長野市「Cafe Restaurant Oiseau bleu」アカとほのかなピンク色


Cafe Restaurant Oiseau bleu
場所 長野県長野市青木島町大塚145-1 [地図はこちら
電話 050-5597-2078
駐車場 あり

〇〇主義

“主義”という言葉は誠に便利な用語であると思う。口にするだけでインテリゲンツィアっぽい響きがするし、なんとなく難しい言葉づかいに聞こえるから格好もつく。アタマに◯◯と加えてしまえば意味などなくても通じてしまう。人によっては
「それがオレの主義だから」
と、言い放つものもいる。私の父親など、酔っ払うとしょっちゅう連呼していた。

とはいえ、そのような用法もあながち間違いではない。”主義”はそのまま”考え方”や”ルール”あるいは”システム”と言い換えてしまった方が分かりやすい。たとえば近代主義(モダニズム)とは過去にあった様式やしがらみに囚われない、近代的合理的な”考え方”、”ルール”、”システム”とすれば理解しやすい。難しく言わずともわが父親は
「それがオレの考え方だから」
とでもいっておけばよかったのだ。

共産主義

共産主義ほどよいものはない。
プロレタリアートの息子だから余計とそうなるのだが、これほどよい”考え方”はないだろう。
「財産の一部、あるいは全部を共同所有することで平等な社会を目指す」
というくらいの意味だろうか。
いつも書いているように、私ほどわがままで欲張りな者は他にいないから、”財産の一部、あるいは全部を共同所有”される事には甚だ抵抗はある。そうでなくとも稼ぎが薄くて困っているのだ。

とはいえ、強きものが弱きものを守るのは当たり前、親が子を守り育むのは当然のことであろう。すなわち共産主義とは”究極の福祉”を造り上げるのが目的なのだ。誰しも自分のこと”だけ”を考えているものはいない。家族、友人、知人、職場、下請けさんその他様々な人物と助け合い、支え合ってこそ社会は成立し、よりよい方向へと互いを導く。左右の別なく、これがごく当たり前の姿であろう。

主義者宣言

だから私のことを”共産主義者”と呼んでもらって支障はないし、否定するつもりもない。もっとも”一部、あるいは全部を共同所有”するほどの財産も稼ぎもない。自民党は大嫌いだが、共産党にも入らない、赤旗を配る気もないから誘わないように。”アカ”といってもらってもよいが、実際には”ほのかなピンク”といったところだし、簡単に立ち上がることも出来ないからあまり期待しないようにお願いする次第だ。

「Cafe Restaurant Oiseau bleu」

青木島おいしい広場の一画にあるカフェレストランだ。”オワゾーブルー”と読むそうだが、意味など知るよしもない。以前、幾度かスイーツを食べに来たことがある。白が基調のさっぱりとしたインテリアが心地よい。これで昼間で陽光と風がほどよく入ってきていたら最高の空間なのだが。いざ歌えインターナショナル!飢えたるものよ、晩餐を屠るべし。

「ローストビーフプレート」

木製の盆の上にメイン料理のほか、様々な料理をのせた華やかなプレートメニューだ。ビーフやチキン、ハンバーグなどがあるが今回はローストビーフとする。

レタスやパプリカ、紫キャベツなどのグリーンサラダやポテトサラダ、小さなグラタンにローストビーフ。ここにパンかご飯が搭載される。当初はご飯にしてローストビーフ丼ときめこもうかとも思っていたが、プレートの構成からしてパンの方が望ましいだろう。

軽くトーストされたパンに、ほのかなピンク色のローストビーフをさらりとのせて口にすると、気分はまるでブルジョワジーだ。パンがなければケーキをいただいたら?

「あいつはアカだ」

という罵倒を生で聞いたことがある。以前、勤務していた会社の社長が言い放った言葉だ。彼にしてみれば、イデオロギー云々というよりも単に”狡賢いヤツ”くらいの意味だったのだろうが、私くらいの世代の者が、ほぼ平成になろうかという時代のことだから、極めてレアな体験といってよいだろう。羨ましがってもらえるかどうかは定かではないが。

長野市「とんかつ健」ジャンボ好きの…


とんかつ健
場所 長野県長野市箱清水2-12-21 [地図はこちら]
電話 026-234-1404

ジャンボが大好きなのである。
歳の離れた末弟、三男坊という甘やかされた育った関係でとにかく「全部といっぱい」なるフレーズが好きなのだ。50をとうに過ぎた身の上だが、大盛、特盛、デカ盛、メガ盛、スーパー、ジャンボなどという形容詞がアタマについているだけで、身が震えるほど嬉しくなってしまう。そして今日もジャンボを追求するのである。

ジャンボコロッケ定食」800円

いつもはジャンボとんかつなのだが、少し趣きを変えてみた。デカい。大皿の2/3が茶の色で覆われているのである。長径にして20㎝はあるだろうか。

眺めるだけで、ウキウキとしてしまうサイズである。「コロッケにはソースをたっぷり」といったのは池波正太郎だったか。いや、東海林さだおか、忘れてしまったが先達の教え通り、だばだばソースで頂くのだ。美味い。じゃがいもの甘さととんかつソースの相性がとてつもなくよろし過ぎて箸が止まらない。まことに豊穣なひと時を与えてくれた、大地の神とこちらのマスターに心よりの感謝を申し上げる。


にほんブログ村

長野市「秋山食堂」日曜ランチと特殊な冷やし中華について


【お店のデータ】
秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375 [地図はこちら
電話 026-228-8431
営業時間 11:30〜14:30、17:30〜21:00
定休日 第1、3日曜
駐車場 あり

いつもの通り、悩みの日曜メシである。
繰り返すが、ランチ者にとって日曜日は鬼門なのだ。なにしろ個性的な定食屋さんが軒並み休ときている。日曜日は定休日、という事は当たり前だしきちんと休んでいただきたい。

とはいえ、1人でファミレスもというのも抵抗があるのだ。これも繰り返しになるが、ファミレスがだめという事ではない、十分うまいし快適なのだが、やはり没個性感は拭えない。子どもが小さい頃はさんざん行ったし、そもそも日曜日は混んでいる、という事もある。

そんなこんなで市内をふらふらとしていると、行き着くのはやはり「秋山食堂」なのである。

こちらの魅力は、この「らしさ満載」のフォルムとマスターのアドリブたっぷりの注文にある。何しろメニューになくても材料さえあれば作ってくれるのだ。「リアル深夜食堂」然とした存在の、まことに頼もしく楽しいお店は、他に出会ったことがない。この日は、さっぱりとあれをお願いする事とした。

「冷やし中華」
といえば、深めの皿に冷たくした麺をなだらかに盛り、肉類、野菜類を彩りよく乗せた上に、冷たくすっぱい汁をかけまわしていただく。これが一般的な姿であると思うが、こちらのそれはかなり特殊でイメージが違う。

秋山流「冷やし中華」は麺と汁が別々のセパレート型なのである。つけ麺か?という風情だが。これがまた美味いのだ。

麺は細麺ストレート。氷入りでひんやり冷たく、きりりと締められている。トマトが数片、彩りよく載せられている。刻みショウガ、練りからしの無骨といえるほどの量が頼もしい。

他店つけ麺と同様にさまざまなものが底に沈んでいる。レタス、きゅうりの野菜類はもとより、メンマ、なるとなど定番もの、煮卵も入っているし、チャーシューも大量に隠れている。

このチャーシューがよいのだ。
通常、チャーシューは冷たくすると、肉が固まってしまうのか、ざらつき感が出てしまうのだが、最初から汁に浸っていれば、つねにジューシーで問題ない。

先のストレート細麺をつゆに潜らせいただく。この方が、混ぜずに済むし、つゆにしっかり浸るので他のより効率的で美味いと思うのだが。

店舗の見た目から、かなり大雑把な印象があるが、その実料理はきちんとした計算の上で成り立ったものが多いのだ。この「冷やし中華」などその最たるものであると考える。

マスター曰く「野菜が安いうちのメニュー」であるとのことだ。夏の日曜日は、サラダまたはこの冷やし中華目当てで何度も通うこととなる。


にほんブログ村