長野市「秋山食堂」冬のはじまりに

地域

店名 秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375
電話 026-228-8431
ジャンル 食堂
バリアフリー ◯
駐車場 あり

大型といわれた台風も

上陸することもなく過ぎ去り、心配したほどの騒ぎに至らずひと安心したものの、今度は雨がやまず、やんでも厚い雲に覆われいつまでもはっきりしない陽気となった。そして、ふと気づくと10月も終盤となってしまった。

となれば、今度は晴れ上がっても気温が上がらない。たまにほっかりする事はあっても、少しでも日がかげると一気に冷えてくる。ああもう夏は終わったのだな、本格的に冬がやってくるのだ。四季はめぐる、致し方ない事であるのはわかってはいるが、どことなく寂しい気がする。ああ春よ来い早く来い。

とかなんとか

今からそんな事いっていてはいられない。もっと前向きに突き進んで行こうではないか。前向きに進むにはまず身を暖めよう。そーだ!鍋がよい!鍋を食べたい!鍋はないか!と訪れたのがこちらである。

「秋山食堂」

YouTubeチャンネル

Legend of Nagano、リアル深夜食堂たる偉大な存在。ここに来れば常に何かがある。先だってはイナダと甘エビの刺身があった。そして今日もあるに違いない。身も心も暖めてくれる鍋料理が。…あった!これはよい!これをお願いしまーーーーすッ!

「豚汁鍋定食 なっとう付」800円

あった、私が求めていたものはこれなのだ。ぐらぐらと沸き立つ1人用の土鍋。ふたをとるとふわりと水蒸気があがる。大根、にんじん、白菜、なめこ、一丁まるまるの豆腐、ねぎ、玉子、豚肉は豚丼が一人前出来そうなほどの量が入っている。

壮観という言葉はこの風景のためにあるのではないか。備えつけのレンゲを用いてひとすすり。見た目と違って薄めの味つけだ。とはいえこれくらいが丁度よいともいえる。よし、これはおかずかけご飯といこう。

と思ったのだが、この定食にはもうひとつ重要はオプションがあったのだ。なっとう、納豆が標準装備されているのだ。こ、これはすごい素晴らしい。通常のご飯茶碗と同程度のサイズの丼に、ひとパック分の小粒納豆。ここに大量のネギと練りがらし。これはサービスか?というほどの量だ。せっかくなのですべて投入してまぜまぜする。納豆は混ぜれば混ぜるほど深く美味くなると確信する。そしてご飯にとろーーーっ。美味い!美味いがとてつもなく辛い!ガツっと鼻腔の奥を衝撃が走る。これは納豆という名の凶器だ。素晴らしすぎる。

食後はほかほか、というよりも汗だく状態であった。よし、本日の気温はこれで凌ぐことができた。明日からはまた、別の暖気を確保していかねばならぬ。春が訪れるまで今は遠くないはず春よ来い春よ来い春よ来い春よ来い春よ来い春よ来い

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