長野市「来来亭 長野高田店」まことみめ麗しの来来飯

ラーメン

店名 来来亭 長野高田店
場所 長野県長野市大字高田953-15 [地図はこちら]
電話 026-223-2205
ジャンル ラーメンチェーン店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「特製ラーメン」870円、「ライス(中)」220円

私は基本的にストレスを感じない方だから

少々のことがあっても堂々と、いやノホホンとしていられる自信はある。過ぎてしまった事は仕方がない、これから来たる事はなんとかするしかない。この先だってある程度気をつけてさえいればそこそこなところに行き着く事くらいはできる。われながら無責任に思えるが、なんのかんのいろいろ用意したところで、ほぼここに収束していくのだ。気にしたって仕方がない。おおお!没法子!!というところだ。

そんな泰然とすごさせていただいている毎日だが、たまぁに私の平穏な心をかき乱す者がいるのだから困ったものだ。気が小さ過ぎて事の経過を見ていられないヤツ、自分の事を棚に上げて忘れているくせに人の事が気になって仕方のないヤツ、つまらないところに目が入って肝心な事が理解できないHSPなヤツ。

んあああああああああああああああああああ!!

そんな事を気にしたってどーにもならんだろ?いやそれはお前の中だけのルールでしかないんだよ。だいたいまず人の前に自分だろ?そもそもお前は漢字が読めない書けないじゃないか窓利野郎!というか人の誤字脱字をいちいち指摘してくるんじゃねーよ、文化を解さぬ関西人め。

とまぁ、そんな事は言わずにいる。所詮人間は不合理、不条理を抱えているものだし理屈や論理で割り切れるものであるはずもない。したがってニコニコとやる過ごす以外に法はない。偉そうな事を言っているが、私だってよそ様にとやかく言えない程度に不合理、不条理を抱えている。そうだ、所詮はお互い様でしかないのだ。そうなのだ、私もノホホンと泰然となどと偉そうな事を言ってはいるが、どうしても嫌でたまらない、言わば「不合理な潔癖症」とでもいう変なところを持っている。ひとつ目はタイルの床上を素足で歩くのが嫌でたまらない。これは亡くなった伯母が、幼い私にトイレの床は汚いから触ったり歩いたりするなとしつこく言っていたからだと思う。ふたつめはご飯の上におかずを乗せて食べること。◯◯丼やTKGならよいのだが、セパレートされま惣菜をご飯にオンして食べるのが嫌だ。

そしておかしいのは嫌だ嫌だといいながら、双方ともにそこそこ克服出来ているのが不合理なのだ。タイルの床上を素足で少しなら歩けるし、かけご飯も現在では大好きではあるが、なんとなく心の片隅でゾワゾワしながらやっている。あああ、あいつよくこんなところを歩けるな。隣のオヤジがご飯に味噌汁かけて喰ってるぅ。と、同じ事をしながら考えている。おれやっぱりおかしいのかな。

「来来亭 長野高田店」

ご存知、京都風醤油ラーメンチェーン店。あっさり鶏ガラ醤油スープに背脂たっぷり細麺ラーメンが長野市に信州してからもう10年くらいになろうか。見た目が大雑把なわりには、端正な味わいが受けたのであろうか、いつも混雑している。私も好きなのだが、並ぶのが嫌で敬遠してしまっている。ただこの日はどうしてもやりたい事があってやってきた。

「特製ラーメン」870円

いわゆる全のせメニューとなる。京都風醤油あっさり背脂たっぷりラーメン。デフォルトの具材はメンマにどっさり刻みネギ、チャーシュー。チャーシューは薄切りだが脂身たっぷりのバラ肉を使用しているからぷりぷりな舌ざわりがとてつもなく心地よい。ここに紅いキムチと味玉が搭載されると、オレンジに統一されたポップな丼が出来上がる。

とはいえそこはそれあっさりラーメンゆえに見た目ほどクドくないのがじつによろしい。よし、そろそろアレにいこうか。

「来来飯」

これは正式なメニューでも裏メニューでもない。自らが構築するメニューなのだ。作り方は簡単。ライスを注文し、残しておいたラーメンの具材をのせ、スープをかけまわし雑炊のようにさらさらと、あるいはズルズルといただくのだ。以前は嫌で嫌でたまらなかった形式、隣で同様にしている者がやっていたら、一発お見舞いしてやりたくなるほどの形式であったが、ある時ある瞬間覚醒してしまったのだ。そして、この京都風醤油ラーメンあっさりバージョンかけご飯の美味いこと!!しばらく忘れられそうにない。

みめ麗しの来来飯

これは私がリスペクトする方が、この店でカッコよく作り上げカッコよく食べていたのをマネしたくて試したものだ。金太郎さんありがとうございます。


信州のラーメン 写真集・フリー素材集 あらら?のランチ

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