上田市「料亭 緒環」薬膳鍋料理②

スイーツ

店名 料亭 緒環
場所 長野県上田市長瀬2878-1 [地図はこちら]
電話 0268-36-4646
ジャンル 料亭
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「鳥の滋養スープと山掛け膳」1700円

このメニューは

薬膳鍋だけではない。他種多彩な料理で様々な角度から楽しませてくれるのだ。

もりもりの生野菜サラダがよい

ガラスの器に千切りのキャベツ、紫キャベツ、サニーレタス、パプリカ、トマト、キュウリ、スナップエンドウなどなど。ここに白いドレッシングが加わって色とりどり、とても楽しい器となっている。

茶碗蒸しなるものは

極めてどうという事のない料理だと思うが、これを『どうという事のない』ように調理することほど難しいものはない。エノキたっぷりにしっぽり鶏肉、そしてほどのよい玉子の風味がとても楽しめる。

ごく小さなものだが

漬け物皿もあなどる事が出来ない。白菜漬けは細かく刻まれておりご飯に添えると強力な威力を発揮するであろう。キュウリの浅漬けもしかり。そしてなにより蕗味噌が凄まじい。『アク』と『ほろ苦さ』のギリギリの線で抑制されていてじつにけっこう。おーーーい!ご飯おかわりおくれ!

ご飯といえば雑穀入りのもっちりご飯

ヒエ、アワ、高粱で育った母親は
「エコと雑穀ほど嫌いなものはない」
と言い張るが、飽食の現代ではとてつとないご馳走と化す。

そしてそのご飯への

最強のパートナーとなるのがメニューにも記載されている『山掛け』だ。通常であればマグロのぶつ切りにとろろをかけただけの素っ気ないものだが、こちらのは風が違っている。マグロ、とろろの上に水菜、パプリカ、薄切りのラディッシュ、刻みネギそして出汁醤油。くるくるとよくかき混ぜ、雑穀ご飯にとろり。様々な味わいと香りと歯ごたえに囲まれて幸せなひとときが現出する。

ここまで

満足させてくれたのだ。デザートも必要であろう。料亭らしからぬパフェ類もあったのだが、ここは和風で攻めるべきであろう。

「白玉ぜんざい」700円

キンと冷やしたガラスの器。蓋を取り去れはそこには白玉ぜんざい。真っ白な5個の白玉を取り囲むのは薄くちに仕立てられたぜんざい。小豆の存在感と白玉のねっとりもっちりがたまらなくよいのだ。あああ美味い美味い。

滋味深く

美味なる薬膳を堪能させていただいた。わが父親に食べさせてやったらどのような感想を言ったかとても興味があるなぁ。


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