店名 ザ ・エベレスト
場所長野県千曲市桜堂252-3
電話 026-272-7339
ジャンル ネパールカレー
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「ザ ・エベレストスペシャルランチセット A」1390円
若気の至りとはすなわち
『若くて無分別であるためにしでかす失敗、恥などを意味する表現』
なのである。現在それなりの地位にあり、それなりに威張りちらしているものでも、若いときの失敗など必ずある。現在それなりの地位にいないし、それなりに威張りちらしてはいない私にもある。
25年ほど前のこと
まだ東京にいた時分、結婚して少し経ったくらいのときだが、従姉妹の結婚式に夫婦ふたりで出席した。いろいろあって前日乗りしたのだがその道中、台風の中を東京港連絡橋、すなわちレインボーブリッジを渡ったのだ。妊婦である家内をつれ、大雨大風で縦にも横にも大揺れする中を面白がって突っ走ったのだからバカとしかいいようがない。現在であれば怖くて出来ない。
年寄りの冷や水という事もある
『老人が若者のように元気にふるまったり、年齢にふさわしくない無理をすること』
というほどの意味ではあるが、あまり調子に乗っているとロクな事があるわけがない。そうだ、そうなのだ。もう大人しくしなければならない年齢なのだ。
「ザ ・エベレスト」
千曲市国道18号線沿いにあるネパールカレーの店。あちらの方が切り盛りされているこの店は、オープンして7〜8年になるそうだ。すっかり老舗になってしまった。何度か使わせて頂いているが、真面目な味わいでとても好感の持てるカレーなのだ。
「ザ ・エベレストスペシャルランチセット A」1390円
土日ランチという事は平日のそれとは少し違うようでやや高めではあるが、それは仕方がない。カレー、ナン、サラダにシシカバブが搭載されるセットだ。チーズナンに変更しようとも思ったのだが、栄養価および価格を考え断念した。
キャベツ、きゅうり、トマト
のサラダにはいつものオレンジ色のドレッシングがかかっていてとてもカラフル。シシカバブとひと口にいってもいろいろあるようで、こちらのは香辛料を混ぜたひき肉を棒で固めて焼いたもののようだ。こういう香りと味わいは好きなのだ。
ナン
というのはどこへ行ってもどうしてこんなにデカいのか。それに焼きたて熱々だから持てないしちぎることも出来ない。だからこそ美味いのだが。
カレーは
チキンカレー、シーフードカレー、ミックスベジタブルカレー、キーマカレーの4種からの選択となる。今日はなんとなくキーマカレーとした。
ひき肉たっぷりのキーマカレー。肉だけではなく、様々なものが入っているようだが、しっかりと煮込まれているのでよく分からない。様々な歯ごたえ舌ざわり、味わい、香りが素晴らしい。すくってそのままで、ナンに乗せて、生野菜を入れてと局面を変えると様々な表情があらわれてきてとても楽しい。
「辛サハドウスルネ?」
とネパール人マスターに問われた。メニューをみると、
マイルド(辛くない)
ホット(少し辛い)
ベリーホット(激辛)
とランキングされている。バブル時代激辛ブームの青春を送った私だ、辛いものが嫌いなわけがない。しかし、あんまり辛いとまた内臓にきちゃうんだよな。でも普通を食べて後悔するのも嫌だし、いいや!今日は体調もよいのだし、多分大丈夫だろう。マスター!ベリーホットで!
その結果
およそ16時間が現在でも下腹がほかほかする状態となる。あああまたやってしまった、いつまでも若くはないからなぁ。50歳過ぎたら自重しようね、というお話しであった。
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