長野市「かっぱ寿司 上高田店」回らないかっぱ寿司!


かっぱ寿司 上高田店
場所 長野県長野市大字鶴賀334-6 [地図はこちら]
電話 026-225-6038
ジャンル 回転寿司
バリアフリー ◯
URL https://www.kappasushi.jp
駐車場 あり

「ど根性ガエル」

のひろしくんちと違いわが家は比較的よいものを食べていたと思う。それはもちろん、お金もちであったからであるわけもなく、単に母親が
「カネのない貧乏は仕方ないが、食べ物のない貧乏ほどみじめなものはない」
というフィロソフィーもしくはイデオローグの持ち主であったから、寿司でもうなぎでも、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、生牡蠣などという一般的に『美味いもの』とされるものは割と頻繁に食べていた。

とはいえ

そこは食べ盛り大喰らいの3人息子のいる家庭のこと、単価など恐らく『ほどほど未満』でしかなかったと思う。その証拠に、たまにはカウンターの寿司を食べたいと言ったら、色をなして怒られてしまった。お前などを連れていったらひと財産とんでしまう。たしかにその通り、あれだけ食べてればねぇ。

仕方がない

寿司くらい自分で食べに行こう。カウンターで好きなものを好きなだけ食べよう。もっとも同じカウンターでも回っている方の寿司屋だが。

「かっぱ寿司 上高田店」

こちらにお邪魔するのは1年ぶりくらいだろうか。コロナ対策で受付機が出来て早く座れるようになるは、注文はタッチパネル化してしまうは。そうだ!そもそも寿司が回転せずレール上をピューっと進んくるのだ。

回っているものからの選択よりも、注文式が多かった者としてはじつに喜ばしい。よし、ほどほどのを喰らうぞ。

「まぐろ・えび二種盛り」

まずは定番から攻めて行こう。朱色で映えもよく味も具合もよい。世界のまぐろは日本人が食べ尽くしてしまうのではないか、と言われていたが近年は台湾で中国でも好まれるようになったのだとか。大変だ、無くなる前に食べてしまわねば。蒸しえびも旨味たっぷりだ。

「かにみそ軍艦」

重厚な色彩と、夏野菜代表キュウリが綾なす存在感が嬉しい。それにしてもかにみそ美味いなぁ。

「とろサーモン 塩炙り(レモン)」

炙りサーモンが見当たらなかったのでこちらとしたが完成度は変わらず、かっぱ寿司ネタ中トップを張るのではなかろうか。レモン味がさっぱりでよろしい。

「厚焼玉子」

江戸前寿司は板さんの技量を測るため玉子焼きから注文せよ。という俗説があるが、実際にやったら柳刃で刺されても文句を言ってはならない。ちなみに寿司屋の玉子焼きはデザートの代わり、とも言われるが、私は何によらず甘い玉子焼きが好きなので途中でも食べてしまう。

「つぶ貝」

この艶かしい色つやの貝が大好きなのだ。見た目も歯ごたえもよいし。このコリコリが気に入って3皿も食べてしまったことがあるが、あの時はおごりだったなぁ。

「えんがわ」

ひらめの端のびらびらしたところだが、これはそもそも捨てるところだったのだとか。そういうものを美味しくいただくのが江戸っ子の粋というものだ。と、誰かから聞いたのだが本当の事だろうか。

「旨辛四元豚」

出た!邪道寿司!と言われる向きもあるかもしれないが、この肉寿司なるジャンルは馬鹿に出来ないのだ。ピリ辛でちょっと甘めの豚焼肉と酢飯が合わないわけがない。

「とびこ軍艦」

これも定番だ。紅のとびこが美しい。すこし粒が大きくなったようだが品種をかえたのであろうか。プチプチ感が増して得をしたような気になれてよい。

「甘海老軍艦」

海老にマヨネーズというコンビネーションは最大級の出会いものと言えよう。それはたとえヅケにした甘海老でも変わりはなくとてつもなく美味い。今回のかっぱ寿司行きを飾る最高のひと皿であった。

世の中に『よほど美味いもの』があると知ったのは社会人になってから、それもずいぶん経ってからだ。奢ってもらえるようになるにも、それなりに時間はかかるのだ。ああ、いつか連れていってもらった六本木の寿司屋は美味かった。値段もよかったろうが人のふところだから気にしない。それにしてもS社長、もう一度でよいから連れて行ってください。そうしたらあなたへの借りは忘れてあげます。

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