長野市「松屋 長野柳原店」そしてふあとろお殿様朝食

牛丼

店名 松屋 長野柳原店
場所 長野県長野市大字小島86-1 [地図はこちら]
電話 026-256-4072
ジャンル 牛丼チェーン店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「ふあとろ玉子のあんかけ朝ごはん 豚汁変更」580円

仕事が終わり

帰宅したら寝巻きに着替えてダラダラするのを常としている。基本寝ころがりながらYouTubeを観るという過ごし方をしている、という事は前にお話しした。あれが観たいこれにしようなどとうるさい子どもたちもいない。じつに貴族的かつお殿様になったようで気分がよい。

ただ、YouTubeばかりでは面白くないと何気なく他の配信サイト、NetflixやU-NEXT、Amazon primeをチェックしたらあれとでくわした。「武士の一分」が見放題に入っていたのだ。

藤沢周平の

短編小説を山田洋次の丹念な演出で映像化した佳作だ。殿様附きのお毒見役である主人公が、食材に紛れた毒により失明してしまい、様々な変転に見舞われるという内容だ。二枚目ゆえの存在感しかなかった木村拓哉が初めて『上手さ』を発揮できた作品であると思う。…などというと後ろから刺されてしまうかもしれないが、本当の事だから仕方がない。

それにしても

お殿様とはどのようなものを食べていたのであろうか。サンマから大骨小骨を抜いたはよいが見た目が悪いから叩いて丸めてつみれにして。脂がキツいから蒸してにおい消しに碗にしたら出汁殻になってしまった、

というのは「目黒のさんま」だが、それは大袈裟にしても、よほど気を使ったやわやわなものを食べていたのではないか。

「松屋 長野柳原店」

久しぶりの週末朝ごはん。今回は家内の寝坊ではなく、私が早朝出動だっただけだが。時間もないし、ちゃちゃっといただけるものを、と調べてみたらよいものがあった。

「ふあとろ玉子のあんかけ朝ごはん 豚汁変更」580円

まずは

小鉢を選べという。ミニ牛皿、納豆、とろろ、冷奴、ミニカレーの中から、といえば問答無用でミニカレーとしてしまう。ああおれはカレーが好きなんだ。

和風天津飯

という趣の丼はまさしく『ふあとろ』だ。ふ『わ』とろではなく、ふ『あ』とろであるところにセンスを感ずる。雑炊でもない、かといって玉子焼きのせご飯でもない。そしてよく見知ってはいるが、会ってお話するのは初めてだよね、という同年齢の遠い親戚のような感じ。理解していただけるであろうか。

やわやわ

ふあとろ美味かった。お殿様がこんなものを食べていたかどうかはわからないが、まぁなれたような気分という事しておいて、多幸感たっぷりで仕事にまいろう。


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