千曲市「信州蕎麦 わきゅう」カレーつけ蕎麦

そば

店名 信州蕎麦わきゅう
場所 長野県千曲市稲荷山996-1 [地図はこちら]
電話 026-400-3249
ジャンル 蕎麦屋
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「もつカレーつけ蕎麦 大盛」1150円

ことわざなるものは

知った当初はそのユーモア面白くはあるが、ある種の教条主義的な説教くささに腹をたてたりしていたものだが、現在に至り先人の知恵あるいは知識、教訓を時に批判し、風刺してわかりやすく後世へ伝えてくれた、じつにありがたいものだと思えるようになったのは、ほどよく歳を重ねることができ、邪念なく素直に受け取れるようになったという事であろう。

「羹に懲りて膾を吹く」

などということわざはとてもよいではないか。

熱かった吸い物に懲りて、ついつい膾や韲物のような冷たい料理も吹いて冷ますということから、一度しでかした失敗に懲りて、必要以上の用心をすること

私のようなそそっかしい、しょっちゅうやらかしているような者にとってはまことに耳が痛いことわざだ。もっとも必要以上の用心をしているようでしていないからやらかしてしまうのだが。嗚呼

「雉も鳴かずば撃たれまい」

無用な発言をしなければ、禍を招かずに済むということ。余計なことをしたばかりに、己に災害が降り懸かること

そうなのだ、余計なことばかり、つい口にしてしまうからしょっちゅう撃たれて食べられてしまう。嗚呼

「瓜の蔓に茄子は生らぬ」

ある原因からは、それ相当の結果しか生じない。子は親に似るもので、平凡な親から非凡な子が生まれる道理はない

あああ、耳が痛いアタマが重い。

たった今

大変な勢いで身に染みたことわざがあるのだ。それは

「腹も身の内」

腹も身体の一部なのだから、無茶な大食をすれば身体の調子を悪くする。暴飲暴食への戒め

まさにまったくその通り。いつまでも若くはないのだ、いくら味がわからないからといって、お腹いっぱいになりさえすればよい、というのはやめた方がよいのだ。

了解した

では本日はヘルシーに参ろう。信州でヘルシーといえば蕎麦であろう。たまたま通りかかった街角によさげな蕎麦屋があるではないか。よし、ここだここにしよう。

「信州蕎麦わきゅう」

千曲市稲荷山という地は古い宿場町で、現在も雅な風景が残されている。旧街道の角地にひょいとある蕎麦屋さん。名前は聞いていたが、ここだったのか。手打ちの細いそばが美味いと聞いた。

「もつカレーつけ蕎麦 大盛」1150円

初めて入る蕎麦屋なら、もりそばあるいはかけそばというのが正答であろうが、あいにくな事に私は池波正太郎ではないし、カレーが大好き。しかももつ入りとならば注文せざるを得ない。

店員さんが

気を利かせて「大盛りにしますか?」と言ってくれる。+200円では大したことはあるまい。せっかくのお誘いだからとお願いしたらなんだこれは。目の前に山がある。

もちろん蕎麦の山だ。丸いせいろは上田の刀屋を彷彿とさせるが、粗暴な極太そば(ひどい言い方だな)と違い、雅で気品すら感じさせるそばだ。お訊ねしなかったから詳細はわからないが、香り高い美味いそばである。

小さな丼に

注がれたカレースープには、豚のもつやネギ、三つ葉などの具材に生麩が添えられているのが素敵。とろみのついたスープはスパイシーだがあまり和風を感じさせない、新しいカレーそばという感じ。美味い。

少々量が多かったようだ

まだ蕎麦だったからよかったようなものの、また「やっちまった」事があれば大変な事だ。腹も身の内、腹八分。気をつけていかねばならぬ。


信州のカレー 写真集・フリー素材集 あらら?のランチ

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