「龍馬暗殺」または学生運動萌えについて②


そんなこと言ってもどうにもならないので、せめて匂いだけ、気配だけでもということで、あの頃の映画やら音楽やらが好きなのだ。頭脳警察なんてバンドに出会った時は、ものすごーく燃えたものだ。



『銃をとって叫べ!誰が俺たちを裁けるのかと!銃をとって叫べ!誰が大地を汚したのかと!』
うひゃー!PANTA かっけ〜〜ッ!

本日はそんな学生運動萌えヴァージョンということで

『竜馬暗殺』 1974 年 ATG
監督:黒木和雄
出演:原田芳雄、石橋蓮司、松田優作

幕末最末期、坂本竜馬と中岡慎太郎の最後の三日間を濃密に描いた作品である。薩摩、長州、幕府、朝廷など有象無象が牽制しあいぶつかり合っている状況で、唯一、超然と構える竜馬。あるものは旗色を鮮明にしない彼に刺客を送りこむ…。

全編、垢じみた埃っぽい姿で走り回る浪士たちは、まるで穴だらけのジーンズの学生運動家たちを思わせる。
…実際に黒木監督の近くにいた、若者たちをイメージして作られたというだけあって、ものすごいリアリティである。
あぁ、こんな感じだったんだなぁ、オレもあそこにいたかったなァ。
原田芳雄、石橋蓮司がトンデモなくよいのだ。若かりしころの松田優作も大熱演である。



ぎらついた瞳と、ふと見せる憂いの陰。「あの時代」だからこそ表現しえた作品であると思う。

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