群馬県中之条町「お休み処 くに 道の駅 六合」群馬ひと走り②磯崎新 山の上霧の中


お休み処 くに 道の駅 六合
場所 群馬県吾妻郡中之条町大字小雨29 [地図はこちら]
電話 090-2226-0467
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
駐車場 あり

次なる施設は

車で20分ほどいった高山村というところにある。土地勘どころか、地名すら知らない場所なのでナビにしたがって延々と走る。けっこうな山道に半分ビビリながら道を行く。天文台だから山中にあるのは当たり前だが。

県立ぐんま天文台

場所 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86
電話 0279-70-5300

1993年に

群馬県民が200万人に達したこと、そして日本人女性初宇宙飛行士である向井千秋さんが群馬県出身であることを顕彰して1999年にオープンした施設だ。複雑な敷地と高低差を利用したユニークな形態が楽しみ、…なのではあるが、駐車場から施設まで600mほど歩けという。正直ひるんだのだが
『緩やかな階段状の散策路となっています』
とあったので、せっかくここまで来たのだ、行ってみよう。

群馬県産の

カラマツで舗装された通路は見た目もよく具合がよいのだが、なにしろ霧の中、いやほとんど雨の中。そして往路はひたすら続く登り坂だ。勾配こそ大したことはないが、
『熊が出るかもよ』
などという掲示があれば、ゆっくり行くのがなんとなく恐ろしくてつい早足となってしまう。

10分ほどの

道のりだが、施設に到着した頃には大汗かくは息が上がるはで見学どころではなかった。

まぁ霧の中だから外観はほとんど見えないし、ハラミュージアムアークほど仕掛けはなかったから、まぁいいか

困ったのは

復路である。よせばいいのにこちらはサンダル履き。木製の通路はただでさえ雨水で濡れ切っている上に落ち葉だらけでツルツル滑って危ないことこの上ない。幾度転びそうになったことか。

いやはやもう少し天気がよければ絶景なのだろうが、次は…ないかな?あの山道は勘弁してもらいたい。いい運動にはなるが。

問題は帰り道だ。

ナビをみながら山道の運転ほど疲れるものはない。脚や腰が痛いは眼はしょぼしょぼしてくるは、これだから歳はとりたくない。街道なんだからこの道走ってればなんとかなるだろう。そんな迂闊な判断がわが身を誤らせた。

はい、道に迷いました。

というよりも、『迷った』と認識するまでに時間がかかったというか。2時間近くふらふらして道路標識にも集落にも行きあたらなければそりゃ焦りもする。

そもそも

群馬県なる地域はまったくご縁のない場所なのだ。したがって土地勘もない、地名もわからない。そのような場所でカンだけでフラフラ行く事ほど危ないものはない。いい加減あっちゃこっちゃ進んでそろそろナビをセットするかな。と思ったくらいでこちらに行き当たりひと休み。

「お休み処 くに」

道の駅 六方内のカフェである。ちなみに六方と書いて『くに』と読むのだという。地名人名は聞かなきゃわからない。火照った身体を冷やしたいのと、糖分を補給してアタマを休めたいのとでこちらを注文。

「花豆のジェラート」350円

ジェラートは5〜6種ほど用意されていたが、道沿いに掲示された中之条町の名産物の中に花豆があったのを思い出したのでこちらとした。豆だけあって味わいはさほど感じないが、独特の粉っぽさとコクは花豆そのものだ。コーンかもう少し量があったらよかったのだが。

食後、

今度はしっかりナビ設定をして出発。といって道を知っているわけではない、私のナビゲーションシステムは古い割にそこそこ優秀なのだが、いかんせん経路がわかりづらいのだ。いったいどこへ連れていかれるのか。しばらく進むと草津市街地へ。ここから嬬恋あたりに抜けるのか?と思いきやそのまま山中へ、ずーっと進んでいく。

火山活動

による硫化水素ガスが検出されたから駐停車禁止!なる地域を通り抜ける。ああ、そうかこの道は志賀高原に抜ける道路か、というのは『白根山頂』という看板を観た時点だからよほど間が抜けている。そういえば2年ばかり前に噴火したばかりだよなぁ。コンクリートで作られた緊急避難所を脇目に少しビビる。

日本国道最高地点

なるモニュメントのあたりで高所恐怖症かむくむくともたげてくる。50すぎて判明したものだが怖いものは怖い。股間の底の方がきゅーっと痛くなってくる。

こ、こ、こここ怖いよー!

ゆっくりゆっくり下を見ないようにしながら道を進み湯田中の地名を確認したあたりでようやくひと安心。帰宅は19:00少し前だったか。ああ疲れた、でも楽しかった。次回はもう少しリサーチしてから行ってみよう。

長野市「JAグリーン長野 川中島 共選所」【番外編】もつべきは


JAグリーン長野 川中島 共選所
場所 長野市川中島町御厨909-1 [地図はこちら]
電話 026-284-4475
ジャンル 共選所
駐車場 あり

ずいぶん前

から映画と音楽なしに生きてはいけないカラダとなっている。映画は王道文芸ものが好きだったのだが、最近は当たるを幸いなんでもアリとなってしまった。音楽の方はもともとノンジャンルなんでも来いだから、ジャズからビートルズ、ハードロックからプログレ、アバンギャルドまで隅から隅まで手を出してしまっている。クラシックはあまり聴かないが。

だからといって

オーディオに凝るでもなし、自宅は防音されているでもなし。だからもっぱら自家用車内での視聴となる。長い間CDを16GBのSDカードに落としたもので聴いていた。…のだが、新しいのを入れる手間が面倒なのとAppleミュージックを導入したのでなんとか並立できないかと考えていたら、娘が
「iTunesを使ってiPhoneにおとせばいーじゃん」
と教えてくれた。

おおおお!それはよい事を聞いた。以前iPod shuffleを使っていた事があるのだが、iPhoneでも同じ事ができるのか。早速手持ちのCDを用意してタタタっと落として車へGo !

