長野市「煮干しらーめん専門店 麺屋 晴」雪の日もラーメン晴々


煮干しらーめん専門店 麺屋 晴
場所 長野県長野市鶴賀七瀬中町142-6
電話 不明

世の中、パーマ屋とラーメン屋の起業ほど楽なものはないらしい。「らしい」というのは聞いた話、確認したわけではないので、あくまでもウワサ話の域をでないのだが、双方とも巷に溢れているところを見ると満更ウソでもないと思わなくもない。とはいえ、継続していくことはさほどに甘いわけもなく、それなりの技量あるいは惹きつけるものを持たずにはいられない、ということも必然である。

私は床屋派なので、パーマ屋さん事情には疎いのだが、ラーメン屋の新規開店にはけっこう反応する方だ。「新規開店」と聞けば、何をおいても駆けつける、というほどの情熱はなくなったが。こちらは2017年4月オープンというから、私の中では新しい方の店だ。お邪魔するのは今回でが初訪問である。

以前から妙に気になっていたのだ。東通り沿いで、駐車場が少ないというアクセスの悪い地という割りにはいつも混雑しているのだ。これは行ってみねばならぬ。と思いながら2年も経過していた。もっと早く行っておけばよかった。

この日は店の近在で用事があり、その後駐車させてもらい徒歩で向かうこととする。数分程度で到着。日曜昼過ぎというタイミングであったが、雪なので空いているだろうと思っていたが甘かった。行列、というほどでもないが、5〜6人並んでいる。正直なところ、行列は大嫌いなので常であればスルーするのだが、戻るのも嫌なので並ぶこととする。

10分ほどであろうか。
ちょうど何組かが終わったのでわりと早く入店できた。通りに面して大きな窓のある、白を基調とした明るく清潔感のあるインテリアである。注文品はデフォルトメニューとし、

「味玉らーめん ★★★」900円
「トッピング チャーシュー」100円

人気No.1と冠されていたものを選択したわけだ。★の数でスープに投入する「煮干し」の量が決まるそうだ。たしかに煮干しの香りがすごい。今回は最も低いレベルのものだが、それでも「ブワ」という表現が妥当なくらいのボリュームである。ジャンルでいえば「和風節系」となるであろうか。日本人のDNAに刻み込まれた香り、とでも言えよう。とはいえここまで高濃度だと、嫌う人もいるかもしれないが、逆にこちらの個性を際立たせている証明であろう。だからここまで混雑するのだな。
味玉はスープに比してあっさり仕上げ、ご太いメンマと海苔がとてもよろしい。刻み玉ねぎも気に入った。トッピングチャーシューも分厚くてじつに美味い。

「にぼ肉マヨ丼 ハーフ」350円

こちらは普通といえば普通なのだが、チャーシューが美味い。マヨネーズがしっかりまったりしている。ごはんも熱々でよろしい。

以上である。
次回は空いた時間帯に、…というと夜になってしまうのだろうが、もう少しゆったりとメニュー選択してみたい。

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長野市「ラーメン山岡家 長野南長池店」安心の…


ラーメン山岡家 長野南長池店
場所 長野県長野市南長池292 [地図はこちら]
電話 026-274-5011

「醤油ラーメン」650円

仕事始め後、2度目の昼食は典型的豚骨醤油ラーメンを頂くことに。海苔、チャーシュー、ほうれん草、ネギにゴマというスタンダードな構成の丼である。これで極太麺だったら当たり前すぎる存在となるが、中太麺なので案外と優しげなフォルムとなる。
こちらはもともと札幌の商社が全国展開しているもので、この地に来てから10年ほどになるか。当初は油が多くて辟易としたが、現在はさほどの事はなくなったが、あれは元からの仕様だったのか、はたまたオペレートが悪く調理ミスだったのか。いずれにせよ普通に美味い存在となったから、なんの文句もない。

