長野市「ししとう 長野市役所店」休日の映画と市役所メシ

店名ししとう長野市役所店
場所長野県長野市鶴賀緑町1613 長野市役所第1庁舎 8F　［地図はこちら］
電話 026-228-6852
ジャンル食堂
バリアフリー ◯
駐車場あり

休日だ

本来なら松本界隈をうろちょろし、夜は会食という予定だったが、双方とも都合が合わなくなり予定変更。松本行きはまた後日という事にして、ではこちらの用事を済まそうとしたが、それはそれで先方の都合があわず取り止めとなった。さぁどうしよう、わが家でゴロゴロするのもよいが、それもなんとなくもったいない。んぢゃどうすべぇか、と考える間もなく向かうは権堂、長野ロキシー・相生座だ。こんな予定のずれまくった日は映画に費やすのが正当であろう。ちょうど観たい作品があったのだ。

「はりぼて」

保守王国、富山県の小さなテレビ局の追及で市議14人がドミノ辞職し、報道によって人の狡猾さと滑稽さを丸裸にさせた今の政治を抉るドキュメンタリー。自民党だから悪い（んだけどね）という事ではない、なにが悪いといって長くそこに居続けることそのものが悪いのだ。既得権に浸りきる政治家どもと、ずぶずぶの関係にある公務員たち、無責任に逃げる市長の滑稽なこと。それにしてもよくやったねぇチューリップテレビ。たかだか地方のローカルテレビ局が、ごく限定された範囲とはいえここまで貫き通すことが出来たのだから。当時のキャスターであった五百旗頭氏と砂沢氏（両名が監督）がワシントンポストの2人に見えてくる。はっきりとは描かれないが、テレビ局への圧力や方針転換もあったようだが、よくぞここまでやった。やれば出来るんじゃないか、頑張れよ他のマスコミも。

もう一本

観たい作品があるのだが、それまでに3時間ある。そのまま別のを観る選択肢もあったが、ひとつ用事を思い出したので退席して市役所へ。あんな映画を観たばかりだから、ここでも悪いことやってないかと、市民オンブズマンのような目つきで睨め回してしまうが、オレってやはり単純バカだね。そして第二庁舎でいろいろ済ませて昼どきとなる。