店名 茶和
場所 長野県長野市南長野県町532-3 長野県労働会館 2F
電話 026-235-3530
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 なし
食べたもの 「Bランチ」600円
長野県労働会館というのは
どうも初めて来た気がしない。なんでかな?と考えてみたら、こちらは長野県にある企業の労働組合を統括する組織らしく、そういえは公務員であった義父や伯母を迎えにきた記憶があるような、ないような。もう20年以上前のことだから忘れてしまった。
ネットで調べると
宿泊施設もあるのだという。一泊3500円だかで泊まれるようだ。お得ではあるが、長野市民にはあまり用事がない。なにゆえこちらにお邪魔することとなったかといえばもちろん昼メシのためでしかない。この2階に安くて美味い店があるときいていそいそとやってきた次第だ
「茶和」
フロアの半分ほどを
使っているのであろうか。大きな開口から差し込む明るい陽光。片側にカウンター、片側にテーブル席とかなりな面積のお店だ。この明るさとカラーリングはなんとなく昭和の時代を想起させられる。
ミックスフライ、チキンカツ、カレーライス、炒飯といった一般的なメニューをもつ、普通の食堂だ。
私のお目当ては
日替わりランチだ。これは2種類あり
Aランチ「ハーブのポークソテー」500円
という名前だけでも贅沢なメニューだ。しかし、欲張りな私はその上をいくのだ
「Bランチ」600円
これはAランチにから揚げが搭載されるのだという。これはとんでもなくbeautifulなメニューではないかーーーッ!
プラスチックのトレイで
登場したランチは2種のメイン料理に副菜、ご飯、みそ汁というオーソドキシカルスタイル。
どんぶりメシに
キャベツとエノキのみそ汁、副菜は小松菜のおひたし。白だしと醤油が効いていてピシッと美味い。
メイン①
というか、オプションアイテムであるから揚げは、平皿にコロリと3個載せられている。小ぶりではあるが、から揚げはどこまでいっても美味いもの。カラリサクリと軽い仕上がりだがとてもよい
「ハーブのポークソテー」
そもそも500円の日替わりなのだから、大したものではないでしょ?という貴兄はたくさんいらっしゃると思う。だいたい私からしてそうだったのだから。ところがこちらのポークソテーはかなり立派なものであった。白く丸い平皿に、ドンと鎮座するポークソテー。焼く前はおそらく1センチはあったであろうロース肉は美味そうな脂身をまとっている。
ハーブというだけあって
なかなか複雑で心地よい香りがする。やや薄味ではあるが、そこは味変する楽しみがあるというもの、卓上の調味料で調整してみよう。おっと岩塩があるではないか。軽くカリカリとミルすると、一層味わいが深くなる。ああ美味い美味い。
このところランチの方針を変えている
「安くて美味い」
を追求する。価格は500〜700円くらい。ランチを見つけてはあちらこちらを回ってみようかという魂胆だ。デフレ脱却!景気回復!だのというHSPなことを主張する向きはあるが、それはそれ、これはこれという事で。こんな低価格で頑張られている方がいるのなら、お邪魔して堪能して安くて美味くて素晴らしい!と言いふらしまわる。それで世の中少しでも回るようになるのであればそれでよいのだし、手法のひとつではないか。そのように考えている。
コメント