「ミニチャーシュー丼」330円

サイドメニューが必要なのは当然の事である。本当はギョウザと行きたいところだが、ニンニクぷんぷんで午後を過ごすわけにいくまい。いや、あれはじつによいものだが、平日は自粛しよう。という事でミニ丼系からの選択となる。
ミニチャーシュー丼、ネギマヨチャーシュー丼、玉子かけご飯の3種が用意されている。マヨネーズという気分ではないし、TKGは究極を食べたばかりなので「ミニチャーシュー丼」。小さな丼に熱々ご飯、チャーシュー3枚に甘いタレそこにネギ、ゴマがちらされている。これも飛び抜けた存在ではなく、ごく「普通に美味い」というもの。これあっての市井、安心を感じさせてくれる。といったものだ。じつによい。


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大町市「豚のさんぽ」遥かなり黒部のダム


【お店のデータ】
豚のさんぽ
場所 長野県大町市仁科町3168-8 [地図はこちら]
電話 0261-85-0129
駐車場 なし

池田町から大町へ

台風雨の中、池田町まで他行である。
ひと通り用事を済ませたら13:00を回っている。当然、昼どきである。池田町で美味いものを、と食べログその他、いくつか情報収集したが、今ひとつよい店が見つからない。美味しい店など必ずあるはずだが、今の場に間に合わない。調べてからくればよかった。もう少し、時間をかければ良いのかもしれないが、後工程もある。やはり全く知らぬ地で良店を探すのは至難であったという事で大町まで戻ることとした。だからといって、決してよく知っているわけではない。数年前、地域リーグ時代の長野パルセイロの試合が大町サッカー場であったので、何度か通ったことがある。という程度のつきあいだから、はっきり「知らないレベル」であろう。

「豚肉料理専門店 豚のさんぽ」

ということで大町駅前のこちらである。
今や、すっかり「超」がつくほど有名になってしまった店である。パルセイロの試合観戦以来だから、5年ぶりかそれ以上となる。
日曜日とはいえ雨中、しかも昼すぎではあるものの、数組ならんでいる。さすが有名店だ。面倒だが待つしかなかろう。前述したが、他を知らずにここへ来たのだ、仕方がない。大した時間もかからないだろう。掲示されているメニューを眺めるうちに、徐々に黒部ダムカレーを食べたくなってきた。

黒部ダムカレー

黒部ダムカレーとは大町市内にある食堂、カフェ、洋食店やレストランなどいくつかの飲食店が提供しているカレーライスで、黒部ダムをモチーフとしている。
大町は立山黒部アルペンルートの長野県側の拠点である。昭和40年代よりトロリーバス扇沢駅にある、「レストラン扇沢」で考案されたと言われている。ご飯をダム状アーチ型に盛り、ダム湖をカレールーで表している。(詳細はHP参照のこと)
黒部ダムカレーはこちら「豚のさんぽ」でも、看板メニューともいえる存在である。ただ、こちらの場合は量がすごいのだ。ご飯でいえば(小)300g、(並)400g、(大)500g、(特)に至っては600gと尋常なボリュームではない。私も一般的には大喰らいの部類に入るが、いくらなんでも無謀な試みだ。

「贅沢定食」

黒部ダムカレー単品は回避、小盛りバージョンカレーとラーメン双方を楽しめる、このセットメニューとする。…それでもけっこうな量なのが素晴らしい。

黒部ダムカレー 豚のさんぽVer

U字型に盛られた向う側に野菜類、反対側にダム湖を模し、並々注がれたカレー、破砕帯を模したほぐしチャーシューと、小なりと言えど、黒部ダムカレーの定義はきちんと守られている。辛くはない、というより少々甘めのカレーである。軽くスパイシーで、ドロドロなところは、金沢カレーのイメージに近いかもしれない。たっぷりの生野菜、ほぐしチャーシューを少しずつ混ぜながら頂くと、とても美味い。

ラーメン「岳」

ラーメンはクリーミーな豚骨スープの「げんこつラーメン」か、透明塩スープの「岳」の2種からの選択である。豚骨という気分でなかったので、後者とする。げんこつというだけあって、肉塊が迫力を放つ。大きなバラチャーシューとほうれん草、もやし、ネギが大量に載っている。麺も細、太からの選択なので太麺としたのが正解であった。

ダムカレーカード

会計時にレジ脇に「ダムカレーカード」なるポスターを発見。さすが町おこしメニューである。各店で黒部ダムカレーを食べるとカードが貰えるそうだ。全18種、コンプリートするか。


