店名 拉麺 阿吽
場所 長野県長野市若里4-15-18
電話 026-225-7781
ジャンル ラーメン屋
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「冷やしラーメン」814円
本日は長野駅周辺をうろちょろしている
といっても仕事ではなくプライベートの用事を済ませているだけだし、図書館とか妻科とか、中心部からやや外れた地域をふらふらしている。先ほどまでかなり強く雨が降っていたが、現在はさほどでもなく移動もしやすくなってきた。
「今年はまったくいろいろありすぎて」
と、いく先々で話まわりはするがこのところ毎年いろいろありすぎて、どうにも困り果てている。コロナは蔓延しっぱなしだし、記録的な猛暑が続いたと思ったら今度は大雨の連続。長野市周辺はさほどの被害はなかったようだが、他所では大変な思いをされている方々がいる。いったい地球はどうなってしまったのだろう。お盆を過ぎた現在、暑さこそ少しは収まったからよさそうなものだが。
そんな気になるのは
最後の用事が長野赤十字病院だったからに他ならない。治療だの投薬だのといったことではなく、他の手続き関係で赴いたことだ。私自身は糖尿その他が少しあるだけで比較的健常な方ではあるのだが、院内にいらっしゃる方の大半はどこかしらに具合の悪いところを抱えられているわけだ。彼ら彼女らが少しでも快適に過ごせるように、せめて天候くらいはよい塩梅になってもらいたいものだ。
コロナコロナコロナと
とんでもなく神経質になっている病院での用事が終わり外に出る。空は雲に覆われ蒸し暑い。ランチタイムではあるが、するりと食べられるものを欲している。
「拉麺 阿吽」
日赤病院すぐ近くにあるラーメン屋さん。南千歳から移転されてきてかなりな年数となった。10年ほど前ラーメンにハマりこんでいた時期によく通っていたところ。その頃から人気店で賑わっていたが現在でも同様で、12:30を回っていたにも関わらず少し待たされた。
ニューウェーブ
というイメージは私が勝手に持っているだけかもしれないが、かなり攻めたメニューのラーメン屋さんであると思う。数年ぶりにお邪魔したのだが今回はなにを食べさせてくれるのか。
「冷やしラーメン」814円
冷やし中華ではなくあくまでも“ラーメン”であるというところに惹かれて注文。名前だけでも充分攻めているではないか。
到着した丼を覗くと
中にはごく一般的なラーメンの姿。透明のスープに中太クラスの中華麺、ほうれん草、ほんのり赤身のチャーシュー、温泉玉子そしてその上に乗ったものはなにかと確認したらメンマを千切りにしたものであった。ひんやりしているだけでビジュアルはまったくの塩ラーメン。
これはいったいどんなものかと
スープをひとすすり。煮干しの香りと味わいがビシッと伝わってくる。おおお、これはすごい。麺をすすると一層煮干しの存在感が極まる。スープ、麺、具材たちすべて昔から何十年も前からよく知ってはいるが、この姿とは出会ったことがない、とてつもなく新鮮な巡り合いといえる。へええ彼らにもこんな側面があったのか。
備えつけのおろし生姜、七味を加える
と各々の個性が際立ってくる。温泉玉子を溶きまぜるとまた違う側面が立ち上がってくる。これはなかなか巧みに出来たラーメンだ。素晴らしい。
曇天はまだ続いている
降らないだけよしとしよう。天候はどうにもならない、コロナもしばらくは続くだろう。まことに嫌なことだが、とりあえずしばらく辛抱しようではないか。
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