長野市「吉野家 長野中御所店」吉野家のうまいうなぎ


吉野家 長野中御所店
場所 長野県長野市中御所4-8-15 [地図はこちら]
電話 026-267-6605
ジャンル 牛丼チェーン店
バリアフリー ◯
駐車場 あり

このところ

牛丼チェーン店のうなぎにハマりこんでいる。あの安いうなぎが美味くてならない。いや専門店じゃないとだめだ。浜名屋で食べたど迫力の重ねが忘れられないとか、住吉の大串丼が大衆的でよいとか、花ぶきで景色を愛でながら食べる『しらかば重』が最高だ。いやいやいや明科の坂本屋の品のよいうなぎしか認めない。という主張には大きく首肯はする。

坂本屋

花ぶき

住吉

浜名屋

たしかに

専門店のうなぎは美味い、絶対に否定するものではない。だからといって滅多やたらと食べられるものではないのも間違いないのだ。かの場所は1年か2年に一度、大切なひととしっぽりいただくのが正しいあり方だ。江戸時代から明治にかけての鰻屋は、提供までの時間がかかるゆえに半ば連れ込み宿状の機能を果たしていたとか。あるいは人のカネで食べに行くのが本来なのだ。

だから

日常的に食べるうなぎは牛丼チェーンに限る。
いや話の都合でこのように言っているだけで、コンビニでもスーパーのお弁当でもよいのだが今回はこのまま通させていただく。そして松屋、すき家とくれば、いよいよこちら牛丼屋の嚆矢とも言うべき存在に赴くのみだ。

「吉野家 長野中御所店」

こちらではふた月ほど前に肉だく牛丼をいただいた。やはり牛丼の完成度という観点からは、吉野家が一歩上をいっていると思う。もうあと数軒、長野市にあると幸せなのだが。

「鰻重 二枚盛 みそ汁セット豚汁変更」1555円

そもそもちゃんと重箱に入っているのがよい。これぞ吉野家の拘泥、矜持といったところであろう。形状こそ普通の蒲焼だが、短冊状に刻まれているのは輸送の関係からだとか、あまり気にはならないが。今年の吉野家はずいぶんと研究したようで、冷凍もの感がほとんどない。その場で焼いたような味わいと食感だ。これは美味い美味い。

松屋、すき家、吉野家ともそれぞれがそれぞれなりの個性を発揮していてよい。こういう食べ比べが面白いのだ。

それにしても、

『所詮コンビニ』とか『スーパーのうなぎ』という言い方をしてる方々の、どれほどが目隠しをして食べた時に正しく判断できるのであろうか。
専門店には専門店の味があり、庶民に手の届くファストフードやスーパーのものだとて、心を込めて作ったものに値段以上の価値も見出せるものなのだ。どの一口も美味くあれ!

追伸

スタッフのアルバイトと思しき男の子がじつに対応がよかった。あれとこれとナニとそれ、とオヤジ特有のオプションメニューをタタタっと理解して、『それはこうした方がいいですよ』『それだったらこの方が』といろいろアドバイスしてくれてとても嬉しかった。キミは気がきくね、よかったら娘の婿さんにならないか。

…ただね
おじさん注文したのは一枚盛なのだよ。登場したのは二枚盛。うーむ、彼の間違いだからよほど交換してもらおうかと迷ったが、褒めた手前文句を言うのも嫌なのでそのまま食べてしまった。まぁいーや、でもひとり吉野家で1500円も使ったの初めてだぞ。

【私の初書籍ですよかったらご一読を】

長野市「松屋 長野鶴賀七瀬店」早くて安くてうまいうな丼


松屋 長野鶴賀七瀬店
場所 長野県長野市鶴賀七瀬578-1 [地図はこちら]
ジャンル 牛丼、定食
URL https://www.matsuyafoods.co.jp
駐車場 あり
バリアフリー ◯

20歳

20歳を過ぎると時間の経過が早くなる。
と言われ言われてきた10歳代は、まぁそんなものかと思っていたが、実際にその場その時になれば「早くなる」なんてものではない。倍速?いや10倍速くらいで吹っ飛ぶブッとぶ泣こよかひっとべ。これで結婚して子どもなど生まれようものならリニアモーターカーより速いのでは、と思うくらいのスピードであっという間に50歳を通り過ぎてしまう。

