松本市「スープカリーの店 MERA」旅の話とやっと出会えたスープカリー

カレー

店名 スープカリーの店 MERA
場所 長野県松本市梓川倭555-1 YAMATO第一ビル [地図はこちら]
電話 0263-30-8570
ジャンル スープカリー専門店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「やわらかチキン スープカリー」1200円、「塩昆布風味味玉」130円

私のような引きこもり

内弁慶、引っ込み思案、出不精(デブ仕様にあらず)案件にとって、旅好き旅行マニアなる方ほどリスペクトするものは他にない。

だいたい

なにゆえあれほど簡単に出かけられるのだ。さして用意しているようにみえないのに仕事帰りに

「じゃ、福島まで行ってきます」

と、バッグひとつで颯爽と出かける姿は羨ましくてたまらない。そういえばやはり旅好きだった永六輔が、いかに荷物を少なくするか、とくにシャツ1枚パンツ1枚で旅を乗り切るか、というだけのエッセイがあったが、彼女も同様にすっぽんぽんで部屋干ししているのであろうか。

そんな事はともかく

私はとにかく外に出るのが面倒な方なので、二泊以上の旅行は嫌でたまらない。お金から計画から支度から移動まで誰かが段取りしてくれるならまだしも、すべて自分でという旅行は何度もない。26歳のときカナダへスキーに4泊5日で行ったくらいか。新婚旅行は「すべて」家内が準備してくれたし。ありがたや。

北海道に行ったのも一度だけ

その時に勤務していた会社の社員旅行という名目で2泊3日で行ったのだと思う。カネと飛行機だけ用意してやるという乱暴な計画。雪まつりの最中だったからロクなところに行けないのでひたすら食べ歩き三昧。

初日は札幌で

うろちょろしてサッポロビールガーデンでジンギスカンとビール飲んで、白い恋人パークで工場見学して出てきたら猛吹雪で死にそうな目にあい、味噌ラーメン食べてメイド居酒屋行って。2日目は函館へ行って凍てついた五稜郭を観て海鮮食べてビール飲んで。3日目は夕方の飛行機だったから早めに出て小樽で裕次郎記念館みて海鮮食べてビール飲んでという行程を経て長野へ帰ってきたのだが、コロリと忘れていた事があった。

「スープカレーを食べそこねた!!!」

以来15年、夢にまでみた(大げさだなぁ)スープカレーとの邂逅である。

「スープカリーの店 MERA」

2020年11月にオープンされたばかりのカレーいや、スープカリー専門店。安曇野にあるラーメン店の系列であるとか。オーナーが札幌スープカリーにハマりこみ、とうとう店舗まで構えるに至ったとの事だ。よし、ようやく出会うことの出来たスープカリーだ。堪能させていただこう。

「やわらかチキン スープカリー」1200円「塩昆布風味味玉」130円

初訪問はデフォルトで。といってどこかでみたこちらの味玉があまりにも美味そうだったのでトッピング。辛さは10段階あるが軽くビビって5とする。オイルを入れるのがよいと勧められたのでガーリックオイルを投入してもらう。

しばらくして

カリーのふつふつ煮える熱々の土鍋が登場する。サラサラで爽やかな褐色は、これぞ典型的なスープカリーという感じ。何より嬉しいのが土鍋表面を覆い尽くす野菜類。生の水菜に揚げたブロッコリー、カボチャ、にんじん、なすはとてつもなく嬉しい存在だ。カリーの中に埋没しているのはジャガイモ半分。味玉は塩昆布風味というが、カレーのためがあまり感じない。

そしてメインのチキン

骨つきもも肉を一本まるまる使っているが、じっくりじっくり煮込まれているため、骨離れがホロホロよすぎて、箸で持ち上げるの難儀するほどだ。といってパサついているわけもなく、とてもジューシーな仕上がり。美味い美味い。

ご飯には

レモンを絞れというので試してみたら、これがさっぱり爽やかな味わいとなりじつによい。具材を食べ尽くした後に、スープにご飯を投入。あっという間にカリー雑炊の出来上がり。これは素晴らしい。

旅行はやはり面倒だ

といってどこかへと行きたくないわけではない。長崎の亀山社中や奈良・京都にも今一度訪れてみたい。スペインにもフランスにも行ってみたい。誰か全てを段取って連れて行ってもらえないものか。


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