長野市「チーズ洋菓子店」チーズとの関わりと美味いチーズケーキ


チーズ洋菓子店
場所 長野県長野市高田253 [地図はこちら
電話 不明
ジャンル 洋菓子店
バリアフリー ?
URL https://cheesecake-nagano.com

好き嫌いがない

その概念ごとないと言い切ってよいと思う。この年齢になって、ぼくはなんでも食べられます!などと言いふらすのはあまり自慢にはならないが、ここは恥を忍んでカミングアウトすることにしよう。

もちろん食べたことのないものはたくさんある。東南アジア諸国のドリアンとか、スウェーデンのシュールストレミング、いや国外でなくとも鮒寿司なんてものも口にした経験はないから、いざそのものどもと相対した時にどのような反応を示すかわからない。たぶん慄きながらも食べてしまうだろうが。

「愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ」

というから、必ずしも経験せねばならぬという事でもなかろう。とはいえ経験しなければ可不可を語る事すら出来ない場合もある。そういった方針で50数年生きてきた。まぁ食い意地および好奇心が強いという事なのだが。

そういう『バカ舌アホ腹経験主義』の私だが、かつて嫌いとまではいかないが、「なんとなく口にしたくない」レベルの食べ物が一点だけあった、それはチーズ。わが生家にはそもそも牛乳文化がなかった。たまにパンにバターつけて食べる事はあっても生乳を飲む事はない。チーズなんて考えた事もない。だいたいプロセスチーズなんてものは石鹸ではないのか?ブルーチーズなんて化学薬品だよね。ピッツァやチーズケーキのチーズとは別物に違いない。

そのような偏見こそあったが食べられない事絶対にない。そんな状態は20歳代までは確実にあった。結婚して30過ぎたらまったく平気になってしまったが。精神的に図々しくなったのであろう。

そうだ、チーズケーキだ。

昔々子どもの頃はレアチーズケーキしかなかったのだ。そもそもチーズとはご縁なく育ってきたから当たり前なのだし、そもそもあのフニャララした食感がいやであまり口にしたことがない。高校のとき、東京 調布の某ケーキ店でベイクドチーズケーキと出会うまでは。あのハードさは洋菓子の範疇を超えた「男の料理」だった。

「チーズ洋菓子店」

長野市 高田というよりも昭和通りを乙妻より少し市役所寄り、もしくは新しくできたTOTOショールームの斜向かいといった方が通りがよいのではないか。通りがかりに『チーズケーキ専門店』なる幟を見つけ、これは行くしかないだろうと突撃した次第である。道端にポンと置かれたような小屋のような、というかこれはヨドコウか何かの物置を店舗に改装したのであろう。三尺ばかりの売り場の他は調理場なのであろうか。店先に人影はなく、呼び鈴をチンとならすと男性ひとりモッサリ登場(失礼な紹介だな)。今年2月にオープンしたばかりだというこちらのメニューは、なんとチーズケーキ2種のみであるという男らしさ。これには萌えてしまった。オーダーはもちろん

「オリジナルチーズケーキ」400円

詳細なレシピはわからないが、見た目はどこにでもあるベイクドチーズケーキでしかない。しかしとてつもなくトロトロ。店先に「当店のチーズケーキはとてもやわらかいです」と掲示されていたがまさしくそのまんま。ある程度冷えていなければ、持ち上げることすら難しいだろう。濃厚なチーズと品のよい甘味が凝縮された『飲むチーズケーキ』と表現してよいかもしれない。今までありそうでなかったタイプ?いや私が知らなかっただけか。それにしても美味だ。

「1人で始めたばかりなので手が回りません」

という店主はバカ正直にもほどがある、そんな風情の方だがだからこそよいのだ。今のところ15:00〜19:00の営業だが、なくなり次第閉店という潔さもよし。早々に抹茶のチーズケーキも食べに行ってみよう。

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