頭脳警察「絶景かな」

Lana Lane「LIVE in JAPAN」

NIACIN「TIME CRUNCH」

KING CRIMSON「Night Watch」

YES「Keys to Ascension」

などなど。

どうだ!このど変態ヲタクなラインナップを!…と言われる前に言ってしまったが。ひと通り聴くまでの時間はないから、とりあえず集中して聴いたのが

大滝詠一「A LONG VACATION」

高校時代、友人が録音してくれたカセットテープに収まっていたこのアルバムと3年後にリリースされた「EACH TIME」とともにこれほど長いつきあいとなるとは。ましてや、次作を待ち続けながら結局届くことがなかった。哀しすぎる。

ようやく

明けた梅雨の曇り空に代わり、カッと照りつける晴天の下、夏仕様でしかない「A LONG VACATION」を流しっぱなしでひた走る。

♪くちびるツンととがらせて、なにかたくらむ表情は

気分よく

口ずさんでいる間に友人から連絡が入る。頼んでいた、いつものアレが手に入ったとのよし。アレとはこれのことだ。

「川中島 白桃」

毎年、夏のこの時期になると友人が仕入れてきてくれる白桃だ。ひと玉がひと玉が250〜300gほどになる。通常の桃とちがい、固い果肉が特徴だ。

大根のようにシャリシャリと音がするほどの歯ごたえに最初は違和感があったが、食べ慣れるとこれほど美味い桃はない。

やはり

もつべきは良き友だ。いつもありがとう。あ、そうだ。今度彼によい音楽を紹介してあげよう。スウェーデンのプログレッシブロックバンドÄnglagårdなんてどうだろうか。あるいは同じスウェーデンのThe Flower Kingsなんてのもよい。後者のジェネシスばりの煌びやかなサウンドがよいのだ。センスのよい彼のことだ、きっと喜んでくれるはずだ。

安曇野市「cafe安曇野文庫」大きな森の深き蒼


cafe安曇野文庫
場所 長野県安曇野市穂高有明7403-10 [地図はこちら]
電話 0263-83-6993
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
URL http://www11.plala.or.jp/okuma-dk/

松本からの帰り道

こちらにいらっしゃるお客様のところへご挨拶に行こうと思いついた。中信地区にも4組ほど、どなたも10年以上前にてがけたものだが、いまだに関係の切れていない方がいらっしゃるのだ。

行ったところで

なにがあるわけではないが、ただ気のよい方、仲のよい方と過ごす時を持てるのが楽しくてたまらないのだ。

ご不在

…と、勢い込んで赴いたものの初めの三軒はものの見事に不在。電話したらみなちょうど出たばかりとの事。
「携帯もってるんだから連絡くらいしてこいよ」
と叱られてしまった。すみません、相変わらず無計画なんです。四軒目は穂高、じつは昔からの友人宅である。今度は事前に連絡したらやはり留守。とはいえ奥さんはいるので手土産だけおいて早々に引き上げる。

19号線に

抜けて帰るか、大町廻りで帰るか決めかねたまま安曇野をふらふらする。このあたりの田園風景が好きなのだ。緑の田地の間に点在する集落は『字』という呼び方がしっくりくる。このあたりの生垣はシラカシやレッドロビンではなく櫟井の木であったりするのも変わってみえる一因だと思う。

大熊美術館

ふらふらした先で、森の中に仲良く並んだヨーロッパ風の建物がふたつ。調べてみると大熊美術館という施設で、デンマークのロイヤルコペンハーゲンという陶磁器メーカーのコレクションを展示したものであるという。ふたつというのは片や美術館、片や併設のカフェであるとのよし。これもまた出会いだ、見学していこう。

詳細は省く

…というか語る事が出来るほど知らないのだが、100年以上続くこの会社の製品は日本の古伊万里焼に影響されたという深い蒼がベースとなっている。

そう『青』ではない

何物をも包み込んでしまいそうな、深い海の底にある『蒼』という呼び方が正しい。深い蒼で絵付された食器類、とくにクリスマスプレートは、たんに『美しい』とは違う。むしろこれは『凄み』といってもよいかもしれない。

圧倒されふやけた脳を冷却せねば。カフェでひと休みしよう。

「cafe安曇野文庫」

この建物の様式はなんといったか。建築屋であるにも関わらず覚えていないというのは甚だ片手も両手も落ちているとしか言いようがない。

白と褐色で彩られた

空間は、そこにいるだけで静謐な心持ちとなる。『文庫』というだけあって多くの書物に囲まれているのもよし。

「ケーキセット」1000円

レアチーズケーキとドリップコーヒーのセットとなる。ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレート、…あの深い深い蒼の上にチーズケーキの薄いベージュを見ると、1800年代北欧がリアルに目の前にあるようだ。

華美さのない

素朴な風はベルイマンの古い映画そのものだ。いや、デンマークだからドライヤーか。濃厚なチーズと柑橘の香りが素晴らしい。まさしく王道的といえる存在感だ。食器は見るものではない、使ってこそ本来の魅力を放つものだと確信した。

毎度思うことだが、美術館通いもよいが予備知識なしで当たってもきちんと感動できない。もったいない。せめてWikipediaを読んでから再訪しよう。

中条「CAFE 美場」鯉焼き in アートスペース


cafe 美場-viva
場所 長野市中条6642 [地図はこちら]
ジャンル カフェ
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
URL https://cafe-viva-coffee.jimdofree.com

大喰らい

大喰らいのくせにアートに囲まれているのが好きだ。
『大喰らい』は指摘される前に言っただけだから無視してもらってよい。この場合の『アート』とは映画、演劇、音楽、文学ではなく絵画や彫刻といったジャンルのものを指す。だから昔から時間があるとちょくちょく美術館へと足を運んでいる。ここしばらくは信濃美術館が改築中だったり、コロナのおかげでいくことが出来ていないが。

抽象画

主に抽象画を好む。だってわかりやすいではないか。近代以前のものは約束事が多いから嫌なのだ。風景画はその瞬間を描いている、すなわち凍結された時間=死を意味するとか。絶対的な予備教養がないと楽しむことすらできない。

その点ダリにせよマグリットにせよ、約束事の壁を乗り越え、自らが観えている光景を素直に描いただけの作家はよい。なぜこのように観えているか、まではわからないがあなたの内面だからわからなくて当然だ、と居直ればよいこと。別に気にせず楽しめばよいではないか、とも思うがそこは真面目で几帳面な性格ゆえ我慢できないのだ。

「CAFE 美場」

長野から中条へ向かう道沿いにある民家を改装したカフェだ。昨年(2019年)にオープンしたというこちらは、以前から気にはなっていたが、同行者がいたり休業だったりとなかなかお邪魔することが出来なかったのだ。現場帰りで作業服だがまぁよいだろう。

まったく予備知識なしで入ったのだが、近在のアーティストたちによる工房、ショップ、カフェとなっている。当然カフェで使われる食器類はそのアーティスト作のものだ。なんだが楽しいぞ。

「鯉焼き+コーヒー」600円

鯉焼き

鯛焼きならぬ鯉焼きは善光寺 東之紋町にある藤田九右衛門商店から取り寄せたものだという。ここは駐車がないのでなかなか買いに行けないから、とても嬉しい。プレーンか竹炭入りがあるというのでもちろん後者とする。真っ黒な鯉焼きは、重厚感のある可愛らしさという感じ、

そしてここの代表 角居康宏氏作である、金属製の皿がシャープさが加わり、アンバランスでユーモラスな風が面白い。

自家焙煎コーヒー

自家焙煎と言われるコーヒーは、正直なところもう少し濃い目で熱々を好むが、ユーモラスな鯉焼きの前ではこれくらいの、ほどほどに優しい方が合っているのかもしれない。

たった今、写真を観ながら書いているのだが、コーヒーカップがまた優しげな風でよいのだ。メニューにはお2人の作家が記載されており、どちらの方のものかお訊ねするのを忘れていた。それは次回の宿題およびお楽しみとしたい。

長野市「チーズ洋菓子店」チーズとの関わりと美味いチーズケーキ


チーズ洋菓子店
場所 長野県長野市高田253 [地図はこちら
電話 不明
ジャンル 洋菓子店
バリアフリー ?
URL https://cheesecake-nagano.com

好き嫌いがない

その概念ごとないと言い切ってよいと思う。この年齢になって、ぼくはなんでも食べられます!などと言いふらすのはあまり自慢にはならないが、ここは恥を忍んでカミングアウトすることにしよう。

もちろん食べたことのないものはたくさんある。東南アジア諸国のドリアンとか、スウェーデンのシュールストレミング、いや国外でなくとも鮒寿司なんてものも口にした経験はないから、いざそのものどもと相対した時にどのような反応を示すかわからない。たぶん慄きながらも食べてしまうだろうが。

「愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ」

というから、必ずしも経験せねばならぬという事でもなかろう。とはいえ経験しなければ可不可を語る事すら出来ない場合もある。そういった方針で50数年生きてきた。まぁ食い意地および好奇心が強いという事なのだが。

そういう『バカ舌アホ腹経験主義』の私だが、かつて嫌いとまではいかないが、「なんとなく口にしたくない」レベルの食べ物が一点だけあった、それはチーズ。わが生家にはそもそも牛乳文化がなかった。たまにパンにバターつけて食べる事はあっても生乳を飲む事はない。チーズなんて考えた事もない。だいたいプロセスチーズなんてものは石鹸ではないのか?ブルーチーズなんて化学薬品だよね。ピッツァやチーズケーキのチーズとは別物に違いない。

そのような偏見こそあったが食べられない事絶対にない。そんな状態は20歳代までは確実にあった。結婚して30過ぎたらまったく平気になってしまったが。精神的に図々しくなったのであろう。

そうだ、チーズケーキだ。

昔々子どもの頃はレアチーズケーキしかなかったのだ。そもそもチーズとはご縁なく育ってきたから当たり前なのだし、そもそもあのフニャララした食感がいやであまり口にしたことがない。高校のとき、東京 調布の某ケーキ店でベイクドチーズケーキと出会うまでは。あのハードさは洋菓子の範疇を超えた「男の料理」だった。

「チーズ洋菓子店」

長野市 高田というよりも昭和通りを乙妻より少し市役所寄り、もしくは新しくできたTOTOショールームの斜向かいといった方が通りがよいのではないか。通りがかりに『チーズケーキ専門店』なる幟を見つけ、これは行くしかないだろうと突撃した次第である。道端にポンと置かれたような小屋のような、というかこれはヨドコウか何かの物置を店舗に改装したのであろう。三尺ばかりの売り場の他は調理場なのであろうか。店先に人影はなく、呼び鈴をチンとならすと男性ひとりモッサリ登場(失礼な紹介だな)。今年2月にオープンしたばかりだというこちらのメニューは、なんとチーズケーキ2種のみであるという男らしさ。これには萌えてしまった。オーダーはもちろん

「オリジナルチーズケーキ」400円

詳細なレシピはわからないが、見た目はどこにでもあるベイクドチーズケーキでしかない。しかしとてつもなくトロトロ。店先に「当店のチーズケーキはとてもやわらかいです」と掲示されていたがまさしくそのまんま。ある程度冷えていなければ、持ち上げることすら難しいだろう。濃厚なチーズと品のよい甘味が凝縮された『飲むチーズケーキ』と表現してよいかもしれない。今までありそうでなかったタイプ?いや私が知らなかっただけか。それにしても美味だ。

「1人で始めたばかりなので手が回りません」

という店主はバカ正直にもほどがある、そんな風情の方だがだからこそよいのだ。今のところ15:00〜19:00の営業だが、なくなり次第閉店という潔さもよし。早々に抹茶のチーズケーキも食べに行ってみよう。

駒ヶ根市「ガスト駒ヶ根店」緑茶と抹茶スイーツと


ガスト駒ヶ根店
場所 長野県駒ヶ根市赤穂1568 [地図はこちら
駐車場 あり
バリアフリー 〇

東京オリンピック

東京オリンピックの延期が決定したそうだ。
コロナ流行が終息の気配すらない、パンデミック、クラスター、オーバーシュートなど聞き慣れない英語が飛び交い始め、正直なところあまりよい気はしていない。腹立つからやめないかな、と思っていたら河野太郎が同じ発言をしていた。みんな同様であろう。
そんな中の決定だから、あまり異論は出てこないようだ。まぁ無理もないよね、というのは日本人特有の忖度意識ばかりではないだろう。もちろん関係されている方々はたまったものではなかろうが、その辺はみなで協力して当たっていく他あるまい。

近年の、いやずいぶん前からオリンピックは政治の道具だの、利権の巣窟だのと言われ続けている。たしかに、あれだけ巨大な大会となり、大きなお金の動くとなれば間違いなく、そういった嫌な側面を持つだろう。しかしそれだけではない、世界中の人々を集めた運動会をやろう。これが平和の式典なのだ、と純粋に信じて活動する方々がたくさんいてこその大会でもあるのだ。だからいろいろあっても単純な批判はしない事としている。

じつはこうみえてもオリンピックを楽しみにしているのだ。といってもサッカーと一部のマイナーなフリークライミングとかホッケーとか一般に顧みられない競技を観るくらいの、あまり真面目な”楽しみ”とは言えないかもしれないが。そんな者が”協力して当たる”もへったくれもない、そもそもそんな力もない。

コロナ対策=予防

予防という事につきる。
決定的な治療法・治療薬がない以上、予防もわからないから、とりあえずインフルエンザ予防法を援用するしかない。手洗い、うがい、マスク着用は必ずしも有効とは言えないだろうが、やらないよりはましだ。免疫力を高めるという手法もある。要するに意識を高めることがもっとも必要なことであろう。

日本は10万人あたりの発症率が低いから大丈夫、というのは油断以外の何者でもない。だからといって怖がりすぎもいけない。正しい情報と正しい知識なくして正しい認識には至らず、正しい判断もできない。出来るだけ感染しないように、かといって出物腫れ物ところ構わずということもある。感染してしまった場合はこれ以上拡大させないように一人ひとりが気をつける。正しく楽観し、正しく怖がるという事となろう。

緑茶

緑茶が効くのだという。カテキンに殺菌効果があるのは以前から知られていた。少なくともインフルエンザには有効とされ、幼稚園や学校などで緑茶うがい、あるいは緑茶飲用が推奨されている。医学的・統計的な立証は未達らしいが、まんざらオカルティックな民間療法とは言えないようだ。どうせ水分補給は必要なのだ。それに外出時などうがいの出来ない事もあるので、出来るだけ緑茶を用いる事にしている。

ガスト「宇治抹茶ソースのソフトクリームあんみつ」548円

京都の老舗茶園でつくられた茶葉を用いてつくられた、季節限定のメニューだ。
・北海道ソフトと八ツ橋の宇治抹茶パフェ
・北海道ソフトの宇治抹茶サンデー
・宇治抹茶ソースのソフトクリームあんみつ
パフェの類いよりも、さらさらといけるものを摂取したかったので3番目を注文する。

寒天につぶあん、ソフトクリームという構成は基本通りのクリームあんみつだ。ただそこに刻んだイチゴ、生のブルーベリーと三色団子が搭載されたところに、濃厚な宇治抹茶ソースをかけ回していただくのだ。各々の個性を抹茶ソースでビシッと統合する、といったイメージのスイーツだ。美味い

だからといって、抹茶スイーツが有効とは言わない、世の中そこまで甘くはない。あくまでも気持ちの問題だ。もちろんドリンクバーで緑茶をいただいてこその予防となる。とはいえすべては気持ちから始まるのだ。越えられない壁などない。コロナなど打ち倒して、来年のオリンピックに挑もうではないか。

上田市「LB cafe」パンケーキ・ホットケーキ


LB cafe
場所 長野県上田下之郷乙658-2 [地図はこちら
電話 不明
駐車場 あり

苦手なもの

誰にでも苦手なものはある、私にも当然ある。…いやいや、正確には
「私”のようないい加減なオヤジ”にも”特に苦手なものは”当然ある」
ではあるのだが。とにかくたくさんありすぎて、何が何やらわからん状態ではあるのだが、中でも”特に””特に””特に””特に””特に”と超大盛り”特に”レベルにあるのが英語だ。関係代名詞とやらが登場したあたりからまるっきりついていけなくなってしまった。高校のテストで
I do not understand English.Because English is not Japanese.
と書いたら先生からケツが割れるほど怒られたのは美しい思い出だ。

誤訳

そんな英語音痴の私でも、明らかな誤訳だよな。というものがある。かつてKING CRIMSONの「21st Century Schizoid Man」を「21世紀の精神異常者」としていたがあれは絶対に違うよなぁ。インパクトはすげーが。だからといって現在の「21世紀のスキツォイドマン」はダサすぎる。市川悦史の「21馬鹿」が核心をついているような気もするがよくわからない。

ジョン・ウエイン

「ブラニガン」(1975)という映画がある。
ジョン・ウエイン最晩年の主演作、西部劇ではなく刑事アクションものだ。ニューヨーク市警の刑事が悪人を捕まえにロンドンで大暴れするという作品だが、途中で「両面を焼いた目玉焼きにカリカリのベーコン。それとホットケーキをどっさり」というスーパーは誤訳だろう。ジョン・ウエインがホットケーキなんて和製英語を使うわけがない。と、40年経過した今でも気になってならない。

「LBcafe」

上田 長野大学前にあるおしゃれカフェだ。以前はケーキ屋さんだったというがよくわからない。現在もケーキもある、サンドイッチなども扱われているようだ。道沿いの大きな開口部からは、長野大学の様子がよくわかる。

「パンケーキランチプレート&スープセット」

目玉焼きをのせたパンケーキにソーセージ、サラダのプレートにスープとドリンクまでついてくる豪華版ランチである。

目玉焼きは半熟だからよし。パンケーキはほわほわ、これをリコッタチーズのパンケーキというのか。あまりチーズっぽくないから違うのかな。

ソーセージは粗挽きでぷりぷり。色鮮やかなサラダのドレッシングはイチゴ入りという、じつにおしゃれな一品だ。スープはビーフシチューを選択したが、牛肉ゴロゴロで驚いた。分厚いマグカップにたっぷりのコーヒーうまし。もう少し熱い方がいいなぁ。

ホットケーキとパンケーキ

“ホットケーキ”はどうやら和製英語らしい、というのはわかるのだが、パンケーキとの関連性がわからない。パンケーキが日本に入って来た際に変わったものか、はたまたまったく違うものなのか。ご教示いただける方はいないだろうか。

上田市「小さなパン屋 ココノカ」可愛らしい素敵なパン屋さん


小さなパン屋 ココノカ
場所 長野県上田市塩川600-10 [地図はこちら
駐車場 あり

宮脇檀

私の師匠筋に宮脇檀という建築家がいる。…といっても学校の先生が彼の孫弟子にあたる方で、実際にお行き会いした事はなく著書をほぼ読破し、講演会に幾度か行かせていただいた程度という、かなり無理やりな”筋ではあるが。彼の作品と出会って建築を目指したのだから、そういう事にさせておいてもらいたい。

様々な作品を手掛けたが、主に住宅それも都市に建つ小規模な住まいづくりを主戦場とした建築家だった。卓越したアイデアをハイセンスなデザインとユーモアで住宅を造り上げる。住宅のうまい作家はたくさんいるが、「住みたい」と真剣に思わされる作家はこの方以外にいない。

houseとhome

その宮脇が引き渡しの際に、施主に対して必ず言う言葉があったのだそうだ。それは
「われわれが造り上げることが出来るのはhouceでしかありません。homeを造るのはあなた方しか出来ません。」
であったという。houceとは住宅本体そのものを、homeとは家庭を指す。住まいとは建築だけで完結はしない。そこに住み、家庭を育むことで完成するのだ。どのような大建築家であろうと、名棟梁であろうと造る事が出来るのは器でしかなく、そこから先は住まい手の努力するしかないのだ。という事となる。まことに深い言葉であると思う。われわれの力など小さなものなのだ。所詮はお手伝いでしかない。この事を常に胸に日々住まいを造り続けている。

