長野市「かつや 長野柳原店」王の道

かつ丼

店名 かつや長野柳原店
場所 長野県長野市小島82-1 [地図はこちら]
電話 026-225-9218
ジャンル とんかつチェーン店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「王道ロースカツ定食 とん汁大変更」1012円

世の中

なんのかんのいいながら、事を決する最大の要素は「徳」であると考える。「徳」とはすなわち

・精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。
・めぐみ。恩恵。神仏などの加護
・富。財産。
・生まれつき備わった能力・性質。天性。

というのはネットで調べた内容だが、ざっくりしすぎてよく分からない。これを備えた者は裏表なく誠意を尽くして接してくれる。なのにいつも鷹揚に構えているから、なにをしても言っても許されてしまう。細かくいえば徳目すなわち仁・義・礼・智・信を持ち得たものが国を治めるべきである。これを王道という。

ごもっとも

まさにまったくその通り。長を治めるものにとってもっとも必要とされる能力だと思うのだが、なかなかいないんだなァ、こういう人は。どこの誰とは言わないが、大概は世渡りとタイミングだけで上がってくるヤツの方が圧倒的に多いから困る。困るのは下々だけではない、能力のない本人が一番困るのだ。なにをやっても上手くいくわけがないから権力振りかざして無理矢理進めようとする。これを覇道という。

国をあるいは組織を統治するものは前者であるべきだし、後者の場合や、前者であっても長い間に腐敗し後者に変わってしまったものは倒してしまえ。これを易姓革命という。そうだ!あんなヤツらは倒してしまへばよいのだーーーーッ!

…と、感情的になりすぎた。
無能なものはさておき、まずは王道を追い求めようではないか。そうだ!王道は街角にある。5月12日から16日までかつやにあるのだ。

「王道ロースカツ定食 とん汁大変更」1012円

豚肉の食べ方は数あれど、パン粉をつけて揚げるすなわちカツほど美味い食べ方はない。そしてそのカツを甘く煮つけ玉子でとじ、ご飯にのせたカツ丼は丼ものの最高峰といえよう。その最高を組み合わせてしまったこのメニューはまさしく王道、徳目の備わったものといえよう。それにしても、ロースカツをおかずにカツ丼を食べるなどという発想は素晴らしすぎる。え?頭が悪い?そういう関西人的な偏見は排除されるべきなのだ。

王道とはいえ

ある意味で特殊すぎるメニューだ。特殊は特殊として扱うべし。カツ丼のカツを2切れほど先に喰らう。うむ、いつもの美味いカツ丼だ。そしてそこにロースカツを載せ、ソースをかけまわす。玉子とじとソースカツのハーフ&ハーフとしよう。南信のあるとんかつ屋にあると聞き、一度は試してみたいと思っていたが、ひょんなところで出会うことができた。

これは不埒な食べ方だ

率直な感想だ。そりゃそうだ、甘いつゆにとんかつソースなのだ。相性としてはソースではなく醤油がよかったかもしれないが、鮮烈さという観点からはソースの勝ちかもしれない。王道をあえて不埒な食べ方をしたが、なかなか美味かった。


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