長野市「タイの家庭料理店 カーオホーム」世界三大アローイなスープ!

エスニック

店名 タイの家庭料理店 カーオホーム

場所 長野県長野市鶴賀緑町2212-23

電話 080-9290-0314

ジャンル タイ料理店

バリアフリー入口に段差あり

駐車場 なし(近隣に有料駐車場)

食べたもの 「トムヤムクン」850円、「パッタイ」700

 

業界◯大□□が云々

という表現を今でもするのであろうか。例えば東西二大俳優の競演!とか三大怪獣地球最大の決戦とか。元はといえば興行用語だと思う。演劇や映画の宣伝に使われていたと推察する。たしかに片岡千恵蔵と市川右太衛門、がわからなければシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツネッガーが揃えば二大俳優だし、ゴジラとモスラとラドンはキングギドラに対抗しうる三大怪獣で間違いない。

とはいえ中には絶対おかしいよね

というものもある。たぶんなにかのゲームでキャラクター化されているのだろうが戦国武将を並べているものがあったりするのだが、斎藤道三と北畠顕家と雑賀孫市が三大武将だとか言われると?マークが20000個くらいついてしまう。斎藤道三はともかく、北畠顕家って武将だったの?雑賀衆を武将扱いしてよいものか。だいたい時代が違うじゃないかとマニアとしては看過できないがまぁよいだろう。

世界三大スープ

という表現と接したのは小学生の頃だったか。ある映画館で観た近在のロシア料理店のCMそうなのだ昔は映画館でホテルだのレストランだのの宣伝をしていたのだ。たぶん新宿のどこかにあった店舗だろうが、その中で

「世界三大スープのボルシチをお楽しみいただけます」

とかなんとかいう内容だったと思う。へぇぇそうなんだボルシチって知らないけど、三大スープなんだ。というか三大スープってなんだ?

その場にいた父親に訊いたら三大スープとは

「みそ汁、ビーフシチュー、ボルシチ」

と教えてくれたので、ずーっとそのように思い込んでいたのだが、折にふれ接する三大スープが微妙に違うのだ。みそ汁は変わらないのだが、ビーフシチューがブイヤベースになっていたり、ボルシチがクラムチャウダーになっていたり。どこかでランキングでも取っているのかな?と思っていた純真な私。

「大人の都合」

という言葉を知った90年代バブルの時代くらいになっても三大スープ云々の表現は使われていた。ただ東南アジアの料理が流行し始めていたから『トムヤムクン』なるスープが登場するようになった。これを初めて食べた時は衝撃だった。辛酸っぱいのは好きだが、レモングラスの独特な香りがどうにも受け付けなくて。それでも幾度か接するうち、海老出汁のスープと納得出来てからは大好きになったが。こんな事を思い出しているうちに無性にトムヤムクンを食べたくなるのは必定であろう。そして向かうはこちらなのだ。

 

「タイの家庭料理店 カーオホーム」

鶴賀緑町の道沿いにあるタイ料理屋さん。あちらのマダムが元気よく切り回されている。先だっては汁なしタイラーメンをいただいたが、今回の目的はこれ

「トムヤムクン」

この濃いオレンジ色のスープ!初期こそつきあいづらかったが、現在では大好きなあなた。もっとも日本上陸を果たしてからずいぶんになるから、こちら式のアレンジが確立されているのかもしれないが。昔は具材もフクロタケなどあまり見かけないものが多かったが、現在ではすっかりリラックスしてこちらのように普通にニラや玉ねぎ、シメジなどが入るようになってきた。これがまた美味いのだが。いずれにせよエビスープうまし。

 

「パッタイ」

平たくいえば焼きビーフン。ニラなどの野菜とともに炒め味つけられている。この出汁はやけに美味いけどなんだろう。上に干しエビと砕いたナッツ類が添えられているが、とてつもなく美味い。最初はレモン、次はナンプラーと調味料を加えながら味変を楽しむのもよし。

そもそも

この店そのものがなにを食べても美味い、安いそしてボリューミーとくればいう事がないのだ。駐車場がないのも許す。トムヤムクン食べたからとりあえず満足だが、まだまだ制覇せねばならぬメニューがたくさんあるのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました