店名 乙妻
場所 長野県長野市高田338 [地図はこちら]
電話 026-226-4240
駐車場 あり
バリアフリー ◯
ジャンル 定食屋、居酒屋
食べたもの 「カツカレー」1030円
お正月だけあって
いつものあの歌があちらこちらから聴こえてくる。
年の始めの 例とて
終なき世の めでたさを
松竹たてて 門ごとに
祝う今日こそ 楽しけれ
初日のひかり さしいでて
四方に輝く 今朝のそら
君がみかげに比えつつ
仰ぎ見るこそ 尊とけれ
という歌は「一月一日」なるタイトルであるとはたった今知った事だ。
新年は
今の世がいつまでも続くように、門前を飾り立てみんなで楽しく過ごそうよ。
初日の出が美しく輝く空を帝のお姿になぞらえて仰ぎ見ることはとても尊いことなのだ。
というのは
私の訳だがさほどは間違ってはいないだろう。皇国史観がどうのとヤボなことをさえ言わなければ、なにも考えていないよい歌だ。新しい年を寿ぎ、ゆらりゆらゆら静かに過ごそうではないか。
一月三日だ
いちおう本日まではゆらりゆらゆらしていてよい事となっている。美味しいもの食べて一杯やって、テレビ、Amazon prime、U-NEXTからYouTubeと経巡ったあとさぁ何をしようか。要はヒマでたまらない。日常的に休みたいダラダラしたいと願っていても、いざ休みとなればこんなものだ。
という事で
ここが現在なわけだがヒマでヒマでたまらない。初詣にでも行こうか、映画でも観に行くか。とはいえコロナは嫌だしそもそも出るのが億劫だ。という事でダラダラの続きを敢行する。これは仕方がない、健全にゴロゴロしながら妄想する事としよう。
とりあえず
お節に食べ飽きた現在、何を食べたいかを妄想するのが正しい手法であると確信する。そういえば
「おせちもいいけどカレーもね」
というコピーは1976年のものらしいが、誠に正しいと言わざるを得ない。
という事で現在食べたいものはカレー。それも年末に食べたばかりのあのカレーが食べたい食べたい。
「乙妻」
長野市でもっとも古いおつきあいの定食屋さん。頻度こそ以前に比べれば少なくなったが、ここの味が忘れられなくてちょいちょいお邪魔している。そしてこのところハマっているのがカレー。20年も通っていながら、昨年初めて食べてみて、典型的な『定食屋カレー』の虜となってしまったのだ。
「カツカレー」1030円
丸皿にてんこ盛りご飯+とんかつ、黄色っぽいつやつやのカレーという、気取りも衒いもない存在感がよい。なにがよいといって、この甘めのカレーほどよいものはない。
揚げたてサクサクの
とんかつもよい。卓上のソースをぶっかけて(品がないがこの表現がぴったりなのだ)わしわしいただくタイプのカレー。味わいといいボリュームといい、若き日に食べたあのカレー!といった風のカツカレーが美味くてたまらない。
ああカレー食いてえ
という事でまだまだ美味しい妄想タイムは続くのだ。ああ幸せだ、贅沢なひと時だ。
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