店名 一行三昧
場所 長野県長野市南長池196-1 [地図はこちら]
電話 026-221-0021
ジャンル ラーメン屋
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「チャーシューブラック」990円、「焼き餃子 6ケ」320円
こう見えても腹が黒いので知られている
いかに隣のものより多く食べるか、あいつの食べていないおかずを横取りできるか、こちら側に寄せておけばたくさん肉を食べることができる。あああああ、お前おかわりしない方がいいよ、太っちゃうよ身体によくないよオレが食べてあげるよあなたのためを思ってぼくに渡しなさい。常にそんな事ばかり考えているから、腹の中もより一層黒くなろうというものだ。
腹が黒いから黒いものを求める
というのは相変わらず単純なことで恐縮だが、平日の昼間に黒い料理を食べるのもオツなことであろう。そうだ母ちゃん黒豆の煮物を作っておくれ。え?正月でもないのに作れない?圧力鍋を出すのも嫌だ?そりゃそうだなぁ。ではイカ墨のパスタを、…そんなものがあると思うのか?ごもっとも、では富山ブラックでも食べに行くか。
富山ブラックとは
富山県富山市中心部をルーツとしたご当地ラーメン。醤油を濃くした真っ黒なスープのラーメンで“異彩”という名に相応しい、個性的なメニューだ。以前、屋台のラーメン屋さんで食べたことがあるくらいだ。その富山ブラックをメインを出すラーメン屋さんが出来たという。
「一行三昧」
店名は聞き慣れない言葉だよなと調べてみたら
“「一行」は、一事に専念すること。「三昧」は、精神を集中し、心を安定させること。またその状態”
との事だ。仏教由来の言葉であろうか、脇目もふらずラーメン一心で行く。じつによい言葉だ。
「焼き餃子 6ヶ」320円
“ボリュームたっぷりのあっさり特製餃子”
というやや矛盾した惹句が気になり注文。ニンニクなしかな?じつに優しいお味だけどひとつがデカくてボリュームたっぷり。これは水餃子も試してみなければ。
「チャーシューブラック」990円
丼上はネギとチャーシューに覆い尽くされている。垣間見えるのは黒いスープと褐色のメンマ、そして大きな海苔一枚。チャーシューの海をかき分けるとそこには黒褐色のストレート細麺。やや平打ちかという感じ。
昭和30年ころ
富山市の若者たちのために醤油の濃い味スープを作られたのがルーツというからよほど塩辛いのかと予想していたがさほどでもない。むしろ黒胡椒の存在を感じた。これは長野に合わせたものであろうか。ご飯が欲しくなってしまった。
ご当地ラーメンというからには
富山で食べるのが本道というものであろう。これはいずれ行ってみなければならぬ。それまでもう少しこちらに通って予習せねばならぬ。
コメント