私が建築の仕事を始めてから30年を超えた。
これまで携わった住宅はいったい何軒になるだろう。大きなマンション建設から、ごく小規模な改装まであわせて1,000くらいにはなるのではないか。どの家も大事に大切に使っていただいている。そして何よりの幸せは、私の想定以上の使い方をして下さっているお宅と再会することだ。先の言葉が実現したようで、望外の喜びとしか言いようがない。

「小さなパン屋 ココノカ」

この2月4日にオープンされたばかりのパン屋さんである。旧丸子町の住宅を改装した店舗は、名の通りとても小さな空間しかない。しかし、こちらで扱われる品の多様性がすごい。食パン、ベーグル、マルチシリアル、調理パンなどのパン類はもとより、ケーキやキッシュといったものまである。毎度のだが、凄まじい目移り症状に見舞われてしまう。毎度の事だが、迷いに迷って以下を購入した。

「タマゴサンド」

細身ではあるが、ふかふかで表面がパリッと仕上げられたコッペパンと、とろとろタマゴサラダとの幸せな出会い。こういうパン好きだなぁ。あまりマヨネーズが効いていないのもよい。

「キッシュ」

キッシュといえば、欧風玉子焼きというようなイメージを持っていたのだが、こちらのキッシュはブロッコリーをはじめとした様々な野菜類と、ゴロゴロのベーコンとが大量にはいった豪華版である。美味い美味い美味い。ホールで食べたい。可愛らしいサイズではあるが、けっこうなボリュームだ。家内はこれひとつでお腹いっぱいとなってしまったそうだ。

その他、いくつか購入したのだがまだ食べていないのでレポートはおいおいと行わせていただく。

じつはこちらの店舗は、私が手掛けたさせていただいたものなのだ。”手掛けた”といっても、ご要望を伺って図面にしたところまでだから、貢献度からすれば数パーセントといったところだろう。とはいえ、このようにかたちになっただけではなく様々なパンが、…そして大変美味しいパンが美しく並んだ姿は、私の想像を遥かに上回った、最上の空間となりえていた。素晴らしい。

とても小さくて、月に9日間しか出会えないパン屋さんだが、とてつもない幸福感と美味しさに溢れている。ぜひ皆さんもお試しください。

上田市「太郎茶屋 鎌倉 上田店」甘味処の甘い誘惑


面倒な方々

実の息子が言うと支障もあるし、お叱りをいただく場合もあるのだが、わが両親はいろいろ問題のある人物であるといえる。いや別に犯罪者だったり、反社会的勢力に属していたりするわけではなく、いたって普通な人びとである。具体的に列挙していくと長くなるので割愛するが、一般的に「めんどくさい」ジャンルに入るとだけ言っておこう。
しかしながら彼らとて人の子、美徳のひとつやふたつは持ち合わせている。中でももっとも美しく感じられ、私自身影響を受けているのが「差別をしない」「物事に公平」であることだ。とくに食べ物の差別・区別に関しては極端に毛嫌いしていた。両名ともに欠格家庭に育った関係上、その手の事でさんざんと嫌な目にあってきたためだという。まことに天晴れ、褒めてつかわす。などと言うと叱責されるだけだが、これは子々孫々受け継いでいくべき事である。そんなわけだから、様々なところに連れて行ってもらえたと思う。子どもだから悪所にいったり、さほど高級なところへ赴くわけもないから大した場所でもなかったろうが。

母について

とはいえ、これは母親の方だが一箇所だけ同行する事に、よい顔をしない場所があった。それはなぜか「甘味処」だったのだ。連れて行ってもらったことが皆無なわけではないのだが、2回あったかなかったか、というくらいだ。いつぞや上野の街角で見つけた甘味処で
「お母さん、お汁粉食べに行こうよ」
といったら極端に嫌な顔をされたことをはっきりと記憶している。別に汁粉くらいどうということはない筈だが。
今にして思えば、彼女には、かの場所は酒場と同じだったのだ。甘いもの好きで酒を飲まない("飲めない"のではない、家庭のために飲まなかったのだ)ものにとっては、唯ひとつたった1人になれる場所、飾らなくともよい場所だったのであろう。そんなところにうっかりと子ども連れていくわけがない。そんなこんなで、甘味処なる場所に行けるようになったのは、二十歳をすぎてからであろうか。

「太郎茶屋 鎌倉 上田店」

ということで今回は甘味処である。こちらは姫路発祥の「甘味と和の空間」をテーマとしたカフェで、全国展開されているという。以前は長野市川中島にあったのだが、一年ほど前に上田に移転された。

「なっちょ⁈限定 鎌倉甘味三昧セット」500円

一時的な限定のセットではあるが、じつに豪華なコンビネーションである。

◯鎌倉わらびもち

本わらび粉を使用し、毎朝丁寧に練り上げたものだという。ほんのりとした甘さと、固体と液体の中間領域、といった歯ごたえ口ざわりがなんともいえない。

◯麩まんじゅう

まんじゅうの一種だが皮が違う。通常は小麦粉で作るものだが、これは生麩を用いて作り上げたもの。しっとりとした食感と、独特なモチモチ感が素晴らしい。

◯本日のアイス「苺のアイス」

苺の酸味、つぶつぶ感が小気味良く美味い。ただ、気温のせいか冷たくて固く、少々食べづらかった。

◯本日のプリン「ほうじ茶プリン」

ほうじ茶の香ばしさがなんともいえない。小豆も気が利いていてよい。

という4種類を熱いコーヒーとともに、ゆっくり楽しませてもらった。味わいも良い、落ち着いた和の空間もよい。以前よりは狭くなったが、これくらいのボリュームの方がよかったのではないか。

以上久しぶりの甘味処であった。
いずれ母が来た時に連れてきてやろうかと考えた。

 

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飯綱町「いいづなアップルミュージアム i-cafe」りんごにまつわるあらゆる…


【お店のデータ】
いいづなアップルミュージアム i-cafe
場所 長野県上水内郡飯綱町大字倉井5 [地図はこちら]
電話 026-253-1071
駐車場 あり

