長野市「天丼てんや 長野徳間店」夏の特丼

丼もの

店名 天丼てんや 長野徳間店

場所 長野県長野市徳間3120

電話 026-217-0350

ジャンル 天丼専門店

バリアフリー

駐車場 あり

食べたもの 「たれづけ夏の特丼 そばセット」1050

 

「でぶ」

という言葉は太った人物、あるいは肥満した体型を指す。その響きからすればユーモラスなイメージがあるが、どちらかといえばそういった体型のものをからかったり嘲ったりする物言いとなる。

江戸時代から

「肥満したさま」を表す「でっくり・でっぷり」という言葉が使われており、「締まりなく肥満したさま」を「でぶでぶ」と表現することもあったのだとか。そして単なる「でぶ」という言いまわしが使われるようになったのは、大正後期くらいらしい。

 

これには諸説あるのだが

私はアメリカ人俳優 ロスコー・アーバックルからきているという説を好む。サイレント映画の時代、大柄の体格のわりに機敏な動きをするコメディ俳優で、チャップリン、キートンとともに初期のハリウッドを盛り上げた俳優で、日本でもとても人気があり、でっぷりしたロスコーに親しみをこめて「でぶくん」と呼んだことから広まった。とは淀川長治の著作が出典だが、ヨドチョウ先生はウソをつくはずがない。

 

稲田・徳間のあたりを

うろちょろしている。仕事の通り道という事もあるのだが、じつはいつもお邪魔している紳士服店に向かっている。作業中に少し踏ん張って腹圧をかけたら、ベルトのバックルが抜けてしまったのだ。まことにでぶあるあるな話で辛い午前を過ごしてしまった。いつも対応してくれる年配の女性スタッフさんにロングベルトなる通常サイズよりも大きな品を購入してひと安心、ランチタイムとなった。

「天丼てんや 長野徳間店」

てんやは昔住んでいた駅に併設されていたので、独身時代はずいぶん通わせてもらっていたものだ。この店も出来たときはものすごく嬉しかったのだが、昔と違い頻繁に通うこともなく数年ぶりのお邪魔とあいなった。

 

「たれづけ夏の特丼 そばセット」1050円

夏仕様の規格商品、旬の素材を揚げてタレにどぶんと漬け込みご飯にのせて、という特別丼だ。とはいえ江戸前天丼はたれづけと聞いたことがあるので、原初タイプをいただいている。ともいえるのではないか。

ではこれの天ダネをご紹介していこう。

海老

スーパースタンダードな天ダネから登場となる。海老天はどこまでいっても海老天でしかなく、最高峰である事は永久に揺るぐことはない。それにしてもデカいなこの海老天は。

 

大いか

海老天に次ぐスタンダード天ダネ。もっちりとした歯ごたえがたまらない。それにしてもデカいなぁこのいか天は。

 

あじ

鳥取県境港で水揚げされた大きな鯵を用いた天ぷらだ。肉厚でシッポがピンと立っている見事なあじ天。口に含むとほんわりフワフワな食感と、青物独特の香りが漂ってきて美味。

 

米なす

世の中茄子ほど美味いものはない。煮てよし焼いてよし。とくに米なすの場合は水分が多く柔らかいため箸で持てないほどの形態ではあるがそんな事かまうものか

 

天丼には

温泉玉子が添えられており、溶きいれると絶妙な味変グッズとなる。ここに冷たいざるそばが装備されるとなれば、まさしくてんや最高のメニューといえよう。

 

え?

ベルトがはち切れるほど腹が出ているクセによく喰うな?少しは節制する気はないのか、いつまでも若くはないのだぞ?

 

ご説ごもっとも

よくわかっているのだがこればかりは致し方がない。もはや諦めるしかない、このままDEV街道をひた走るしかないのだ。

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