そして本年

54歳となる年はオリンピックあり、その他いろいろここではお話できない秘密の楽しみありと盛り沢山なものとなる筈だったが、いざ蓋を開けてみればコロナ、コロナ、コロナの大騒ぎで明け暮れて、気がついたら7月も半ばを過ぎてしまった。そうでなくとも怠惰な日々を過ごしがちなのだ、あ〜ぁ、オレなぁんにもしてねーや。と過ぎ去りし時を嘆いているばかりだ。ナマケモノの私が思うくらいだから一般の方々はもっと大変な想いをしているだろうし、上級国民の方々はとてつもない苦しみの中におられるであろう。オリンピックを華々しく終えて憲法改正バンザーイ!なんて夢のまた夢になっちゃいましたね。ほっほっほ

嫌味はさておき

時間の経過が早いのなら、季節のめぐりも早くやってくる。そうだ、夏が来た夏が来た。暑くていやだいやだいやだと、なんのかんのいいながら夏の到来が嬉しくてたまらない。食べ物が美味くなる、とくに多くの野菜が旬を迎えるのがたまらなくよい。ピーマン、ししとう、キュウリはもとより夕顔なんてものも登場する。ゆでて冷やして辛子醤油なんて贅沢すぎる。そしてナスだ、ナスをすべてもってこい!

そして

季節は巡りアレが近づいてきた。なにが?夏の土用の丑に決まっている。2020年は7月21日と8月2日の2日間となるそうだ。となればうなぎであろう。平賀源内に義理はないが、こういうところくらいつきあってやってもバチはあたるまい。理由は様々あとでつけることが出来る。要するにいろいろと託けて、安いうなぎを食べるまわるのが趣味だったりするだけだ。

「松屋 長野鶴賀七瀬店」

上千田店が閉店してしまい誠に残念な松屋さん。そのかわり柳原にできたからよいではないか、という事なのだろうが、立ち回りからすればあそこにあったほうが具合がよかったのだ。そんな事は私のわがままでしかないから気にしてはならぬ。さぁ東口の松屋だ、さぁうなぎ喰らうぞ。

「うな丼 豚汁変更」1040円

じつは昨年食べそこねて今回初の松屋うなぎである。もちろん冷凍であろうが安いうなぎファンとしては文句があろうはずもない。甘さ抑えめというか少なめのタレが新機軸であるかと。通常はつゆだく一歩手前くらいかかっていると思うが、松屋うなぎはあっさり味で、これはこれでアリな存在感を放つ。

豚汁

うなぎに豚汁が合うかどうかという議論はしない。なぜならば私は豚汁が好きなのだ。とくに牛丼屋のしょっぱい豚汁がよい。だからうなぎであろうとなんであろうと注文してしまう。なにか文句あるか。

いやでも時間は経ってしまう、季節が巡ってくれば歳をとってしまうのは仕方がないこと。であれば美味いもの、身の丈にあったよいものを食べていこうではないか。アベにもコロナにも負けるな!

【うなぎdays #4】長野市「うなぎの宿 住吉」


【お店のデータ】
うなぎの宿 住吉
場所 長野県長野市箱清水2-19-31 [地図はこちら
電話 050-5890-9500
駐車場 あり

うなぎとのおつきあい

貝塚などからの出土状況から分かるように、うなぎは少なくとも、縄文時代から食べられていたという。また、「万葉集」にも登場することから、かなりポピュラーな存在だったと言われている。
「蒲焼き」という言葉は「鈴鹿家記」という室町時代に成立した書物に登場するが、現在の製法とは違っており、われわれの知る「蒲焼き」となったのは、江戸時代中期以降のことだという。
じつはこのあたり、静岡の「蒲焼割烹 うな繁」というなぎ屋さんのホームページを参照している。
実際に醤油焼き、味噌焼き、塩焼きを作り、食べ比べるコーナーがある。味噌、塩はそれなりに食べられるが、醤油はうなぎの脂となじまず、皮に弾かれ味が染み込まないので、美味しく仕上がらない。

現在の蒲焼の誕生には、タレとなる「醤油」と「味醂」「酒」「砂糖」などの甘み調味料の普及と同時に、ウナギを生きたまま裂くという技術が先行しなくては完成されなかったと推測されます。

