店名 キッチンハウス ミックス
場所 長野県長野市安茂里伊勢宮7726-10
電話 不明
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
このところ極端に
外食が少ない。事情はいろいろあるのだが、一番は私が弁当づくりにハマりこんでいることだ。現在は料理・調理するのは最低限、ほぼ詰める作業だけなのだが、これが滅法面白くてならぬ。ほんの少しの工夫でパッと美味そうになる、わずかに気を抜くとアチャラカな弁当箱となる。なかなか奥の深い世界なのだ
そうはいっても
外食が嫌いになったわけではないし、やめたわけでもない。様々な理由で弁当を持ち込むわけにいかない。外出先すべてて弁当箱をひろげることもできない。週に何度かはとこかしらの店でナニやらいただいている。機会が極端に減り、記録しなくなっただけのこと。そして休みの本日、行ったことのない店に、美味そうなものがあると聞きつけ行ってきた次第
「キッチンハウス ミックス」
国道117号線荒木交差点を西に曲がり、裾花あやとり橋、長野工業高校を過ぎ西友の斜向かいのところにある小さな食堂。この辺りはちょくちょく訪れてはいたが、こんなところに定食屋さんがあったとは。これまでまったく気づかなかったので、見つけた時は少し嬉しかった。人間の視野など狭いものだ
Y字路の角にあり
なおかつ敷地が狭く、高低差がありアプローチは駐車場となっているので、入るのが少し大変。内部もカウンター6席に4人掛けテーブルふたつと、かなり狭いが、反対にどこにいてもすべてが見渡せるので、安心して座ることができる。北向きの大きな窓からは柔らかな陽射しがあり、とても心地よい。
年配のご夫婦が
切り盛りされているようだ。メニューはオーソドックスな構成
・野菜炒め定食
・もつ煮定食
・ニラ炒め定食
・ぎょうざ定食
・五目うま煮定食
・スタミナ定食
ぎょうざ定食、五目うま煮定食などに惹かれたが、初志は貫徹せねばならぬ。お目当ての品を注文し、待つ事15分くらい。やってきました、これを食べたかったのだ
「カツ定食 300g」1300円
かつて雁屋哲(『美味しんぼ』の原作者、というよりも『男組』のと申し上げたいのだが)が
「トンカツは6mm厚がもっとも美味い」
などと主張し話題となったが、なにを格好つけているのだ。
トンカツは厚ければ厚いほどよいのだ
庶民のご馳走はオシャレにいただくものではない。分厚いのをグワリと噛み締める。これぞトンカツの醍醐味なのだ
長径30㎝×短径15㎝ほどの楕円形で
パッと見は小さく見えるが厚みがすごい。2.5〜3㎝といったところか。女性なら噛む事すらできないレベルかもしれない。もう少し脂身が多いのが好みではあるが、一般的にはこれくらいが程よいのかもしれない。洋ガラシをたっぷり乗せ、甘めに仕立てられたソースにドブリとつけ、噛み締める。おおお!美味いぞ美味いぞ
もりもりのレタスよし
副菜ブロッコリーのおひたしも好印象。ブロッコリーには出汁が効いていて美味い美味い。これをおかわりしたかった。味噌汁はややぬるめではあったものの、ご飯の量がたっぷりでまたよろし
お腹いっぱい
久しぶりの分厚いカツが堪能できて嬉しかったぞ。それにしても、こんなところに名店があったなんて。私もまだまだ修行が足りない
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