休みの日

休みであった。
ここ数日いろいろあったので休養に充てるつもりだったが、もったいない気になり出かける事とした。改装なった「野尻湖ナウマンゾウ博物館」を少々物足りないのでもう一つ。車で10分間ほどの「いいづなアップルミュージアム」へ。

いいづなアップルミュージアム

ここは、飯綱町特産品である「りんご」をフィーチュア博物館だが、その徹底ぶりが気に入った。りんごの品種や栽培法、効能などが語られるのは当たり前だが、後半のりんごコレクションが凄まじい。りんごがテーマの書籍・マンガはもとより、ビートルズ関係を始めとするレコードジャケット、映画のポスター、オモチャ、極めつきは場内の片隅にあるグレーのプラスチックの箱。よく見たら昔のマッキントッシュである。あゝアップルコンピュータか。統一感があるのか、混乱しているのかよくわからない展示である。

i-cafe

りんご博物館、そして併設のギャラリーで開催されていた展示(この日は戸田澄江というアーティストの個展)に圧倒された後、カフェで一休みすることに。あまりの「過剰さ」に疲労困憊したのと、受付の方に割引券を頂いたのと双方の理由があったためだ。それにしてもここはすごい。
この施設はりんごを四半分に断ち割ったような平面で、芝生広場をぐるっと回るような計画である。カフェはその広場がよく見える一画にあり、大きな窓から明るい日差しが燦々と差し込む、心地よい空間となっていた。さぁ何を頂こうか。

『おやき2個セット(デザート付)』

『ジビエカレー』『骨付きチキンカレー』に心惹かれたが、ここは長野県民らしく『おやき2個セット(デザート付)』を注文。おやきは野沢菜、キャベツ、大根、つぶあんから二種選べとの事だ。熟慮の末、野沢菜とキャベツを選択。

『野沢菜』

蒸し直され、手で持てないほど熱々である。細かく刻まれ、油炒めされた野沢菜はどこか懐かしい。子供時分に食べていた訳ではないのに。日本人のDNAに刻み込まれているのであろうか。これは永遠に美味い。

『キャベツ』

こちらはキャベツとその他に様々な野菜と共に油炒めされている。甘いキャベツと、ノビロであろう野趣な香りのする山菜とが合わさってとても美味かった。この味わいは、店舗ではなかなかお目にかかれない、お母さんの味である。

『デザート』

デザートは煮りんごにヨーグルトをかけたシンプルなもの。控えめな甘さとりんごの酸味がとても素敵な味わいだった。

すごい場所 いいづなアップルミュージアム

すごかった。あの物量、あの過剰さに圧倒されつくした。歴史は特定個人の「想い」で形成される。中尊寺は藤原三代が、金閣寺は足利義満の理想をかたちにしたものだった。こちらも同様なのであろうか。いつの日か、この施設を作った人に会ってみたい。


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長野市「ケーキ屋Sun」メロンのまんま


【お店のデータ】
ケーキ屋Sun
場所 長野県長野市三輪4-4-1
電話 026-217-8231
駐車場 あり

誕生日

家内が誕生日であるという。実際には4日ほどのちの事であるが、そんなものは誤差のうちであろう。
めでたい、と素直に言ってよいのかどうかは定かではない。若者たちのように、はしゃいでよい年齢でもあるまい。とはいえ、さしたる病もなく、障害もなく50数年これた事は、少しは寿いでやっても罰は当たらないであろう。あくまでもほどほどに。

彼女は、昔から装飾品、調度品、過度な服飾品など、飾り立てるものを好まない。いや、反対にそれらが大好きで、あれがいいこれがいいと、要求されても困り果てるだけなので、助かってはいるのだが。どうせくれるのなら、その場で消費できるものが良いという。すなわち食品類、大概はケーキ、デザートの類を求められる。

ミルキークリームロール

ケーキ、といえば近年出会ったものの中で、もっとも完成度の高いものが不二家の「ミルキークリームロール」であると確信する。

「ふ、何を言っているのだ。そんな俗なものが美味いわけがないであろう」
そのように言うものがいた。たしかに不二家ペコちゃんからは、「幼稚な子どもだまし」と受け取られても致し方ないであろう。
しかし、世の中かほどに甘くはないのだ。…いや甘いのだが、ミルキークリームロールは単なる甘さではない。
クリームがミルキーなのだ。
あの、不二家の古典的名作、ミルキーキャンディ。高濃度のコンデンスミルクの口あたりをよくしたような、千歳飴にも擬せられた、あのミルキー。
とはいえ、あまりの濃さに、ひとつ食べきるのが精一杯なミルキーが、クリーム化されるとじつに豊穣な味わいと化す、複雑な味わいが現出する。たかがロールケーキが、高高度なdesartとなる。バカにしてはならぬ、美味いものに聖も俗もありえない。入浴中を覗かれたペコちゃんが「ミルキー?」と叫ぶだけが能ではないのだ。

しかし、ミルキークリームロールを誕生ケーキにするわけもいくまい。いや、そうした事もあるのだが、何度も使える手段ではない。はてどうしようかと考えていたら、家内からこれがよいとリクエストがあった。なるほど、希望を叶えてあげるのがもっともよい。それに考える必要もない、となれば、それがベストであろう。

「ケーキ屋Sun」

本郷通り、三輪1,3,4,5丁目交差点を西へ曲がり、少し行ったところにある洋菓子店である。以前はドイツパンを扱う、評判の店だったと記憶するが、何年か前に変わられたようだ。使わせてもらうのは初めてだが、前以上に真面目で誠実な、美味しいケーキを作られている、との噂を漏れ聞いていたのでとても楽しみだ。

「メロンのまんま」

季節限定商品なのだそうだ。
1/2に切ったマスクメロンをくり抜き、中にスポンジケーキ、カスタードクリーム、生クリームを仕込み上に皮を取り除いたメロンを載せる。これ以上シンプルなものはない。

ミースの言葉

Less is more 「最小こそ豊かである」
と言ったのは建築家ミース・ファン・デル=ローエである。ガラスと鉄骨、タイルのみで作り上げた「ファンズワース邸」は、住みこなすにはよほどの覚悟と努力が必要だが、そこには現代人の求める「美」がある。

同様に、「メロンのまんま」も切り分けづらく、食べづらくはなはだ閉口ではあるものの、シンプルであるがゆえの美味さがある。これはなかなかの傑作と確信する。

ending

「お母さんは何歳になったのか?」
と、執拗に尋ねる息子を、ひたすら無視する家内。50すぎればいくつでも同じであろう、と思うのだが、そこは女心というものである。黙っておいてやろう。秋の気配が近づく夜長である。

