場所 長野県長野市鶴賀権堂町2309-1
電話 026-235-8505
バリアフリー ◯
駐車場 なし
食べたもの 「今日の日替り」1000円
久しぶりに
ひとり権堂をぶらぶら歩き。もちろん映画を観に来たわけだ。昨年夏くらいまでは少しでも空き時間があると、ひょいとやって来てはロキシーに寄ってという生活を繰り返していたのだが、7月おわりから8月にかけてコロナに罹患してから、外に出るのが億劫に感じられるようになってしまったのだ
それでも
観たい作品が登場すると、カラダがうずうずしてくるのは止められない。別にコロナの後遺症があるわけではないのだ。と昨年末から少しずつ権堂・ロキシー巡りを再開。そして本日久しぶりにほぼ1日権堂巡りツアーと相成った次第
一本めは日本映画
真面目ではあるが不器用すぎる初老の男と、出来のよい優秀息子とその外国人妻。ふとしたきっかけで出会った外国人カップル。この1人と2組のカップルを軸に物語が展開していく。
重いテーマではあるが、深刻に突き詰めることもなく、俳優個々の名演もひかる。やや展開が甘く感じるがこれくらいがちょうどよい。なかなかのヒットのようだ。平日というのに1/3くらいの入り。素晴らしい
終わったところで
昼どきとなる。さぁナニを喰らおうか。さすが権堂、いろいろな店がある。久しぶりだけに少し迷いもあるが、結局こちらに来てしまう。
「むくげの花」
オムニが切り盛りされている小さなお店。私はこちらが大好きなのだ。美味くて安くてボリューミー。これで駐車場があったらいう事はないのだが、それは仕方のないことでもある。私などのような大喰らいが毎日押し寄せては商売にならないだろう。もちろん狙いは日替りだ
「豚ロースの味噌ステーキ」
ドン!と盛られたサニーレタスの手前に鎮座する肉塊。そうだ、そうなのだ。これは「塊」と表現するべきボリュームであろう。断面はほんのり桃色で、味噌ステーキというわりに、あっさり味つけであるのとサクリとした噛みごたえは品のよさを感じさせる。そうだよ、これを求めていたのだ
求めていた
のはこれだけではない。こちらの楽しみは定食とともに供されるナムル、そしてキムチ。ゼンマイ、モヤシ、ほうれん草というシンプルかつ普通のナムルではあるが、ごま油の香りが立ち込める素晴らしい味わい。
そして滋味深い自家製キムチ。これだけでもご機嫌なのに、その上ご飯、スープが食べ放題とくればやめられない止まらない
これらを
ご飯にのせて自分流ビビンバを作る。いただいたコチュジャンをたっぷりふりかけ、よく撹拌して頂きます。ふんわり仕上がったビビンバが美味くてたまらない
2本目は
1974年制作のイギリス映画。SFなんだろうなぁ。山本弘のカテゴライズであれば明らかな「ファンタジー」ではあるが、まぁ気にしないでおこう。
子どもの頃何度かTVで観ていたはずだが、冒頭の数分しか覚えていなかった。寝ちゃっていたのかもしれない。
難解
といえばそうなのかもしれない。テーマは理解できなくもないが、SF(ファンタジー?)という形式を取らなくてもよかったのでは?まぁこういうのが流行してたのであろう。キング・クリムゾン「RED」と同年制作というところでなんとなく納得。全体に流れるヨーロッパテイストが心地よい。主演俳優は人気シリーズに染まりあがるのを嫌ってこれに出たらしいが、ジェームス・ボンドには勝てない。主演女優のなんて美しきことよ。
というわけで
権堂ぶらぶら歩き完了。次回はもう少し暖かくなってからにしようかな。またビビンバも食べたいし
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