長野市「乙妻」カレーうどんかけご飯


店名 乙妻
場所 長野県長野市高田338 [地図はこちら]
電話 026-226-4240
駐車場 あり
バリアフリー ◯
ジャンル 定食屋、居酒屋

変節漢

という言葉にはネガティブなイメージがまとわりついたいやないやなフレーズと受け取られる事が多い。そりゃそうだろう。それまで信じてきた道を、講じてきた策を自らの都合だけで変えてしまう。わが身のみのことであれば問題はないが、周囲に対する迷惑を考えたことはないのか!お前はなんてひどいヤツだ。

という事に

なろうが、大なり小なり誰にだって経験はあるだろう。みなそれぞれの都合の中で生きているのだから、少しくらいの事だったら許してやってもらいたい。坂本龍馬ほどの変節をしたというならまだしも。彼は日本史を大転換させた男だが、もう少し気を使う事が出来ていれば長生きできたのに、と深く思っている。

先だって

友人に指摘された事がある。彼曰く
「お前、変節してないか」
そうだ、そうなのだ。じつは密かに以前唱えていた説を殴り捨て、別の道へとむかってしまっているのだ。その通り、おれは坂本龍馬なみの大変節漢となってしまったのだ。だれにも言い逃れようがない。

おかずかけご飯

が大嫌いだった。定食もののように、惣菜とご飯がセパレート式になっているものは、あくまでも別々に。「孤独のグルメ」の井之頭五郎がやるような、ご飯におかずをドサーっと載せてかきこんで食べる。これほど嫌なものはなかったのだ。カツ丼やら親子丼は問題ないのだが、定食ものでするのが嫌で嫌でたまらない。変な潔癖性だとは思うのだがどうしても嫌だった。

…はずなのだったが

先だって麻婆ナスを食べたとき、誤ってご飯の上に落として麻婆をご飯すくって食べてみたら、これが美味いのだ。一緒に食べようと別々にしようと味は変わらない筈なのだが、茶碗抱えてかきこむ、というのがよいのだろうか。理由はよくわからないがこれ以降は節をまげ、おかずかけご飯と共に生きてゆくこととする。

「乙妻」



長野市でもっともつきあいの長い定食屋さん。もう20年以上通っていて、店の方とも顔見知りなのだが、先だってようやく名乗りあったという妙な関係でもある。いつも混雑しているこちらで初めて注文したメニューを紹介するものである。

「カレーうどん」750円



そもそも乙妻で麺類を注文するのが初めてなのだ。薄めでさっぱりとした和風カレースープには豚肉と玉ねぎそして太い太いうどんが沈み込んでいる。スパイシーではあるが辛くはなく、マイルドといった風の味わいだから、ザバザバとかきこんでしまえるのがよい。













さて
問題は残ったスープだ。さらさらの品のよい和風カレースープをそのまま飲み干すのも一興ではあるが、そのままというのも面白味がない。そこで必要とされるのが以下のものだ。

「ライス 小」価格失念



誇り高き乙妻のライスは小と名乗ってはいてもごく一般的なサイズ、いや店によっては大盛りといってもよいかもしれない。炊き立て熱々のご飯を小皿に取り分け、レンゲでスープをざばんざばんとかけまくる。うひゃァ。簡易カレー雑炊といった風情である。美味い美味い美味い美味い美味い。

という事で

変節漢と言わばいえ。これからも美味いもの、美味い食べ方のためにはいくらでも変節していこう。ああ嬉しい楽しい。


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