店名 やよい軒 塩尻広丘店
場所 長野県塩尻市広丘野村1069-24
電話 0263-51-1150
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「宮崎冷汁ととり南蛮の定食」960円、「玉子焼き」220円
東京からの帰り道
用向きを済ませ、17:00ころ出発。お前にしてはヤケに慌ただしいではないか。と言われそうだが、宿泊しても明日は用事がないから早くに出発するだけだし、そもそも長野で用事がある。という事でちゃっちゃと帰途につく。
といっても
通常はたらたら下道で、相模湖あたりまで行くのだが、なんとなく降りそうな雲行きなので、早々に高速道路に乗ってしまう。行きは上信越自動車道だったから帰りは中央で行こう。上りはけっこう詰まっているが、下は楽ちん楽ちん
甲府を過ぎたあたりで
雨が当たりだし、須玉インターチェンジあたりで本格的に降り出す。普通の雨降り、傘をささなきゃ歩けないよね、という程度だが。そのまま順調に進んでくれればよかったのだが、諏訪インターチェンジのすぐ手前で前が見えないほどの土砂降りとなる。
このところ
夜間の視力が落ちている。歳はとりたくないものだ。そしてこの土砂降りでは前が見えない。このままゆっくり進むことも可能だが、少々怖くもある。どうせ夕食も取らねばならぬ。下道でゆっくり参ろう、という事で諏訪で降りる。
国道20号線
に降りたちとりあえず夕食場を探す。久しぶりに黄金マッハカレーもいいな、と調べたらラストオーダー直前ではないか。ギリギリなんとか、と思わなくもなかったが、迷惑なのでやめておく。そのまま進み諏訪湖に至るが、なんとなくそそられる店に辿り着かない。
岡谷のガストで
ゴー!ゴー!カレーをとも思い駐車したが、その刹那、外に出られないほどの土砂降りとなる。傘もないし濡れるのもいやなので、諦めて出発。こうなったら塩尻で食べようと塩嶺峠越えを敢行。塩尻に至る。
だからといって
何かアテがあるわけもなし。20:00過ぎているからチェーン店くらいしかオープンしていない。あああ食堂SS塩尻店がある!そこを目指していたら、土地勘のないものの悲しさ、見落としてきてしまう。あああ残念。そして傍らにあるこちらを見つける。そうだ、ここでさっぱり頂こうではないか。
「やよい軒 塩尻広丘店」
チェーン店でありながら、さっぱり普通なご飯、といえばこちらであろう。近年では大戸屋も同趣向ではあるが、普通っぽさであれば、やはりこちらの方に軍配が上がろうというものだ。
メニューが普通
なのがよろしい。某ファミリーレストランによくあるような「夏の◯◯フェア!ボリュームMAX!最高に美味い!」なんてのも嫌いではない。つい先ほどガストでゴー!ゴー!カレー!を食べようとしたばかりだし。
サバの塩焼定食
しまほっけ定食
肉野菜炒め定食
しょうが焼定食
どうだ、この普通っぽさ
素晴らしいではないか。このように提示されてしまうと、街場の定食屋では注文しそうにないメニューにでも目がいってしまう。そしてまずはサイドメニューから
「玉子焼き」220円
別にマザコンのつもりはないはずだが、母親のつくる甘い甘い玉子焼きを至上のものとする者としては、しれっと玉子味、素材の味を活かした玉子焼きというのは許せないのだーーーッ!
やよい軒の玉子焼き
もあまり甘くはないのだが、よそから比べれば甘い方だから好きなのだ。ほわぁんとした玉子の香り、味わいと、ふんわりとした甘さがじつによい。添えられたマヨネーズもご家庭らしさを醸し出していてよいのだ。
「宮崎冷汁ととり南蛮の定食」960円
“豆腐ときゅうり、氷の入った冷たい味噌仕立ての「冷汁」と、鶏もも肉をサクッと揚げて甘酢とタルタルソースをかけた「とり南蛮」。やよい軒の宮崎名物をお楽しみください。”
というのはやよい軒の惹句となる。メイン×2、副菜、漬け物、ご飯という豪華なお膳だ。
副菜
サバの塩焼にすりごまのふりかけという、なかなか手の込んだメニューだ。熱々なのがよい、脂たっぷりなのもよい。これだけで飯が一杯イケそうな気がする。やよい軒の定食はご飯おかわり自由なのだ!
「とり南蛮」
さっくり揚がったとり天に甘酢。どちらかといえば酸味の勝った味わいに、中刻みくらいのタルタルソース。酸っぱいとの玉子+マヨネーズ味、そしてさくさくジューシーなとり天という素晴らしき出会いが素晴らしい。
「冷汁」
宮崎名物の冷たい味噌汁。冷たいというだけで、変な感じがするが、これがまたよろしすぎるのだ。鰹節の出汁に赤味噌、双方とも濃い味付けだ。氷も入っているし、これでちょうど良い。具材は豆腐ときゅうり。きゅうりが特にパリパリで美味い。
我慢しきれなくなり
ご飯をおかわり。2杯目は冷汁をたっぷりと掛け回し、サラサラといただく。冷たい汁と熱々ご飯がほんわりと調和してじつに美味い
夕食終わり
外に出たら雨も上がったようだ。これなら高速道路もなんとか行けるであろう。ゆっくり参ろう、チンタラ帰ろう。
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