長野市「中華料理 福苑」わかめチャーハン

中華料理

店名 中華料理 福苑
場所 長野県長野市川中島町原465-1 [地図はこちら]
電話 026-274-5818
ジャンル 中華料理店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「わかめチャーハン」770円、「焼き餃子(5ヶ)」380円

先だって忘れ物があったので

昼どきではあったが自宅へと戻ったことがあった。当たり前のことを言うようだが、よく知った風景ではあるがなんとなく違うように感じられるのは、日差しの違いからくるものであろうか。こんな時間帯にいた事がないから精神的に身構えているからであろうか。

自室まで忘れ物を取りに行き

リビングに顔を出すと家内が昼食を取っている。なに食べてるの?と皿を覗き込んだらテキトー炒飯である。冷蔵庫にあったものを適当に刻みご飯とともにチャチャっと炒めて出来上がり。家事担当者としては自分ひとりのためにさほどの手間も時間もかけたくはないよなぁ。

そういえば母親の作るチャーハンもこんな感じだった。土曜半ドンで帰宅した昼食は大概のことチャーハン。フライパンに冷やご飯を入れ、冷蔵庫にあるハムだのソーセージだのを切り刻み、まだ少し足りないとなればさつま揚げやハンペンを放り込みガガガっと炒めあげる。塩胡椒して母も私も大好きなケチャップを投入して出来上がり。適当に作ったはずなのに何故あれほど美味いのか。

「福苑」

川中島原の福苑の料理が美味いというのはよく知っていたこと。板麺などほかにはなかなかないタイプの料理である。とはいえ友人からユニークなチャーハンがあると訊けば訪れざるを得ないではないか。席につきひと休み、息せききって注文するのは大人のすることではない。メニューをひと渡り確認したのちに優雅にお願いするのが50を超えたものの行為であろう。

「焼き餃子(5ヶ)」380円

いきなり本筋にいかないのも大人のすることと言える。ぷっくりとした大きめな餃子は、厚い皮と肉汁たっぷりなあんが魅力なのだ。それに何がよいといってカリッカリに焼き上げられた熱々の表面。これなくして焼き餃子とはいえないだろう。

「わかめチャーハン」770円

黒褐色の典型的な醤油チャーハン。刻んだネギやらニンジンやら玉子やらとともに、あちらこちらに顔を出しているのはわかめ。生わかめが大量に投入されている。わかめの味わいといえばさほどでもないが、これはやはりぬるりとした舌ざわりとしゃきしゃきの歯ごたえであろう。そもそも醤油ともご飯とも相性は抜群なのであるから、不味くなるわけがない。

チャーハン、炒め飯は中華料理

というイメージがあるのだが、そもそも米食文化の地ではごく当たり前に存在する料理なのだそうだ。それも◯◯なんとかチャーハン!と大上段に振りかざすものではなく、手元にある材料でパパパっと作り美味しくいただくものらしい。どこに行っても家庭の事情はあまり変わらないのだなァ。


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