長野市「食事と酒の おぶち」昭和の食堂カレーと突発的なナス活について


店名 食事と酒の おぶち
場所 長野県長野市大字稲葉21 [地図はこちら]
電話 026-228-5538
ジャンル 定食、居酒屋
バリアフリー ◯
駐車場 あり

そういえば

今年は令和2年であった。
そんな事に気づいたのはつい数日前のことであった。今年はコロナ、オリンピック延期、コロナ長梅雨、コロナ、大暑と落ち着かなかったから年号にまで気が回らなかった。というのはあくまで表向きへの説明であって、ただ単に私の間が抜けているだけだからご心配いただく必要はない。

それにしても

平成が終わってから1年も経つのか。そもそもようやく平成に慣れたところだったというのに。ご高齢の天皇陛下(左右でいえば明らかな左側である私だが、どうも現 明仁上皇だけは悪く言えない)の事を考えればご退位は致し方ないが、いくら慣習だからといって年号まで変える必要はないではないか。そんなことを言っても仕方がないが、年号を間違えて行政から書類を突き返されるたびにいらいら恨み節のひとつも言いたくなるではないか。

そんな事を考えるのは、令和よりも平成が、平成よりも昭和の方がよかった。という気持ちがベースにあるからに他ならない。あの頃はよかったねえ、と昔はよかった式にオートで考えているわけではない。昭和が終わった1989年1月7日時点で私はまだ22歳。社会人にこそなってはいたが、まだまだ青二歳未満の子どもでしかなかった。責任云々よりも庇護される立場だから、少なくとも自分にとってよい思い出しかない時代といえる。

「食事と酒 おぶち」



稲葉の原信もしくはK’s電機の斜向かいというか。少し前まで交差点のすぐ脇にあったのだが、道路付け替え事業のため、裏通りっぽい場所となってしまった食堂だ。もちろん以前から知ってはいたが、駐車場の位置がわからずそのままにしていたのだが、この間ある方のブログでその場所がわかり、早速お邪魔した次第だ。

昭和っぽいとそこここで言われている。たしかに木造モルタル塗りの建物は決して新しくはなく、使い古された暖簾は、布地そのものがくたびれきっており、どこかやるせなく軒から吊り下げられている。内部も同様かな?と思ったがさにあらず。古くはあるが、隅々までビシっと整理整頓、清掃された清潔感のある気持ちのよい空間だ。これで安くて美味くてボリューミーなら評判がよいわけだ。

本日はカレーが呼んでいる

それもインドカレーでも金沢カレーでも、CoCo壱番屋でもない。ごく普通の食堂のカレーを所望する。まったりねっとり粘度が高く重いあの日本式カレーを欲するのだ。ところが、店奥の黒板に衝撃的な文字が

「ランチ¥600 マーボーなす」



がががががーーーーーーーーーーーーーーんッ!
なす?マーボーなす?なすを中心に人生が展開している私にとってこれ以上のメニューはない!!!!ではこれを。…とはならないのだ。初志は貫徹ナンボ、昭和の時代の若僧ではないのだ。ここはひとつビシっといこうビシっと

「カレーライス」550円



ごく普通の、なんの変哲もない、変化球などとは間違ってもいえない、そこいらのどこにでもあるご家庭のカレーライスだ。ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎなどの野菜類はなんとか確認できるが、肉類はほとんど分からない。煮込みすぎて溶けてしまったのか、はたまた最初から少ない量であったのかはわからないが。





食堂のカレーだから当然辛くはない、むしろ甘めの食べやすいタイプで、とてつもなく安心感がある。ご家庭の、というよりも専門学校の学食にあったようなカレーであろう。美味い美味い。

カレーで初志貫徹したはよいが、所詮私のDNAにはなすがしっかりと刻み込まれているのだ。したがって、メニューに「なす」の文字が記載されている以上注文せざるを得ないのだ。といってもマーボーなすを単品で、というのも芸がない。うまいものはないかと探していたらあったあったありました。これなら誰からも、いや私のDNAからも文句は出ないであろう。よぉしナス活が始まるぞ。

「なすみそ」400円



実際に出会うまではいわゆる油味噌かと思っていたのだが少し違う。なす、ピーマン、玉ねぎによる肉なし回鍋肉といった感じ。少し中華に寄ったというか。それにしても強い味噌味わいとなすとのコンビネーションが凄まじくあって美味いことこの上ない。





これは明らかに白飯と合わせるべきであろう。このまま小ライスを、とも思ったがそれでは食べすぎで動けなくなってしまうので断念。また食べにこよう。

乙妻に秋山食堂に富くどりにこちら

と、まだまだ昭和の香りのする飯屋がある。これほど嬉しいことはない。大事にしていかねばと心から思う今日この頃である。

えッ?

カレーとなすみその相性はどうだったかだって?合うわけがないだろう。今回は相性で決めたものではない。私のDNAが選択させたもこ、私のパッションがこの道を進ませたのだ。一般の方は決して真似してはならぬ。



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