長野市「グリーンピース」由緒正しき洋食屋

洋食

店名 グリーンピース
場所 長野県長野市桐原1-3-3
電話 026-244-9037
ジャンル 洋食店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「Cランチ」980円

 

物事を上下で考えないようにしている

価値観にはどのようなことであっても上も下もない。ぼくもあなたもあいつもこいつも同じものだから、扱いはつねに一定的であることが望ましい。いったいなんのこっちゃ?という思われるかもしれないが、けっこういるではないか。マンガはダメ、SFなんてロクなものではないという人は少なくなったろうが、こんなことを言うヤツはまだまだいる。

どのようなものにもよい面も悪い面もある

だから一方的に断ずるのではなく、あくまでも水平に。ガースーやアベシンゾーにだってよいところや功績はあるだろう。悪口ばかり言っていてはならぬ。認めるべきは認め、ちゃんと褒めてあげなければいけない。よいところがあるかどうかはわからないが。

 

もちろん

時と場合による。とくにリスペクトしている方は別だ。親兄弟家族知人友人仕事関係まったく会ったことのない方まで含めて、お世話になっているかた、影響を受けた方々は私より上つ方に決まっている。私のような特にいい加減な人間にとって奉らねばならぬ存在はたくさんある。

洋食屋

という名はとても響きがよい。洋食屋というだけで一段も二段も上に見えてしまう。レストランでも定食屋でもない、洋食屋というのが素晴らしいでらないか。これは充分リスペクトに値する。今回は初めてお邪魔したところが典型的な「洋食屋さん」であったので少々舞い上がってご紹介する次第だ。

 

「グリーンピース」

IMG_0740 桐原駅から南下して、北長野通りとの交差点近くにあるお店。こちらは昔からよく知っているところなのだ。だって信号待ちで必ず目に入る場所だもの。なんか洋食屋っぽいのがあるなぁ、とはずーっと長い間思っていたが、駐車場が少なく、いつも混んでいたので敬遠していたのだ。この度、たまたま通りかかった時に、あ、空いているではないか!ちょうど昼どきだ!と急遽お邪魔した次第。

 

内部は

狭いながら、明るく清潔感たっぷり。ではあるがうっすら油染みていて、ぺとぺと軽くする感じ。そうだよそうだよ、これが洋食屋なのだ。手書きのメニューもよい。カレー、スパゲティ、トンカツ、グリルチキンという名前が一層美味そうにみえる。初訪問はよくわからないのでランチメニューからの選択とした。A、B、Cとある中でもっとも選択肢の多いCセットとする。

Cセットとはとんかつをメインに3種あるサイドメニューを選択するシステム。とんかつにハンバーグ、あるいはとんかつにエビフライというコンビネーションも惹かれたが、この際もっとも昔の洋食屋っぽい名前を選択した。

 

「Cセット とんかつ&チキンピカタ」980円

とんかつは厚ければ厚いほど、デカければデカいほどよいと考えるものにとって、これは物足りない。と思えるほど小ぶりなとんかつだが、逆にこのサイズはじつに品よくみえる。

池波正太郎が好んだのはこれくらいかな。和風ソースとしたので大根おろしが添えられているのもよい。醤油ベースのソースがまた美味いのだ。さくりとした食感と、醤油の強い香りが素晴らしい。

 

ピカタ

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という料理は本来「バター焼きした子牛肉のレモン汁かけ」を指すのだそうだが、なぜか日本では下味つけた肉に溶き卵を絡ませて焼き上げた料理。洋風玉子とじというのがイメージだが、最近あまり見かけないよね。こちらはチキンピカタ。皮身たっぷりでとてもジューシー、玉子のまったりもじつによろしいのである。

じつによいお店

一方的にリスペクトする対象である。美味かった美味かった。次回はポークソティーシャリヤピンをいただきたい。

 

 

 


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