長野市「すき家 19号長野中御所店」土用の丑の日


すき家 19号長野中御所店
場所 長野県長野市中御所4-3-4 [地図はこちら]
電話 不明
ジャンル 牛丼チェーン
バリアフリー ◯
駐車場 あり

興味本位

このところかなり減退したとはいえ、基本的には記憶力は悪くはない方だ。…悪くはないのだが、それは自分の興味があるものに限定される。あの映画の監督はだれだったか、とかあの作家の別の作品はこれこれでなどということはいくらでも覚えているが、その他のまるっきりだ。

苦手なもの

とくに記念日などは苦手でならない。
結婚記念日、家内や子どもたちの誕生日は何度か間違えてしまいデカく怒られたのでなんとか覚えたが、他の日はすっからかん。だいたい初めて会った、とかつきあい始めた日なんて記憶しているヤツがいるのか、いたらここに連れてこい。尊敬してやるぜ。

◯◯の日

記念日だけではない。
◯◯の日などというのがさっぱりわからない。近年は国民の休日が増えた上に、ハッピーマンデーだの週休3日だのでカレンダーが妙に整理されてしまったので、平日休みの身の上としては訳がわからなくなってしまった。海の日ってなに?山の日だからって山に親しみなんてもたないぞ。というか天皇誕生日って4月29日だよね。そんな程度のロクデナシなのである。

土用の丑の日

だけはなんとなくわかる。当たり前だ、近くになれば街角に『うなぎ』『丑の日』と大書された幟が立ち並ぶではないか。だからといってその日付を具体的に知っているわけではない。ただ、それをみると、ああうなぎ食べたいなあと日本人のDNAが騒ぎ出すだけだ。そして今回も安いうなぎを求めて街を行く。

すき家 19号長野中御所店

近年は吉野家、松屋、すき家といった牛丼チェーンがうなぎ業界を支えているという、変な時代に突入したが、われわれ貧民としてはじつに具合のよい事態である。そしてネット社会でもある、予約は簡単まつ必要もなくちゃっちゃと、しかも好きな店舗で買い物ついでに買ってこられるのもよい。

「うな牛 並」979円

合い盛り

毎度おなじみ牛丼とうな丼の合い盛りだ。牛丼は醤油ベースのためか、他のものとの相性がよい。

高グレード

カレー牛丼なんてかなりのグレードである。したがって同じ醤油ベースのうな丼が合わないわけがない。私はすき家にこのメニューがかかると2度は食べてしまう。うなぎには山椒粉、牛煮には紅生姜をしっかりふりかけて喰らう。うまいうまい。

という事で

7月の丑の日関連だけで3回うなぎを食した。どれもこれも安物だが、心がこもっていてとても嬉しくて美味しくて。絶対にまた食べてしまうであろう。うな牛最高!

長野市「松屋 長野鶴賀七瀬店」早くて安くてうまいうな丼


松屋 長野鶴賀七瀬店
場所 長野県長野市鶴賀七瀬578-1 [地図はこちら]
ジャンル 牛丼、定食
URL https://www.matsuyafoods.co.jp
駐車場 あり
バリアフリー ◯

20歳

20歳を過ぎると時間の経過が早くなる。
と言われ言われてきた10歳代は、まぁそんなものかと思っていたが、実際にその場その時になれば「早くなる」なんてものではない。倍速?いや10倍速くらいで吹っ飛ぶブッとぶ泣こよかひっとべ。これで結婚して子どもなど生まれようものならリニアモーターカーより速いのでは、と思うくらいのスピードであっという間に50歳を通り過ぎてしまう。

そして本年

54歳となる年はオリンピックあり、その他いろいろここではお話できない秘密の楽しみありと盛り沢山なものとなる筈だったが、いざ蓋を開けてみればコロナ、コロナ、コロナの大騒ぎで明け暮れて、気がついたら7月も半ばを過ぎてしまった。そうでなくとも怠惰な日々を過ごしがちなのだ、あ〜ぁ、オレなぁんにもしてねーや。と過ぎ去りし時を嘆いているばかりだ。ナマケモノの私が思うくらいだから一般の方々はもっと大変な想いをしているだろうし、上級国民の方々はとてつもない苦しみの中におられるであろう。オリンピックを華々しく終えて憲法改正バンザーイ!なんて夢のまた夢になっちゃいましたね。ほっほっほ

嫌味はさておき

時間の経過が早いのなら、季節のめぐりも早くやってくる。そうだ、夏が来た夏が来た。暑くていやだいやだいやだと、なんのかんのいいながら夏の到来が嬉しくてたまらない。食べ物が美味くなる、とくに多くの野菜が旬を迎えるのがたまらなくよい。ピーマン、ししとう、キュウリはもとより夕顔なんてものも登場する。ゆでて冷やして辛子醤油なんて贅沢すぎる。そしてナスだ、ナスをすべてもってこい!

