長野市「らあめん花月 嵐 長野権堂店」週末土曜日まぜそば天国
店名 らあめん花月嵐 長野権堂店
場所 長野県長野市大字鶴賀権堂町2221
電話 026-217-0091
バリアフリー ◯
駐車場 なし
週末土曜日だから弁当は不要
したがってゴロゴロ過ごして、ただ時間を浪費するのが正しい有様なのだが、生憎と日頃からただ時間を浪費している怠惰を固めてひと型となっているような身としては、少しは行動せねばならぬ。わが家のこと、朝食の片づけやら空調機の点検やら洗濯もの干しやらをほんの少しだけ行ってから、次の行動へと至る
久しぶりに映画鑑賞
といってもおよそひと月あいたくらいか。いっときはほぼ毎週観に行っていたのだから、30日も空いてしまえば「久しぶり」という感覚となってもおかしくはない。いずれにせよ、プレミアム会員なのだからちゃっちゃ通わねばもったいないではないか
お昼を絡めて2本立て続け
が私のスタイル。ランチを先に済ませるか、間に挟むかは上映時間による。ちなみに私の選択は作品別ではなく、上映時間で決める。なんのこっちゃ?とよく言われるが、ナニがでてくるか分からないからスリリングでたまらないのだ。よかったらお試しあれ、面白いよぉ
とゆーわけで
本日の上映時間は12時10分スタート。となれば少し早いが先にランチを済ましてしまおう。どーせなら小屋の近くで効率よくいきたいし、ラーメン食べたいねぇ。仕事はないしにんにくガッツリいきたいなぁ。となればココであろう
「らあめん花月嵐 長野権堂店」
権堂アーケード大通り側入り口角にあるラーメン屋さん。こちらはチェーン店になるのか。よくわからないが、10数年ぶりの訪店となる。その時は伯母が亡くなる直前で、まる2日の不眠状態で病院からふらふらになりながら来た記憶がある。店内の風景はだいぶ変わっている。カウンターとテーブル席のある細長い店内はそのままだが、券売機方式となり、女性スタッフのいる明るい風情となっている。注文品は以下の通り
「嵐まぜそば 肉増し」1060円
武蔵境「珍珍」発祥といわれる「油そば」がいつの間にか市民権を得て、全国に広まった。立派な姿になったねぇ、それに比べてオレはいったい。…なんぞという感慨はまったくないが、まぜそばの風情はあまり変わらぬ。
メニューには太麺とあったが、やや細めの中太くらいか。その上に濃褐色のゴ太いメンマ、とろとろ味玉、大量のネギに薄切りのチャーシューがどさり。これは肉増しにしたから迫力も増している。そしてトップに小さなナルトが1枚可愛らしくのっている
まぜそば
というくらいだから、ひたすら混ぜる混ぜる混ぜる。まずはそのままひと口。うーむ濃厚だねぃ。このジャンクさ加減がたまらない。ジャンクな喰いものに品など不要。お酢だの辣油だのをどんどん足し、カスタムしていくのが楽しみでもあるのだ。あれを足し、これを加え次々と変わり果てるまぜそば。傍をみると興味深いものがある
「激辛壺ニラもやし」
おおお!これはすごい!要するにニラともやしのキムチらしい。ラーメンに加えてよし、そのまま喰らうもよし。
1人前15gで3皿まで無料なのだそうだ。とりあえずふた皿いただく事とする。名前そのまんまで辛い!辛い!辛い!そうはいってもまぜそばの前にこのままを味わいたいのだが、ストレートだと内臓に負担がかかってしまう。あわてて以下を注文
「ギョウザセット」360円
ギョウザ3個に半ライスがついてくる豪華なセットメニュー。
まずは激辛壺ニラもやしをご飯にのせて幸せなるひと時を過ごす。うーむ、辛さがマイルドになった。ギョウザもパリパリで美味いぞ。よーし、気が済んだからまぜそばに戻ろう
「生にんにく」
の用意もあるとのよし。まぜそばに激辛壺ニラもやしとにんにくを5〜6粒しぼりこんでぐっちゃぐっちゃにかき混ぜる。んもぉこれはカオス、コンフュージョンだ
”Confusion will be my epitaph”
なんて歌詞を挙げたところで誰も理解してはくれないだろうが、熱くて辛くて酸っぱくて、とめどもなく出てくる汗と涙と鼻水がなんとも狂おしくかつ美味くてならぬのだ
なにがなんだが
わけがわからなくなったが、これがジャンクなまぜそばの正しいあり方であろう。ああ美味かった、いざ映画館に参ろうか。私からはにんにくとニラの香りが立ち込めているだろう。あまり私に近寄らないでいただきたいものだ
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