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長野市「赤兎馬」マジカルジャンルラーメン


【お店のデータ】
赤兎馬
場所 長野県長野市若里6-1-6
電話 026-228-7623
営業時間 10:30〜20:30
定休日 日曜日
駐車場 あり

ラーメンなる食べ物は、気にして食べるものではない。

と以前は考えていたものだ。そばうどんなどと同じで、カツ丼天丼親子丼のセットもの。ボリュームアップのためにあるようなものである。二十代のころはそのようにも考えていた。

長野市はラーメン激戦区である。

といわれるようになったのは10年ほど前からであろうか。所詮はマスコミが騒ぎ立てているだけ。激戦区といっても新宿や池袋ほどではないのだろう。と鼻で笑っていたものだ。

ところが知人から様々なラーメン店に連れだされるにつれ、これはこれでなかなかなものだ、と考えるようになった。

生キャベツとの相性抜群の豚骨醤油ラーメン「よし家」。和風節系ラーメンとも言うべき存在「蕪村」。鶏白湯スープが白眉の「とり丸」など意欲的な店だらけ。じつに楽しかった。現在でも状況は変わらない。いくつかの店は代替わりしたが、意欲十分挑戦的なラーメン店はたくさんあるのだ。

長野日本赤十字病院前にある小さな小さなラーメン店。こちらは「赤兎馬」といい、カーマニアであるご主人がホンダNSXをイメージして作られたというお店である。知人に連れていかれ

『とにかくスゴいから。騙されたと思って食ってみろ!』
と勧められたのが最初の出会いだ。

名物、というかお勧めメニューは店名そのままの「赤兎馬」というラーメンである。

直径30㎝はあろうかという巨大などんぶりに赤いスープがなみなみと注がれている。具は刻みキャベツ、刻みニンジン、刻みサヤエンドウ、豚こま肉その他が投入されている。あんかけ状にどろりと粘度の高いスープは極細麺によく絡むことであろう。

このように紹介するからには、大変美味しい!……といいたいものだが、むしろ反対なのが世間の面白いところである。

『二度と喰うモンか!』

というのが率直な感想なのである。
ではどのようなものなのか。

二度と食べたくないラーメンとはいったい何なのか。いい表すのは簡単なのである。すなわち

熱くて辛くて酸っぱい

のである。

熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。

熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。

熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。

熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。

ウマいマズい以前。味もへったくれもなく、単にガマンして麺たぐっているだけである。

なんとか食べ切れたのは両親から受けた
『食卓に出されたものは食べ切りなさい!』
というキツ〜いシツけに培われた〈義務感〉のみによるものであったと確信する。

お父さんお母さん本当にありがとう。あなた方の三男坊は立派に育ったはよいが40にしてメタボ入り50にして糖尿入口まで来てしまった。惑うより前に主治医と専属看護師(家内だが)より大変な叱責を受ける、辛い日々を送っているのだ。情けない。

無駄話はやめよう。
そういった次第でこちらとのご縁は切って捨てられた。……筈であった。
以来、数日間はあちらこちらで
『二度と喰うモンか!あんなマズいもの!』
と言い触らし歩いたものだが、言えばいうほど
『でもそんなにマズかったかな?』
『あの日は体調も良くなかったし。お腹もそんなに空いていなかったからなァ』

などと何ら根拠性もない期待感が生まれてくる。このようなところが「赤兎馬」のスゴいところ。いや「赤兎馬」が「赤兎馬」である由縁というか。

…では、もう一度確認しに行ってみようや。
などと足を向けたが最後だ、もう後へは引けない。

熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。
熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。
熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。
熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。熱くて辛くて酸っぱくて。

コレを体感したくて、
春夏秋冬問わず汗ダクになりたくて。
狭苦しい駐車スペースもなんのその。
気づけば「赤兎馬」かきこんで悦に入る。病みつきになってしまっている。
…なんて生易しいレベルではない。まさしく地の果て至上の時。

ノンジャンル、いや、マジカルジャンルラーメン「赤兎馬」。
『とにかくスゴいから。
騙されたと思って食ってみろ!』

ここまで書いたらとてつもなく食べたくなってきた。明日の昼ご飯はここで汗ダクになるとするか。

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