長野市「BECK’S COFFEE SHOP 長野店」タレーランとフランス革命、そしてまったく関係のない朝食


【お店のデータ】
BECK’S COFFEE SHOP 長野店
場所 長野県長野市栗田北河原1038-4 [地図はこちら
電話 026-226-4679
駐車場 なし

陰謀家・美食家タレーラン

歴史が動く時には、人材が揃うものだ。いや、人材が登場したから歴史が動くのか。その辺りはなんとも言いようがない。
フランス革命期も同様で、ジョルジュ・ダントン、マクシミリアン・ロベスピエール、ジョセフ・フーシェ、そしてナポレオン・ボナパルトも一員としてよいだろう。オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェばかりが人材ではない。
その中で、シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールという人物がいる。同時期の政治家で、フランスの宰相にまで登りつめた人物で、日本では単に「タレーラン」として知られている。
タレーランは、金儲けに精を出していないときは、陰謀を企んでいる
とまで言われたほど、虚実に満ちた生涯を送った人物だ。しかし、ナポレオン戦争後の処理をテーマとしたウイーン会議において敗戦国であるにも関わらず議長となり、主導権を握り国益を守ったなど、とてつもない能力を持った政治家でもあった。かような者が、毀誉褒貶相半ばするのは当然の事である。

そのタレーランは美食家としても有名だった。
専属シェフを抱え、重複のない、季節の食材のみを使用した1年間のメニューをつくる事を命じたり、ウイーン会議の最中にもたびたび夕食会を開き、その素晴らしい料理群で人々を圧倒した、というエピソードがあるほどだ。

タレーラン語録

タレーラン語録も有名だ。
「快楽さえなければ、人生はきっと耐えうるものだろう」
「誹謗中傷よりも酷いことがひとつある。それは真実だ」
「言葉が人間に与えられたのは、考えていることを隠すためである」
やはり、ひとかどの人物は語りもかっこよい。
その語録のひとつ。最も有名な言葉が以下のものである。
カフェ、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い
美味いコーヒーの定義として、これほど適切なものはない。大げさに聞こえるが、朝のコーヒーは、かようなほど重要なものなのである。

拘束の日そして朝食

講習会で1日拘束されるはこびとなった。
仕事で必要な事である。嫌いな分野でもないのだが、やはり気伏せりであることには変わりはない。気分を変えよう。という事で、少し早めに出て駅で朝食としよう。

「BECK’S COFFEE SHOP 長野店」

長野駅改札前のこちらは、以前から東京出張などの際、何度も使わせてもらっている店である。

「スペシャルプレート」490円

コーヒー、主食、たんぱく質、緑黄色野菜がワンプレートになった優れものである。

ドレッシングがかけられたレタスとトマト、軽く炙られたベーコン、玉子のディップとケチャップ、楚々と配されたポテトサラダ、そして半切りにされバターがたっぷりと塗られたトーストという、アメリカナイズなブレックファーストである。ああ、気分はまるでニューヨーカー

「ブレンドコーヒー」

熱く濃厚、まさしくタレーランの言葉にリアリティを感じる瞬間だ。
丁寧に作り込まれた料理たちをゆっくり、ゆったりといただく事は、まさしく至上の時といえる。
東京への線路上にむかう、大きな窓から入る陽光で、明るく気持ちのよい空間で朝食をとれば、気分横溢である。さぁ、拘束されに行こうか。


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