店名 ししとう 長野市役所店
場所 長野県長野市鶴賀緑町1613 長野市役所第1庁舎 8F
電話 026-228-6852
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「Aランチ 大盛」600円
商売柄
官公庁を訪れることが多いのだ。特に市役所への往復はじつに頻繁な回数といえる。しかし上田、小諸、佐久などはしょっちゅうなのだが、お膝元である長野市役所には行く機会が少ない。年に数回、といった程度であろうか。近年になって長野市もウェブによる情報発信に力を入れてきたせいか、ある程度のものはネットで分かるようになってきたからかもしれない。それでも細かな運用は、やはり直接聞いた方が速い場合もある。という事で久しぶりに長野市役所にお邪魔した次第である。
各課をまわり
細々とした打ち合わせを重ねること1時間。おおまかな方針が決まったと思ったら昼どきである。よし、ランチだ。第一庁舎へ
建築家 槇文彦が
デザインしたこの庁舎は、槇らしいさらっとしたデザインと、中途半端なコストダウン、気合の入っていないディテールが混在した、はっきり言って変な建築だ。こうなったのも、様々な背景があったらしいがここでは述べない。
「ししとう 長野市役所店」
乙妻も並ぶガッツリ系定食屋さんの出店である。といっても拠点であった五分一店を閉めてしまったのが残念でならぬ。あのデカいデカいチキンカツとはもうお目にかかれないのか。ご飯もみそ汁もおかわり自由な、あの大雑把なシステムをここにも導入してはもらえぬか。まぁ無理だろうなぁ
お目当ては
日替り定食となる。2種類用意されている。Aはご飯もの、Bは麺類だ。
「麺類に限りご希望により小ライス付き」
という掲示がししとうらしくてよろしい
「Aランチ 大盛」600円
いくら小ライス付きとはいえ、麺類では食べた気がしない。というのは昭和の大喰らいという感じがして嫌で仕方がないのだが、それが私なのだから諦めるより他はない。そして本日のメニューは
『とんかつ』
おおおお!素晴らしいではないかーーーーッ!メイン、副菜、ご飯、みそ汁という王道なる構成だ。
副菜は
切り昆布の煮付け。大量の切り昆布に油揚げ、にんじんと、里芋がひとつコロリと入っている。これは絶品だ。
みそ汁は
お麩とわかめ、これもししとう定番だ。
メインのプレートは
千切りキャベツを枕にナポリタン、とんかつ。
とんかつは
小ぶりではあるが厚みがあるので迫力感満載。ブルドック製のガラスボトルに入ったソース、…五分一店で用いていたものと同じだった、これをたっぷりダバダバとかけまわしていただく。まだ早い時間帯なので、揚げたてだ。洋ガラシの小袋があったので、ぺたぺたと塗りつけると、味わいが絶品化する
デザイン的には
大した建築ではないが、食堂のロケーションは最高だ。大きな開口部から降り注ぐ陽射しと、広々とした空間が心地よすぎてたまらない。
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