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信濃町「小林農園」糖度満点!お菓子なみに甘い焼きもろこし


【お店のデータ】
小林農園
場所 長野県上水内郡信濃町柏原4352-2
電話 026-255-4075
駐車場 あり

早めの夏休みである。
大きくなってしまい、父親と出かけるという習慣が消え失せた子どもと、パートに出た家内を置き去りにして、父は1人旅に出る。

旅、といってもどこにいけるでもなし。わが家から1時間範囲をぐるぐる廻る程度なのだが。ある日は映画、またある日は美術館などを経めぐり、昼食をとってくるだけの旅だが、これが面白い。あれをやりたい、これがダメというプレッシャーがないのがよい。行きたいところを好きなだけ。極めてテキトーであるが、風の向くまま気の向くままに、半日ないし1日のぶらぶら旅がやめられない。

という事で本日の午前は映画鑑賞。権堂で昼食をとり、はてどうするか。無論、このまま帰る選択肢はない。スイーツでも食べに行くか。

「小林農園」

話のみには聞いていた、伝説とまで言われた、信濃町とうもろこしの、そのまた老舗と言われる小林農園である。こちらの焼きとうもろこしは、友人からの土産でもらい、食べたことはあるが現地では初である。

平日の14:00すぎ、しかも猛暑の中ではあるが、かなりの人出である。店内(屋根だけの吹きさらし空間だが)は7割程度の混雑度であろうか。1人分の席を確保し、注文である。

「焼きとうもろこし」250円

先に蒸してから焼くと甘みと旨みが逃げず、美味しくなる。と、掲示されている通り、これが美味い。焼きたてすぐは、手に取れないほどの熱々である。ふーふーと息を吹きかけ、冷ましながらかぶりつく。

シャバシャバという音が出ているかに思えるほど、水分が迸る。甘い、美味い。ここまでくると果物、お菓子のレベルである。顔といい、手といい、腕といいベタベタにしながら食べる。ああ幸せだ。

土産用に、二本追加注文したら、小さいのをおまけでつけてくれた。素直に嬉しい。次回は、冷やしトマト、キュウリとともに頂こうと思う。

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長野市「和菓子処 喜世栄」小さくも優雅な「和」


【お店のデータ】
和菓子処 喜世栄
場所 長野市横沢町 653
電話 026-232-7396
駐車場 あり

前回の「500 円でなっちょ‼︎」はずいぶんと使わせてもらった。
特にスイーツ系の店に収穫が多かったと思う。これがまた新鮮なのだ。食べすぎは禁物だが、とてもよい。なっちょ最後の訪問は、創業 85 年の老舗和菓子店を選択した。

和菓子処 喜世栄

善光寺 門前町の横丁を少し入ったところにある、小さな店である。おやきや半生菓子など昔ながらの和菓子を扱っている。お邪魔したときも、品のよいマダムが買い物に来ていた。野点に用いるのだという。

「喜世栄自慢のお菓子詰め合わせ」

こちらのいわば、「基本セット」とでも言うべきものだ。最初から用意されたものではなく、ひとつひとつケースから取り出して箱に詰めてくれるのが心地よい。

セットは 4 種類の和菓子で構成されている。
「水無月」
「石衣」
そしてまんじゅう 2 種という組み合わせである。どれも小さなものだが、しっかりと「和」を醸成している。そうだ、久しぶりに抹茶を点てよう。

グレーは酒饅頭。薄皮に包まれたこし餡の品のよい甘さが抜群である。ベージュの方の名を失念したが、つぶあんと抹茶あん 2 種のあんが使われており、小さいのに味わい・歯ごたえともに楽しめる一品だった。

「石衣」

こし餡を白砂糖でくるんだ半生菓子。宿坊の茶うけに使われていると聞いた。
さくりとした砂糖の生地と、ふわりとしたこし餡、双方の甘さと食感が楽しめる品のよいお菓子であった。

「水無月」

白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもので、京都では 6 月 30 日に、1 年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習があるという。
小豆のつぶつぶ感と、ういろうのもっちり感が絶妙である。よく冷やして頂く、典型的な「夏菓子」といえる存在で、とても美味しかった。
初夏のひと時、濃く仕立てた抹茶とともに、冷たく品のよい和菓子もけっこうなことである。

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長野市「CAFE REST」YAMADA電機に聳える「塔」


【お店のデータ】
CAFE REST
場所 長野市吉田一丁目21-33 YAMADA電機長野SBC通り本店2階 [地図はこちら]
電話 不明
駐車場 あり

「塔」と言われて心踊り、血肉が燃え立つオトコどもは少なくはないだろう。様々な困難を乗り越えて辿り着き、最後の、最強の的に立ち向かうべく、高き「塔」へと歩を進める。それが漢の生きる道だ。

以上はもちろん、RPGの事だ。
若い頃はずいぶんと熱中したものだ。ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなど新作が出るたびにいそいそと買い込み、徹夜でプレイしたものである。

老眼中年と成り果ててからは、すっかり離れてしまったが、現在でも息子が同様のゲームをプレイしているところを見るにつけ、懐かしく、かつ燃える漢心がくすぐられる気がしてならない。

「塔」がある、と聞いた。それもごく身近な場に。高き塔が困難とともに待ち構えている。ゲームからは足を洗ったが、リアルめしともなれば、足を向けざるを得まい。いざ行かん、SBC通りへ。いざ立ち向かわん、YAMADA電機へ!

