店名 なかまち食堂
場所 長野県飯山市飯山2959 神仏鷲森ビル
電話 0269-62-2918
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「本日の日替定食」900円
飯山
このところ飯山市へ通い詰めている。毎日は大げさだが、およそ2〜3日おき程度だから、「通い詰め」といってよい頻度であると思う。なにゆえそれほど、といわれる向きもあるであろうが、理由は様々、ひとつひとつ説明するとキリがないのでここでは述べない。
片田舎
などというと、叱られてしまうかもしれないが、本当に「辺鄙なところに位置する田舎、都会からは遠く隔たったところにあり田舎のうちでも特に田舎の地域」なのだから仕方がない。ああああ、オレは飯山市民から刺されるかもしれない。
そんなわけで
このところ昼ごはんもこの地でいただく事が多いのだ。小さな街ではあるが、個性的な店がたくさんあってじつによろしい。そして本日は老舗といえるこちらでランチタイムとなる。
「なかまち食堂」
飯山のメインストリート。その最北端、雁木が途切れたあたりに位置する、古々しいビル。その長い階段を上がった2階にある食堂。あああ、オレはこの煤けた塩梅が大好きなのだ。
こういう食堂に
ハズレはない。あんかけカツ丼なる新しいジャンルを切り拓いた「とろみカツ丼」、尋常ではない名前とサイズ、ボリュームの「鷲森カレー」などキャラクターの立ち切ったメニューもよいのだが、私は入り口のこれが好きなのだ。
入り口のすぐ脇に掲示されている細長いホワイトボードに『本日の奉仕品』なるメニュー群。今日はこれが安くなってるよ、お客様へのご奉仕ですよ。という事なのであろう。そして私の選択はこちらだ。
「本日の日替定食」900円
2種のメインと様々な副菜がついてくるという、こちらの名物といってもよいメニューだ。
・チキンカツ
・ちくわと野菜の天ぷら
・マグロ刺身
・温玉又はとろろなっとう
どうであろうか、素晴らしすぎるではないか。
「とろろなっとう」
温玉もよいが、納豆好きとしてはこちらであろう。山芋と納豆というネバトロのコンビネーションは、案外とよいものだ。両者の旨みの違いがとても新しく感ずる。
「マグロ刺身」
ビンチョウマグロが3切れ。とても小さなものだが、薄桃色の彼は、脂っこいメニューの中でアッサリ、さっばりしていてくれるので、とてもよろしい存在感を放っている。
「ちくわと野菜の天ぷら」
文字通りの天ぷら群。なすとピーマンという野菜天の王様と、ちくわ天というこれまた滋味深き組み合わせ。揚げたてで美味い美味い
「チキンカツ」
小ぶりには見えるが、案外と厚みのあるチキンカツ。カリカリっとした衣と、皮身たっぷりジューシーな仕上がりがとてもbeautifulなのだ。もちろんソースをぶっかけていただくのが最高なのだ。
お腹いっぱい
そしてまたしても片田舎、…いや豊穣なる飯山の地をいくのだ。
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