須坂市「ケーキ茶房 みやび」元保育園カフェ

スイーツ

店名 ケーキ茶房 みやび
場所 長野県須坂市豊丘2440-1 [地図はこちら]
電話 026-213-6613
URL http://www7b.biglobe.ne.jp/~intership/
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「フルーツショートケーキ」390円、「イチゴスムージー」520円 ※ケーキとセットで100円引き

かれこれ54年と半年ほど生きているが

もっとも古い記憶は3歳くらいの時、伯母に
「こんにゃくはお腹を掃除してくれるからちゃんと食べろ」
「ピーマンは苦いけど美味しいから食べろ」
と諭されている場面だ。ごく断片的な記憶でしかないが、食に関する内容であるのが私らしくて面白い。ところどころ欠落はしているが、ある程度記憶が連続してくるのは幼稚園に入ってからくらいだろうか。

そういえば入園当初大暴れしたんだよなぁオレ。兄ふたりとは少し歳がはなれている上に、子どものいない地域であったから同世代の子どもと遊んだことがない。しかも母親とその姉である伯母にさんざん甘やかされて育った小僧が、いきなり馴染めるわけもなく、入園式からしばらくの間大暴れ大騒ぎの連続だった。
「おうちに帰りたい」
と泣き喚きながらオルガン倒して、下足入れ前に敷いてあったスノコを放り投げ、なんて場面を記憶している。

後で聞いたことだが

泣くは暴れるは、授業の邪魔はするは、勝手に帰ってきてしまうはで、母親もいい加減迷惑に感じたのであろう。主任の先生にやめさせる事を持ちかけたら
「大丈夫です。この子はひと見知りしているだけなので2週間もすれば慣れてしまいます」
と、ひと言。それが本当になってしまうのだからさすがプロだねぇ、と母親は語っていたが私のひと見知りは今も昔も変わらないようだ。

「ケーキ茶房 みやび」

こちらにお邪魔する道筋は何度か通ったことがあるよなァ、と調べてみたら米子大瀑布に行くルートとほぼ同じであった。そのくらい奥地(失礼な言い方だな)にある店だ。以前は保育園として使われていた施設を、カフェとして再生されたというこちら。保育園の教室らしく明るくて清潔感にあふれる心地よい空間だった。食事も出来るようだが、済ませた後なので可愛らしいケーキをいただく。

「フルーツショートケーキ」390円

小さくて可愛らしいフォルムだが、フルーツもりもりでけっこうボリューミーなケーキだ。

キウイ、2種のマスカット、イチゴ、パイナップル、オレンジといったカラフルに彩られ、薄く仕立てられた3枚のスポンジの間には生クリームとキウイ、イチゴ、黄桃3種のフルーツが。口にするたびに味わいや歯ごたえが変化していく、なかなか凝った構成のケーキだ。

「イチゴスムージー」520円 ※ケーキとセットで100円引き

昔の呼び方であれば『イチゴミルク』になるのであろうか。そのわりに牛乳感は少なく、あくまでもイチゴで勝負!といった感のある飲み物。スムージーというだけあって、舌のざらつき感などほぼなく、しっかりスッキリした飲みごたえだ。

まことに失敬な幼年時代であったが

ご関係者の皆さま、とくに幼稚園の先生方ごめんなさい。その後順調に、特に横方向に育ちなんとか普通程度にはやっております。直接お話しできないので、この場を借りてご挨拶する次第でございます。


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