長野市「しゃぶ葉 長野篠ノ井店」しゃぶ葉のアレンジしゃぶしゃぶ Arrangement Syabu-Syabu of Syabuyo

店名 しゃぶ葉 長野篠ノ井店
場所 長野県長野市篠ノ井布施高田芝沢392-3 [地図はこちら]
電話 026-299-3118
ジャンル ファミリーレストラン
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「三元豚バラ 食べ放題コース」1319円、「選べる4種のだし」220円、「ドリンクバー」274円

今から15年から20年くらい前のことだったと記憶するのだが

そのころ変なレシピが流行したことがある。小中学生の間でだったと思うが

・トマト+砂糖=イチゴ
・アボカド+醤油=大トロ
・きゅうり+ハチミツ=メロン
・プリン+醤油=ウニ

といったアレの事だ。
トマトに砂糖をふりかけるとイチゴになるかどうかは別として、戦前はこうやって食べていた筈。たしか源氏慶太の小説に出てきたし、アボカドに醤油かけたら大トロっぽくなるなんてお前ら知らなかったのかよ。という事でわりと知られている内容だったりするが、きゅうりにハチミツ、プリンに醤油というのはあまり出会いようのない組み合わせなので面白い。

現代では『錯覚レシピ』と呼んでいるようだが

その頃は『アレンジレシピの一種』と紹介されていた。なにがアレンジだよ子どもがキッチンでいたずらしただけじゃねーか。などと悪態をついたりしていたが、じつはマネしたくてたまらなかったのだ。すんげー楽しそうではないか。…とはいうもののよい歳をしたおっさんがプリンに醤油かけてウニだよッ!なんて出来ないではないか。

 

「しゃぶ葉」とは

すかいらーく系列のしゃぶしゃぶ食べ放題店だが、単に肉・野菜をしゃぶしゃぶするだけでなく、様々なスープやタレで思いおもいの食べ方ができるのが特徴で、私もちょいちょい通わせてもらっている。この間YouTubeを観ていたら、ここでのアレンジレシピが流行っているのだという。おお!これだ!オレの求めていたものはこれだったのた!

「しゃぶ葉 長野篠ノ井店」

いつもなら自宅に近い東和田にある『長野あおぞら店』に行くのだが、どうせ行くなら篠ノ井に出来たばかりの新店舗としよう。少し狭いが什器関係が新しくてよい。さぁ参ろうか。ちなみに注文は

「三元豚バラ 食べ放題コース」1319円 「選べる4種のだし」220円 「ドリンクバー」274円

となる。まずは4種のスープからだ。これは前に試した事があるのだが、今回は同行の友人に選定してもらう。

・鶏がら醤油だし
・柚子塩だし
・赤チゲ味噌だし(中辛)
・瀬戸内花藻塩と生姜のハーブだし

優柔不断な私と違い、すぐに決まってしまうのが素晴らしい。さぁ次はアレンジタレに参ろうか。タレは以下の5種、薬味は10種が用意されている。

[タレ]
・和だしつゆ
・自家製梅だれ
・きざみ玉ねぎの香味だれ
・ぽん酢
・胡麻だれ

[薬味]
・もみじおろし
・ねぎ
・おろしにんにく
・食べるマー油
・きざみおくら
・おろししょうが
・おつまみ豆板醤
・豆板醤マヨネーズ
・ごま塩ザーサイ
・柚子こしょう

そしてわが叡智を結集して作り上げたアレンジタレがこれだ。

『自家製梅だれ + きざみおくら』

ばっちり酸味の効いた梅だれにきざみおくらというパターンはタレというよりも、これがおかずになってしまうくらい強力なコンビネーションとなるが、しゃぶしゃぶでの起用がとんでもなく素晴らしいのだ。脂の落ちた豚バラ肉のさっぱりくにゃくにゃ感との相性も抜群だ。

 

『きざみ玉ねぎの香味だれ + おろしにんにく』

きざみというよりもおろし玉ねぎと醤油をベースにしたタレ、これは日常的に出会う類いのものだが、ここににんにくを足したら不味くなるわけがない。とはいえしゃぶしゃぶでの使用は想定すらしていなかったが、これは当たり前すぎて美味すぎる。

 

『和だし + もみじおろし + ねぎ』

少し濃いめに仕立てた和だしに薬味というのもあまり思いつかないパターンだが、これはもみじおろしを楽しむものかもしれない。

 

『胡麻だれ + 食べるマー油 + おつまみ豆板醤』


今回もっともハマったパターン。パリパリのにんにくチップスがたくさん入った食べるマー油、具材たっぷりのおつまみ豆板醤の辛い辛いコンビが優しく甘い胡麻だれとぴったりと合うのだ。坦々麺風だから美味くて当たり前だ。

ここまではつけだれ編。以降は食べ方編へと至る

『豚しゃぶサラダ』


皿に生野菜、この場合はレタスが望ましいが、これを食べたいだけ盛りつける。そして加熱した豚バラ肉をぽん酢につけ、レタスに積載する。ここでポイントは生ニラおよび豆板醤をトッピングすること。これであっという間に韓国風肉入りサラダと化してしまう。これは美味い。

 

『白玉しゃぶしゃぶ』


デザート用の白玉を用意する。これを芯にして肉を巻き普通に加熱していただく。これが信じられないほど美味い。そもそも白玉は米粉から作られるのだから、しゃぶしゃぶをおかずにご飯を食べているのと同じ。その上もちもち感が加算されるのだ。これはまったくの新発見で美味かった。

 

『ワッフル巻きしゃぶしゃぶ』


やはりデザート用のワッフルを一枚焼き上げる。パリパリかフワフワかは好みによるが、後の段取りを考えて少し早め柔らか仕上げとする。ここに生野菜、ポテトサラダをのせ加熱した豚肉、これはタレをつけないのがポイントとなる。ワッフルで包み込むようにしてガブリ。暖かいワッフルのほのかな甘さと、冷たい生野菜、そして肉の塩加減があいまって絶妙な仕上がりとなる。新発見、新発想といえばこれがもっとも白眉であった、美味かった。

とりあえずこれが今回のしゃぶ葉アレンジレシピだった

まだまだセレクションはあるはずだから、また挑戦していきたい。なお、近日中にYouTubeにもアップロードする予定なのでそちらもご参照いただきたい。

 

 


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