CAFE REST

「スフレパンケーキ タワー」1080円
「たまごドッグ」432円

最後の最後に登場する敵、すなわちラスボスは、たいてい複数でやってくるものだ。まして、夕食時の闘いである。たまごドッグはちょうどよい相手だ。

刮目してみよ。
厚く仕立てられた三層のパンケーキ。かの者を貫くポッキー、そして生クリームとラズベリーソースの紅白が、ラスボスを美しく、絢爛に、そして妖しく彩っている。

ラスボスは力強く、生命力旺盛。かつ技もスキルも高いとなれば、いちどきに倒すなど不可能である。粘り強く守り、攻撃はバリエーション豊かに。小鉢に入ったそしてメイプルシロップでパンケーキに味変を加える。同じ器に入った、アイスクリームは楽しい存在するといえる。裏にそっと置かれた「キットカット」が地味ながら美しく皿を彩る

いくら勇者といえど、1人で立ち向かえるわけではない。そもそも難敵である。少しずつ大胆に闘うが勝機は見えてこない。ラズベリー、生クリーム、メイプルシロップを上手く味方につけながら、相手の弱みに付け込んで行く。

タワーを攻略すれば、あとは「たまごドッグ」である。とはいえこれも大きな相手だ。ポテトチップを味方に、最後の突撃だ。


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小諸市「ジェラートちるちる」悠々たる浅間のもとに


【お店のデータ】
ジェラートちるちる
場所 長野県小諸市大字滋野甲415-1 [地図はこちら]
電話 0267-24-2626
営業時間 11:00~18:00、水曜のみ11:00~17:00日曜営業
定休日 月曜日
駐車場 あり

帰途

佐久からの帰途、時間があったので高速道路ではなく、浅間サンラインを使う事にした。風が少し吹いていたのと、雲があったのとで快晴ではなかったが、それでも見晴らしのよい場所に差し掛かると浅間山が大きく見えて気持ちよい。さほど余裕のある仕事や生活をしているわけではないが、あくせくした動きだけはごめんだ。せめて気持ちだけは貴族でいたいものだ。
浅間山麓、湯ノ丸高原の最下部のあたり、広々と爽やかな風景の中にいると、せこせこした日常から解放されて、『悠々たる』、『泰然とした』といった気持ちになれるような気がするのだ。『気がする』ばかりなのが残念だが。せっかくだから一休みしていこう。ちょうどよい場所があるのだ。

「ジェラートちるちる」

小諸ICと東部湯の丸ICの中間地点くらいの場所にあるジェラート屋だ。冬季の休業期間がようやく明けたこのお店で浅間山を愛でながらジェラートを頂く。これほど快適な休憩はない。
こちらも開店してから何年になるだろうか。以前は取扱商品も、調度品も少なく、ぶっきらぼうな風があったが、改装を重ねイートインコーナーも出来、心地よく過ごせるようになった。もっとも、ジェラートの味は当時から現在まで変わらずに最高レベルを保持しているのだが。

ジェラート

本日のジェラートは9種類。メープル、ジャージー牛ミルク、いちごチップ、クリームチーズ、オグラ、チョコラータ、グレープフルーツシャーベット、パイナップルシャーベット、ぶどうカルピスシャーベット、ぶどうシャーベット。いや、もっとたくさんあったのだが、選択しきるわけがない。したがってラベルが掲示されたものだけを検討の対象とした。組み合わせにはいつも悩まされる。ラベル品だけで9種類もあるのだ、悩まずに選択できる者が羨ましい。

『トリプルコーン』450円

結局、ひとつに絞る事が出来ず、3点ならなんとかなるだろう。という事でこうなった。優柔不断の果ての判断である。
ミルク系二点にシャーベット系一点、がこのところの傾向である。チョコは外せないが、だからといって全てバニラ系にしては味わいが近すぎてつまらない。そこにフルーツの酸味を加えると、すべてがより引き立つであろう。なかなかよいスキームであると思うがいかがであろうか。
本日のチョイスは
CIOCCOLATA(チョコラータ)
いちごチップ
パイナップルシャーベット
の三点。われながら見事なコンビネーションといえる。

『CIOCCOLATA』

まずはメインフレームから。『メープル』または『ジャージー牛ミルク』と最後まで争ったのだが、今この場には濃厚なカカオが必要であろう、いやカカオでなければならぬのだ。バニラの香り、ミルクの優しい味わいとカカオの苦味が素晴らしい。

『いちごチップ』

バニラ系第二弾である。フルーツ系とを連携する重要な役割を持つ。チップ状に細かく刻まれた大量のいちごがそこかしこに浮遊した、甘さと酸味が一体となっている。これも美味い。

『パイナップルシャーベット』

そしてトリはこちら。パイナップル味のアイスは子供時分にはよくあったが、近年はあまり見かけない。そんな懐かしさもあっての選択だ。甘さと酸味、そこにシャーベットの舌ざわりが加わりじつに美味い。

かように様々な思索の末決定したが、この過程で『悠々たる』『泰然とした』場面が全くなかったことが、誠に残念でならぬ。

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「竹風堂 」小布施の豊穣な甘味と優雅なひととき【本日のスイーツ】


【お店のデータ】
竹風堂 小布施本店
場所 長野県上高井郡小布施町973
電話 026-247-2569
営業時間 10:00〜19:00
定休日 1月1日、臨時休業年3回
駐車場 あり

打ち合わせに出たはよいが、先方の都合で時間が変わったため調整が必要となった。ならばせっかく小布施にいるのだ、久々に栗の甘味を試そうとこちらに繰り出した。

小布施町といえば建築家 宮本忠長デザインだろう。まだまだ元気な時代の気合いの入ったインテリアをも堪能した。

「栗いむあんみつ」

名産だけあって、栗が主体の甘味である。「栗いむ」とは栗を練り上げあんにしたもの。小豆あんとは少し趣が変わっており、とても美味い。

牛皮など食べたのは何十年ぶりであろうか。

黄桃、パイナップル、みかん、寒天がしっかり入った、品のよい味わいである。

長野市「アルテリア・ベーカリー長野店」メロンパンなひと時


【お店のデータ】
アルテリア・ベーカリー長野店
場所 長野県長野市長野東後町2 [地図はこちら]
電話 026-217-2655

メロンパンのおやつである。
こちらのオープンはいつだったか。すでに権堂の名店と認知され、行列が絶えたことがない。とはいえ、昼過ぎの中央通りはさすがに並んではいない。

『メロンパンアイス カフェセット』500円

例の「500円でなっちょ」を使い、冷たいデザートという訳である。名物であるメロンパンにバニラアイスを挟み込んだものと、250円までのパイ、200円までのドリンクを選択できるという

メロンパンは、クッキー生地のサクサクとした歯ごたえと、もちもちの内部のコントラストがとても楽しく、抑制された甘味もよろしい。そこにバニラアイスが挟まれたとあれば、美味しくないわけがない。

冷たいバニラアイスが、少しずつ溶け出し生地に染み込んでいくと、双方の旨味と、舌ざわりがほどよく合わさる。これは絶品だ。しかし、これひとつでかなりの大きさとなり、お腹いっぱいになってしまう。


コーヒーの苦味と暖かさが口中を塩梅よい風にしてくれる。もう一つはカレーパンとしたが食べ切れないのでお土産に、こちらもほどよく辛く美味しかった。

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