と結ばれる。この実証主義が素晴らしい。さすが、現場ならではの薀蓄が満載で、迫力がある。よかったらご参照いただきたい。

蒲焼割烹 うな繁

本年はうなぎづいている。
これで4回目(実は5回目なのだが)そのうち3回がうなぎ屋さんという、実に幸せな年である。高騰しているのに、なんて事だ。とお叱りを受けそうでもあるがこういう事もあるだろう。

「うなぎの宿 住吉」

という事で今回はこちらである。うなぎといったら「住吉」と名前がパッとあがる、そんな存在といえる。創業はどのくらいになるのであろうか。昭和から続くという風情の佇まいがよい。

メニューを一巡、それにしても高い。
うなぎ屋はもともと高いのが相場だが、これでは一時の倍額である。昔、新年最初の外食は、こちらの「かさね重」を食べる。という習慣があったのだがもう無理だろう。

「大串丼 ご飯大盛」

デカい丼に蒲焼きがドンと鎮座している。うなぎ1/3サイズと聞いた。昔はこれが1000円くらいで食べられたのに。などという愚痴はおいて、早速いただくのである。熱いものは熱いうちに食べねば、池波正太郎師に叱られてしまう。

価格のことをいろいろ言ったが、味はまったく変わらない。ふっくら、という歯ごたえがたまらない。先だって山椒はご飯にかける、というのを聞いたので実践しているのだがこれが美味い。

肝吸いではなく味噌汁がデフォルトなのがなんとも言えず好ましい。切り干し大根、漬物のあり方も普通の食堂っぽくてよろしいのだ。

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【うなぎdays #3】長野市「花ぶき」斎藤茂吉とうなぎと


【お店のデータ】
花ぶき
場所 長野県長野市箱清水1-10-24 [地図はこちら]
電話 026-234-7337
駐車場 あり(ただし少ないのでお店の方にお訊ね下さい)

斎藤茂吉

歌人で精神科医であった斎藤茂吉(1882-1953)はとにかく、真面目一方の人物であったそうだ。有名な小宮豊隆(1884-1966)との論争〜松尾芭蕉「しづかさや岩にしみ入る蝉のこゑ」のセミがアブラゼミであったか、ニイニイゼミであったかを大真面目に論じ、小宮が半分投げているにも関わらず、数年をかけて決着をつけたりと、凄まじいものがあったという。

しかし、そんな大堅物であったが、真面目すぎが高じ、かえっておかしみが増す、本当に面白い人物だったそうだ。
ユーモア:humorとはhuman:人間が語源というが、茂吉ほど人間くさく、面白い人物はいなかった。という意味であることを、息子である北杜夫が書いていた。
茂吉はまた、無類のうなぎ好きでもあった。
長男 茂太の見合いの席で、後に嫁となる美智子が、手をつけずに残したうなぎを
「いらないならおくれ」
と食べてしまったり、 山形へ疎開する際にはトランクいっぱいのうなぎ缶詰を持ち込み、後生大事に、密かに1人で、愛おしむように食べつくしたという。もちろん、家族に分け与えるなど、考えもしなかったのだとか。

密やかに、静かな「花ぶき」

昨今の高騰は別として、もともとうなぎとは高級品の部類に入るものである。したがって、あまり大っぴらに吹聴すると、あまりよいことはない。…ような気がするので、密やかに、静かに頂こう。ということでお邪魔したのがこちらである。

「花ぶき」

隠れ家的名店、というよりはっきりと「隠れ家」のお店である。以前からこちらの存在は知ってはいたが、予約制というハードルの高さで、なかなか足が向く事がなかったのだ。期待感Full Maxである。

個室空間

内部は個室となっており、庭が伺える。庭そのものはさして広くないが、高低差があるのと、城山公園を借景出来るのとで、とても見事な風景だ。

このようなお店らしくメニューは二択である。蒲焼き、白焼きの両方が楽しめる「しらかば重」。4種類の食べ方が楽しめる「ひつまぶし」。後者はデリシャスコマチアクセスランキング5年連続1位だという。

