最高に楽しい。





夜などリアル「深夜食堂」の趣きさえある。そして美味い。こういう店は、昭和の時代にはたくさんあったのだが。さて、今日は何を注文しようか。

「炒飯」680円



極めてシンプルな炒飯である。ネギと玉子に角切りチャーシューがゴロゴロと投入されており、塩うま味調味料そして醤油があしらわれた、シンプルな存在である。チャーシューが大量すぎて食べづらくもあるという、まことに贅沢な一品である。



「マカロニサラダ」150円





黒板に記載された「本日の特別メニュー」的なもの。サラダ、というよりパスタ料理ではないか、と思わされるほど大量のマカロニに、大きく切り取られたニンジンとキュウリ、レタス。そして大量の魚肉ソーセージはじつに嬉しい存在だ。

あゝ美味かった

気持ちよかった。コンプライアンスなどという、セコセコとしたものと対極にある空間は大好きだ。また、折にふれて訪れよう。秋山食堂よ永遠なれ。

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