長野市「えん楽 鶴賀店」個室ちゃんこ鍋

店名 えん楽 鶴賀店
場所 長野県長野市東鶴賀町74 [地図はこちら]
電話 026-235-2400
ジャンル ちゃんこ鍋
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「親方ちゃんこランチ」1250円

お客様とプランニングについてのお話を始める際に

まず登場するのが部屋数あるいは室の構成をどのように考えるかという話題だ。リビングやダイニングとキッチン、または浴室といった水廻りをどのようにしたいか。このあたりは住居の顔にあたる箇所だから話も弾むし盛り上がることこの上ない。しかし、密かに紛糾するのが各人の部屋。おもに子供部屋をどのようにするかがけっこうな論争に発展する事がある。

お子様が1人ならまったく問題はない

お好きなようにいかようにもとなるが、2人3人4人となると頭の痛い問題に発展する事となる。親としては同じ子どもだから、分け隔てなく平等にしてやりたい。そんなことは当たり前だが、部屋数が増えれば増えるほど面積が大きくなり、コストに跳ね上がる。お子様だって成人されれば家を出てしまう可能性もあるから、細かく仕切られた無駄な部屋と化してしまう事もあるかもしれない。そんなこんなで常にあーでもないこーでもないと、議論が止まないジャンルなのだ。

かくいう私は

子どもの個室は不要と考えるものだ。個室を与えれば勉強する、などという事はありえないし、そもそも勉強好きは家族のいるリビングでやっている。作っても最低限。一畳分程度ギリギリのプライバシーを守ってあげられるほどの空間があればよい、と思っている。まぁこれは建築家 宮脇檀の受け売りなのだが。私は子どもの頃から個室が欲しいと思った事がない。いや、ないというわけでもないがどっちでもいいやといった感じであろうか。常にだれかとおしゃべりしていないといられない性質だし、そもそも勉強などするわけもない。本棚にさえ囲まれいて、優雅に眠れさえすればほかは文句なし。そんな手間いらずなやつでございました。

雨が降っている

九州や東海地方は梅雨入りしたが、長野までとは聞いていない。その割に夜半から強い降雨が続き、夜が明け昼になっても降りっぱなしの状況だ。雨は鬱陶しいが季節柄暑くはならずちょうど良い気温で安定している。となれば鍋がよい。熱々はふはふの鍋で昼食としよう。いつもであれば『しゃぶ葉』でじゃぶじゃぶとするのだが、今回は趣向を変えてちゃんこ鍋としよう。

「えん楽 鶴賀店」

そしてお邪魔したのがこちらだ。以前は『ちゃんこ 江戸沢』といったがいつのまにか変わってしまった。メニューもほとんど変わらないからオーナーは同じなのであろうか。こちらがよいのは個室に通してくれるところだ。部屋のサイズは様々だが、今日は6畳ほどの場に案内してくれた。よし、ゆったりゆっくり参ろうではないか。

「親方ちゃんこランチ」1250円

まずはスープを選択する。醤油、味噌、塩、キムチの4種だが今回は塩味とする。海鮮をベースとしたちゃんこ鍋とのことだ。ハマグリ、ホタテ、金目鯛の切り身、車エビという魚介類と薄切り豚肉、鶏もも肉、鶏のつみれ。生麩、葛切り、に野菜がどっさり。

ここにサラダとご飯、温泉卵が搭載されるというスーパーなひと品だ。

「よく火を通してから食べてください」

といわれたので強火で加熱したはよいが、そのままだと食べるのが追いつかない。ちょうどよき火加減にたどり着くまで時間がかかってしまう。

ご飯を少し残して

締め雑炊とするのが一般的かもしれないが、ここはひとつ私のハマりものという事で「ちゃんこ鍋かけご飯」とする。具材とともにしゃばしゃばになるほどスープを振りかけてサラサラいただく。あああこれは美味い。温泉卵をのせていただく。あああこれも美味い美味い美味い。

個室は

ひとり気兼ねなくいられるからよい。ここは飲食店だから片づけもいらない、これは素晴らしい。あらためて個室でひとり暮らしも悪くはないが、片づけ・清掃が必要だから、それはそれでよろしくないなぁ。


信州の定食 写真集・フリー素材集 あらら?のランチ

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