【映画days #1】MIFUNE THE LAST SAMURAI


三連休である。
日頃の激務に傷みきった身体を休め、…などということは、絶対にあり得ないことだが、ごろごろして三日間をただ空費するのももったいない。せめて一日、何かをしたい。と感じた結果、映画を観に行く事にした。

長野グランドシネマズというシネマコンプレックス以外にある映画館は、一部ミニシアター化しているので、派手さはないが、先鋭的で刺激的な作品を常に供給してくれている。先だってシネマポイントで観た「ストーカー(1979)」しかり、「かがみ(1975)」しかり。今回も何かないかと調べてみたら、あった。

MIFUNE THE LAST SAMURAI(2017)

俳優 三船敏郎を追ったドキュメンタリーである。
豪放磊落かつ繊細な努力家、豪快かつ繊細な気配りの出来る苦労人。見た目や役柄以上に複雑な人物 三船敏郎を育んだのはいったい何だったのかを、作品映像や共演者、スタッフなどの証言によって構成する。


公式サイトより

召集され、軍隊ではいじめられ、若者たちを特攻に送り出すという、つらい体験だけをして敗戦。広島で父母を亡くし、裸一貫で出直さざるを得なかった戦後。スタッフ仕事にでもありつければと応募した東宝で、なぜかニューフェイスに抜擢されデビュー。黒澤明にその個性を、見出され数々の名作を作り出して行く。

おおらかな時代に起きた、奇跡か?偶然か?
その正体は分からないが、「戦後の日本」が生み出し、「戦後の日本」を牽引し大いに発展したが、「戦後の日本」の終わりとともに、活躍の場を失っていく。

「サムライ 評伝 三船敏郎」とほぼかぶるので、内容もだいたい掴めてはいたが、映像とではずいぶん印象が違う。とくにインタビュー類は迫力がある。土屋嘉男の

「三船敏郎ほど我慢強い俳優はいなかった」

という言葉にすべてがある。そのように感じた。

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