群馬県渋川市「永井食堂」群馬ひと走り①磯崎新 もつ煮への旅


永井食堂
場所 群馬県渋川市上白井4477-1 [地図はこちら]
電話 0279-53-2338
ジャンル もつ煮、定食
バリアフリー ◯
駐車場 あり

こう見えても

建築が好きなのだ。
ここではっきり言わせてもらうが、仕事が好きなのではない、建築が好きなのだ。とくに50〜60年代に建築された古いものがよい。現代に比べまだ資材も少ない、工法も未発達の時代に精いっぱい背伸びをしてデザインされたものにたまらなく惹かれてしまう。

磯崎新

磯崎新

という建築家がいる。
詳細は省くが、私は宮脇檀の明快なデザインと文章、そして磯崎新の名前(なにしろ同名だし)と理論優先のデザインに惹かれて建築を目指したのだ。道も立っている場所も方向性もまったく違ってしまったが、精神は忘れていないつもりだ。
その磯崎作品がお隣の群馬県に3点もあることに気づいた。その中の「群馬県立近代美術館」はお邪魔した事がある。ではあとのふたつを観に行こうか。どうせ4連休でヒマなのだ。

「ハラミュージアム アーク」

場所 群馬県渋川市金井 2855-1
電話 0279-24-6585
URL https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/visiting/

こちらは

東京 原美術館の姉妹館としてオープンされた施設だ。雑誌で観る限り芝生の上にポンと置かれた黒の箱、という印象があり小さな施設と思い込んでいたのだが、いやいや立派はものであった。

磯崎は

師匠 丹下健三の「大地に屹立する」方向とは正反対を指向してきただけあって、わざとこのように作っている、あるいは重く作れないという事もあろうが。

地と図の反転

であったり、極小から極大へ、といった建築としてはごく当たり前の手法を積み重ねただが、その展開のさせ方がにくい。美術館というのは美術が主なのだが、磯崎の「アートとしての建築」というチャレンジが小気味よかった。

美術館好きな

割には、アーティストも作品も知らない。森村泰昌も今回初めて知った方だ。『セルフポートレイト』とは自らが古典絵画など扮し作品化する。変な手法だが、大作「レンブラントシリーズ」を見つめていると、こちら側とあちら側の境界が曖昧になってきて、激しい目眩に見舞われてくるようだ。

その他

クリストのドローイング、ウォーホールによる巨大なキャンベルのスープ缶、草間弥生ちゃんのカボチャ、横尾忠則と磯崎新のコラボレーション、狩野派の日本画とイサムノグチの競演など刺激的なひと時であった。

そして

お楽しみランチタイムである。いろいろ調べてみたのだが、某食堂の黒いカツカレーなど大変うまそうだったのだが、ある方から『日本一うまいもつ煮』があるとの情報が入り行ってみることとした。

「永井食堂」

国道17号線沿いに、ポンとある平屋の建物。正面に大きく『うまい安い早い』『もつ煮は日本一』と大書されている。自己申告ほど信用ならないものはないのだが、駐車台数、列の出来ようと店のおばちゃんの客さばきを観てこれは絶対的な美味さを確信した。

「もつ煮 大」770円

大というのは

もつ煮の量の差だとか。ご飯の量は普通、少なめと調整してくれるようだ。ヤマといえばすげーのが出てくるようだがやめておいた。食は細い方なのだ。

カウンター

のみの店内はひとり分が狭いのでお盆を立てて食べろと指定される。こういうローカルな感じがキッチュでよい。

褐色というより、こげ茶の汁に浮かぶ大量の豚もつ。濃い味、を大きく凌駕するほどのきついみそ味はご飯にあいまくる。ああ、これならヤマ盛りにしてもらえばよかった。まぁこれは次回の楽しみという事で。

さぁ腹いっぱいだ。次なる磯崎新作品に参るぞ

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