はじめに

骨せんべいと漬物、突き出しの、ということか。しっかりと揚げられた骨を噛みしめる。さくりとした歯ごたえと、髄に至るときの「くきッ」とした食感がなんともいえない。たくあん、きゅうりの浅漬け、桜漬も、楚々として美味い。

「しらかば重」

いつも通り、優柔不断と激しい検討と、様々な逡巡の果てに、こちらで決定。蒲焼きだけでなく、白焼きも、というのが決定打となった。じつに、華やかな御膳だ。食べるのがもったいない。

「白焼き」

まずはこちらから。今まできちんとしたものを食べた事がなかった。そのままでは淡白でしかないが、わさびあるいは梅塩をのせると絶品である。表面はパリッと、中はふわふわと。美味すぎる。

「蒲焼き」

となると、こちらは影が薄くなりそうだが、決してそんなことはない。蒸さずに焼く関西風とのことだが、これもまた見事な仕上がりである。ミルで挽く山椒をたっぷりかけて頂く。幸福感絶大である。

「ご飯」


けっこうなボリューム、というより他店の大盛りクラスである。それともこちらを見て加減してくれたか。炊きたてで熱々の白飯とうなぎの相性が素晴らしすぎる。

「デザート」

デザートの完成度も高し。甘酒を用いたプリンだという。甘すぎず、さりとて甘酒のクセをごく抑えた品のよい一品であった。

庭を愛でながらの昼食は、なんとも言えずによいものだ。聞くところによると、春先の桜は、それは見事という事だ。ぜひ来春、堪能したいものだ。

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【うなぎdays #1】長野市「すき家 長野SBC通り店」トキかうなぎか


【お店のデータ】
すき家 長野SBC通り店
場所 長野県長野市上松1-16-41 [地図はこちら
電話 不明
駐車場 あり

とりあえず深刻なお話しから

土用とは暦日のひとつで、年に4回あるのだという。その中で十二支でいう「丑」に当たる日を丑の日。その中で夏に属する日を「土用の丑の日」と言っているとのことだ。すなわち、「土用の丑の日」とうなぎは一切関係がない。とはいえ、「丑の日」と聞くと、あの濃厚でツヤツヤの褐色に出会いたくなるのは、日本人の遺伝子にセッティングされているのではないか。そんな気がしている。
近年のシラスウナギの減少は、深刻な問題だ。だからといって、これほど高騰させては、誰も食べる者がいなくなる。誠に悪循環の限りだ。そんな社会問題はさておき、「すき家」の登場である。
もちろん、輸入うなぎである。
先だって(これを食べた後だが)8月3日のYahoo!ニュースで読んだのだが、すき家、なか卯のうなぎはヨーロッパウナギを使用しているのだそうだ。これはヨーロッパに分布する、唯一のウナギで個体数が減少しており、記事によると

 日本も加盟する国際的な自然保護団体・国際自然保護連合の指定によると、ヨーロッパウナギは「絶滅危惧IA類」で、なんとトキより上位のカテゴリーに入る。

のだという。
EUからの輸出は禁止されているが、

EUは輸出を禁止していますが、モロッコ、チュニジアなどアフリカ諸国は、証明書つきで輸出を認めている。違法というわけではない

シラスウナギをアフリカから中国へ。彼の地で養殖され日本に入ってくる、というルートなのだそだ。まったくエラいものを食べてしまった。
…とはいうものの、腹の中に入ってしまったものゆえ、あまり気にしても仕方がない。

すき家 長野SBC通り店

売る方も買う方も、捌かれてしまったうなぎの方も、それなりに苦労してここに来ているのだ。ここは、しっかり美味しく頂くのが筋というものだ。

「うな牛 豚汁セット」

うなぎは半身の1/4程度だろうか。小さなものだが、しっかりふっくらしている。昔の、ゴムのように硬い冷凍ものとは、一線を画した存在といえる。甘めのたれと、じつに「らしく」てよい。

「合いがけ」

これは、すき家の得意技なのである。嫌な顔をする者がいるが、牛丼カレー等見事なコラボである。無論、うな牛も同様に美味い。双方共に醤油ベースだから合わない訳がない。

「豚汁」

うなぎにはしじみ汁を推奨している様だが、興味はないので、いつもの通り、豚汁を注文する。といってうなぎにサラダという気分でないのでお新香とする。

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