そして

季節は巡りアレが近づいてきた。なにが?夏の土用の丑に決まっている。2020年は7月21日と8月2日の2日間となるそうだ。となればうなぎであろう。平賀源内に義理はないが、こういうところくらいつきあってやってもバチはあたるまい。理由は様々あとでつけることが出来る。要するにいろいろと託けて、安いうなぎを食べるまわるのが趣味だったりするだけだ。

「松屋 長野鶴賀七瀬店」

上千田店が閉店してしまい誠に残念な松屋さん。そのかわり柳原にできたからよいではないか、という事なのだろうが、立ち回りからすればあそこにあったほうが具合がよかったのだ。そんな事は私のわがままでしかないから気にしてはならぬ。さぁ東口の松屋だ、さぁうなぎ喰らうぞ。

「うな丼 豚汁変更」1040円

じつは昨年食べそこねて今回初の松屋うなぎである。もちろん冷凍であろうが安いうなぎファンとしては文句があろうはずもない。甘さ抑えめというか少なめのタレが新機軸であるかと。通常はつゆだく一歩手前くらいかかっていると思うが、松屋うなぎはあっさり味で、これはこれでアリな存在感を放つ。

豚汁

うなぎに豚汁が合うかどうかという議論はしない。なぜならば私は豚汁が好きなのだ。とくに牛丼屋のしょっぱい豚汁がよい。だからうなぎであろうとなんであろうと注文してしまう。なにか文句あるか。

いやでも時間は経ってしまう、季節が巡ってくれば歳をとってしまうのは仕方がないこと。であれば美味いもの、身の丈にあったよいものを食べていこうではないか。アベにもコロナにも負けるな!

長野市「秋山食堂」14回目はうな丼とラーメン


秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375 [地図はこちら]
駐車場 あり
バリアフリー ◯
ジャンル 定食屋

予定変更

先からあった予定が変更された。そのまま自宅でゴロゴロしていてもよかったのだが、夜の外出機会そのものが少ないので出かけることとした。もちろんひとりで酒を飲みに行くなどという事はあり得ないし、他にすることなどあろうわけもない。私の行く場所といえば映画館くらいなものだ。ちょうど観逃していた作品がかかっていたのでロキシーへ向かう。

篠突く雨

土砂降りとまではいかないが、間段なく高密度に降り続ける雨足はまるで竹林の中にいる様だ。まさしく篠突く雨という状況だ。権堂の有料駐車場から濡れながらロキシーに到着。そもそも傘を持たずに出る者が悪い。悪いといえば、目指す作品の上映時間を間違える者はもっと悪い。おっとっと。仕方がないので20分ほど時間をつぶし別の作品とする。

「私の知らないわたしの素顔」

という作品を観たのだが、これが予想以上によかったのだ。『ほんの出来心で足を踏み入れたSNSの世界は、二転三転のジェットコースターだった』なるポスターの知識から、サスペンスものと想像していたのだが、これがなんと純愛もので、純正フランス映画という風のしっとりした作品であった。常ならば絶対に選択しない類のものだから、じつに嬉しかった。

夕食

映画が終わればメシだメシだ。
権堂でなにかを、と思ったのだが夜は飲み屋だらけとなってしまう、当たり前のことだが。井之頭五郎のように居酒屋メシもよいのだが、気遅れしてならないので、ここはやめて夜のレジェンドへ行こう。

「秋山食堂」

夜のこちらにお邪魔するのは久しぶり、3年ぶりくらいか。基本昼と変わらないが、夜は常連さんの居酒屋と化すので別の楽しみがある。おじちゃんどもの酒飲み話を聞きながらの食事も悪いものではない。

黒板メニュー

そして何より黒板メニューが多くなる。

今回も『ゆでイカ 生姜醤油付』『オクラヤッコ』『まぐろヌルヌル定食』『焼鳥塩ダレ定食』なる魅力的なメニューで溢れていたが、今回はこれ一択であろう。

「うな丼とラーメン定食」990円

今年はシラスウナギが豊漁とのことで、夏くらいから価格が下がる、というウワサは聞いていたがこれもその影響だろうか。レンジの音が聞こえたから冷凍ものには違いないだろうが。いつもの醤油ラーメンは安定的な存在。メンマ、チャーシューとナルト1枚ずつ、ネギ少しに細麺というシンプルすぎる構成は『輝ける安心感』と呼ぶにふさわしい。

