東御市「そば処ふるさとの草笛」ヤヴァさ満点!為右衛門そば!…の小結


店名 そば処 ふるさとの草笛
場所 長野県東御市加沢435-1 [地図はこちら]
電話 0268-63-1888
バリアフリー △ 入口に段差あり
ジャンル 蕎麦屋
駐車場 あり

そういえば

このところ驚くことが極端に少なくなった。いや、思わぬ幸運が訪れておおおおおお!という事や反対に失敗に気がついてあああやべ。なんて事があったり。つい一昨日も一般道でまったくこちらを見ていない、クラクションを鳴らしても気づきもしないおばちゃんドライバーから幅寄せされ、あやうく接触事故を起こされそうになりうわあああああああ!などという『驚き』はしょっちゅうだが、心揺さぶられあぁこれはいいなァ、あるいはギョっ!とはするものの、よしこれを乗り越えていこう。チャレンジしてやる。とおったよい意味の『驚き』あるいは『感動』と言い換えてもよいかもしれないのだが、そのようなものは極端に少なくなってきている。

『驚き』

は大概初めて出会う事に対して起こるものだから、50を過ぎ良いことも悪い事(大したことはないが)をも経験してしきた、汚れきった大人どもは少なくなった、というよりも感じなくなったという方が正解なのかもしれない。先だって観た古い映画で大泣きはしてきたものの、幾度となく観た作品だから細かな部分で、ああこうだったか。という小さな『驚き』はあったが大枠では、過去が再確認できた、あらためて同様の感動を受ける事ができた、そのようなものとなってじっているからなんてつまらない人生となってしまったのであろうか。

「そば処 ふるさとの草笛」



東部湯の丸インターチェンジからそのまままっすぐに南下した、もう少し下ると千曲川という地にこちらはある。「蜂天国」という人と蜂が協力して形作られたアート作品を展示した施設と同じ敷地内にある。





というか、経営は同じだと思う。確認した事はないが。小諸、佐久、上田、長野にある「信州蕎麦の草笛」から暖簾分けされたとも聞いたが確認したわけではない。

こちらも

「信州蕎麦の草笛」と同じくデカ盛りそばで有名なのだが、もう少し市井の蕎麦屋らしく丼ものや定食ものなど融通のきいたメニュー構成となっている。『もつ煮定食』なんて素敵すぎるではないか。



とはいえ、蕎麦屋にきてたぐらずに帰るのは間が抜けている。久しぶりだがいつものように中盛りとしようか。総重量1Kgという大盛りは一度食べてこりごりしたからだが、傍をみるとすげーのがあるのを思い出した。

「為右衛門そば」



ふるさとの草笛創作メニュー。為右衛門そばとは東御市出身の大横綱 雷電為右衛門を顕彰して名づけられたものだ。田舎のおばちゃんちでしか見た事のないほどの大型すり鉢に、大量のそばといくらなんでも融通のききすぎる色とりどりの素材がトッピングされた凄まじいメニューだ。

私が

どれほど大喰らいでもこれはまずいだろうと、今まで避けていたのだ。ほうぼうを調べても1人で成功したという例はごくわずかだ。しかし、よくみると『横綱』『大関』『小結』とサイズがあるようだ。これは知らなんだ。今まで(といっても何度もお邪魔していないが)横綱というだけで怖気づき、ろくに確認もしなかったのだ。これは手落ちとしか申し上げようがない。だからといって大関を注文するほど愚かではない。掲示されている横綱と小結の差をご覧あれ。とんでもない事態に発展するのは目に見えている。ここはいつも通り奥床しくいくべきであろう。

「為右衛門そば 小結」1300円



見た瞬間、驚異!びっくり!驚いた!感動!すげー!素晴らしい!様々なエモーショナルな感情に取り囲まれてしまう。見た目こそこぎれいに盛りつけられているが、だからこそ視覚的に騙されてしまう。これはヤヴァい。「ヤバい」ではなく「ヤヴァい」のだ。おいおいおい、これは凶暴なメニューだぞ。小結でこれなのだから横綱はいったいどうなっているのだ。びぃびぃびぃびぃと脳内で鳴り響くエラー音を聴きながら、ああああまたやっちまったと後悔しながら丼の確認作業を敢行する。







わが家で使っているのと同サイズの、小ぶりのすり鉢に中盛り程度のそばがどん!その上に山菜の水煮やワカメ、大根おろし、とろろ、刻みネギ、わさび、そして豚の角煮スライスが3枚。背後にそびえるのは草笛自慢のエビ入りかき揚げが1枚、アンズのシロップ漬けはデザートのつもりだろうか。なににせよ豪華、いや超超超豪華なメニューだ。









それにしてもどこから食べたらよいのか、途方に暮れてしまうが、注文してしまったのだから仕方がない。やってみよう。
備えつけの取り皿に、表面目一杯に敷き詰められた具材類を一時避難させる。角煮はかなり柔らかく箸でつまめないほどだ。とろろと大根おろし、わさびそして山菜類はつけ汁へ投入する。かき揚げも離脱しようとしたが、表面パリパリ部にそばが引っかかり動かないのでそのままにしておかざるを得ない。





蕎麦は

草笛共通の小麦粉が多いタイプ。このやたらと弾力のある蕎麦は、口の悪いものからは
「蕎麦ではなくうどん」
と指摘されることもある。ひどい言い方だし事実でもあるが、これはこれで美味いから文句を言うつもりもない。そんな事よりも具材の種類も量も多いから食べづらいことこの上ない。いったいどーしたらよいのぢゃァァァァァァァァァァァァァ!とかなんとか言いながら20分ほどで平らげてしまう。



ようやく食べ終えたはよいが、腹が重過ぎて動けなくなってしまう。そもそも、これを食べられる53歳というのがもっともな驚きではなかろうか。困ったものだ。

 

 

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