店名 行雲流水
場所 長野県安曇野市豊科5443-3
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「カレー節みそ冷やしつけ麺 1.5玉」1300円、「端っこローストポークミニ丼」390円
行き掛かり上
土日休みとなってしまった。休日である事には変化はないのだが、これまでの20数年間ずーっと平日休みであったため、なんだか居心地がよろしくない。テレビ番組はいつもと違うし、奥さんはいるし。とはいえ家の中でゴロゴロしているのも気伏せりだ。
そんなわけで
出かける事にした。土日だし、コロナ明けだし週末はランチがないから外食は高いよ。と注意はされたが、それでも土日にしか体験出来ないことも多々あるのだ。本日は市内のある施設で開催されている特別展のトークイベント。研究員の方が直々に展示説明をしてくれるのだそうだ。
1時間ほどのイベント
であったが、じつに刺激的な内容であった。単に展示だけを観ても、充分すごいのだが、その内容、遺物発見の経緯、その文書のもつ歴史的な意味合いなど、専門家に訊かなければ分からない。こういうイベントは大概土日にしか開催されないので、一度参加してみたかったのだが、やはり来てよかった。
日頃使わない
アタマをフルに回転させたので、頭頂部のがボワーっとしている。このまま帰宅するつもりであったが、なんとなく落ち着かないので、寄り道して行こう。さぁどこにするかな、と傍らをみたら、安曇野のある美術館が開設記念で学芸員による講演があるという。これは行かねばならぬ。…え?松代から安曇野に行くの?
いや行くのだよ
どーせヒマなのだ。篠ノ井から信更町、大岡まわりで18号線にでて、明科の手前で松川方面へ曲がり穂高へ抜ける、というルート。一度施設の前に出たが、おおおお!昼を過ぎてしまっているではないか!そんなわけで施設を通り過ぎ、ランチに向かう。
「行雲流水」
2度目の訪店となる。が、移転しているから初めてみたいなものだ。以前の店は、同じ通り沿いではあったが、もう少し市街地よりの位置してはいなかったか。元事務所、という風情の古い平屋建てを改装した店舗であったが、名前「行雲流水」の通り
「空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ」
な風で、とても感じがよかった。新しい店舗は少しオシャレなイメージで統一されている。以前とはかなり違ってしまったが、これはこれでシンプルでよろしい。
こちらは
基本的に煮干し系、鶏出汁系のさっぱりものが主のようだ。「ようだ」というのは前回はラーメンではなく、定食ものを頂いてしまったため、よく知らないのだ。そんなわけで、2度目の今回はラーメンにこだわりたい。
「カレー節みそ冷やしつけ麺 1.5玉」1400円
新作!と冠されている事に惹かれて注文してしまった。
スープは
「カレー」と名付けられてはいるが、カレーと鰹節と味噌とがブレンドされて、なかなか複雑な味わいだ。紅いクコの実のクセのある存在感が、もうひとアクセントを加えていてくれる。
平皿に
ふわりと載せられた麺の上にはレタス、そしてこちらの必殺技!
ローストポークが華々しく積載されている。各々の淡白な味わいが、カレースープによって様々に彩られていくのが楽しくてならない。
1.5玉のつけ麺は
けっこうなボリュームである。ついうっかり注文してしまったのだ。これは運命だ、致し方のないことゆえ。少し多いかな?とは思いつつサイドメニューも注文してしまう。そうだ、そうなのだ。コレなくしてナニがよいというのだ。という事でこちらを
「端っこローストポークミニ丼」390円
先につけ麺に添えられていたローストポークがドサリとご飯の上に積載されている。端っこ、というから端切れなのだろうが、さほどなバラつきはなく、とても食べやすい。ご飯を薄いローストポークで巻いていただくのがよい。
思いついてカレースープにドブリとつけていただくのもよろしい素晴らしい。
腹一杯となった
さぁ出かけよう。お腹周りが思い切り重くなってしまったが、満足だからよろしい。目的の施設に到着。時間もちょうどよいではないか。ドキドキしながら入館したら、イベントは再来週とのよし。しまったああああ!仕方がない、とりあえず一般展示だけみて、再来週また来てみよう。どーせヒマ人なのだ。
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