いつもの丼に無造作に盛り込まれた飯の上に、これまたトロリとおかれた蒲焼き、というより冷凍だから『蒲煮』に近いがこれもまたよし。

市内某鰻屋のように関西風蒸しなしでパリッとした、タレのかかりの少ない端の方が塩焼きっぽい仕上がりの蒲焼きも美味いが、関東ふわふわで育った身としては、この方が相性がよいかもしれない。値段も合っているし。添えられた2枚の大葉も食堂らしさを醸し出していてじつによい。

14回目

秋山食堂は調べてみたら食レポだけで14回目だという。レポートしていないものまで含めれば数えきれないほどだろう。それだけここにはsomethingがあるという事だ。もっと近くにあれば毎日通ってしまうのだが。

長野市「三幸軒」街角のiUnaGi


三幸軒
場所 長野県長野市大字安茂里大門1768-6 [地図はこちら
電話 026-228-6435
駐車場 あり
バリアフリー ◯

下魚

下魚とは、漁獲量が多すぎて市場に出しても価格のつかない、価値の低い魚を指す。かつてはアジ、イワシ、サンマなどは長い間そのように呼ばれていたし、秋田ではハタハタが代表格だったそうだ。いつぞや秋田の親戚が
「ハタハタなんて買ってくるものじゃない。海に行ってバケツですくってくるのだ」
と言っていた。バケツは大げさだろうが、それだけよく獲れたという事でもある。東北の貧乏人(私およびその一族が裕福であるわけがない)が厳しい冬をやり過ごすための、唯一の食料であった。そんな下魚ハタハタが少なくなり、一時禁漁となり現在では高級魚へと発展したとは皮肉以外の何者でもない。

ウナギ

かつての下魚、現代では高級魚というのでは、やはりウナギが最高峰といえよう。ウナギといえばかつて(といっても江戸・明治のことだが)はドジョウとほぼ同じ扱いだったのだとか。そこいらの川や田んぼにいくらでもいたのだが、脂がキツすぎてあまり喜ばれず、食卓に上がることは少なかったそうだ。ただ、吉原の門前で屋台で食べさせるようになってから大流行。安い蒲焼で精をつけ吉原(なか)へ繰り出す、というのが江戸っ子の気質にうまくハマったのであろう。
そのウナギが、そうでなくとも高級魚であったウナギが、超、いや超超超超超超高級な存在となって久しい。シラスウナギが激減した、原因がわからない、養殖できない。と様々議論されているがよくわからないというのが歯痒くてならない。そもそも貧乏人最高峰の私には、あまり関係のない事柄だが、ないとなれば寂しいではないか。
どれほど少なくなったとはいえ絶滅したわけではない。お金を積みさえすればウナギなどいくらでも食べられるのだ。ただランチタイムで3000〜4000円かかるとなればまったく面白くない。だから街で安いウナギを見つけて食べる、というのを密かな楽しみとしている。吉野家の短冊状に処理されたウナギ、すき家の牛とウナギの相盛りであるうな牛などけっこうイケるのだ。長野市内の某喫茶店(教えないよ)の1200円ウナギは感動的だった。

「三幸軒」

こちらは長野市に2店舗、中野に1店舗あるのだが、支店なのか暖簾わけの関係なのかよくわからない。ただ、どちらも安くてボリューミィで美味しくて、常にたくさんのお客様で賑わっている。この日はカツカレーもしくはかき揚げ丼、と決めて来たのだが、壁に掲げられた別の短冊メニューに心奪われ、注文してしまった。

「うな丼定食 タンメン付 並」1000円

牛丼でもない、カツ丼でも天丼でもない。うな丼に野菜たっぷりのタンメンがついてこの価格である。安いウナギマニアとしては、注文せずにいられない。

「タンメン」

丼もの+ラーメンといえば、そのボリュームを指摘する人が多いのだが、そもそも麺料理はスープ類に相当するものなのだ。

野菜たっぷり、塩スープ、細麺とくればこれ以上の存在はない。このタンメンは立派にその機能を果たしている。何はさておき塩スープに酢をじゃばじゃばと入れて食べるのを好む。美味い美味い。

「うな丼」

紅いプラスチックの丼に白い飯、瑞々しい緑の大葉と紅生姜、そしてぬれぬれとしたこげ茶の蒲焼。堂々たるフォルムといえよう。濃度の高いタレは味わい深く、丼全体を引き締める。ウナギはやや脂が不足気味。やや皮が固く、身はふんわり、ではなくホロリとほぐれていく。三角の形状といい、今まで食べてきたウナギとは少し違う種類なのかもしれない。

詳細が不明なのでとりあえずiUnaGiとしておこう。もちろん私の腹の中だけの事だが、これはこれで十分美味いものだ。次回は上1250円を試してみよう。

iUnaGiの” i “に意味はない。
何にでも” i “さえ加えれば意味などなくとも、シャレオツと化す。iPhoneしかりiPadしかり。両者とも意味などまったくないのだ。だから、気にしてはならぬ何事も。