長野市「乙妻」魅惑のケチャップ

乙妻

店名 乙妻
場所 長野県長野市高田338 [地図はこちら]
電話 026-226-4240
駐車場 あり
バリアフリー ◯
ジャンル 定食屋、居酒屋
食べたもの 「オムライス 大盛」1130円

調味料は、料理の調味に使う材料をさす

こんな事は言わずもがなではあるが、主なものに、砂糖、塩、酢、醤油、味噌などがある。化学調味料、…ではなく「うま味調味料」も大好きではあるがこのところあまりよく言われていないので残念でならぬ。

味の素はさておき、調味料を投入する手順を記せば、「さしすせそ」とせよ、と言われている。これは主に和食を指すのだそうだが、

さ:砂糖
し:塩
す:酢
せ:醤油(せうゆ)
そ:味噌

頭文字つなぎらしいが、だったら「さしすせみ」になってしまう。というのは銀シャリの漫才からのいただきだから気にするな。

なにゆえこの順で投入するかといえば

砂糖・塩
砂糖は食材に浸透しにくい。砂糖の分子量(342)は、食塩の分子量(58.2)の約6倍で、食塩が先に食材に浸透すると材料を引き締め、砂糖の染み込みが妨げられる。

酢の主成分の酢酸は加熱により蒸発し、早く入れ過ぎると香りも失われやすい。
醤油・味噌
醤油や味噌は香りが重要な調味料であり出来るだけ後の仕上がりに入れることが望ましい

というのは

Wikipediaからの引用で恐縮だが、科学的な理由があったのだなァ
なるほど「さしすせそ理論」は理解できたのだが、一点だけクレームをつけたい。

なにゆえケチャップがないのだ。

この場合ケチャップとはトマトケチャップのことだ。トマトを煮詰め様々な調味料を加えて製造されるあのケチャップだ。ホットドッグによしソーセージによし。オムレツ、ハンバーグ、ハンバーガー、フライドポテトなどによし。なすの肉詰めフライにケチャップをビタビタになるほどかけて食べる瞬間ほど幸せな時はない。

「乙妻」

20年も通っているから今さら語ることはない。こちらの料理はなにを食べても美味いのだが、一点、ほかのどこにも負けないものがある、それは

「オムライス 大盛」1130円

ケチャップが威力を発揮する料理はナポリタン、オムライスとなろう。そして乙妻のオムライスはとくにすごいのだ。そのケチャップ量の凄まじいことこの上ない。

ケチャップライスをはじめとした、炒め飯はしっとりペタペタくらいがよしとされるが、こちらは違う。ケチャップがべったりベタベタなのだ。スプーンですくっても形が崩れない、ノドがいがらっぽくなるほど酸味が潔く爽やかな存在感を放つ。美味い美味い美味い。

ケチャップに魅了されて50ウン年

なんて素晴らしい調味料なのだろう。私はここでひとつ提唱したい。砂糖、塩、酢、醤油、味噌の次にケチャップを加えるというのはどうだろう。
「さしすせそ ケ」
とすれば非常に座りがよいと思うのだが。


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