店名 食事処鹿曲
場所 長野県東御市島川原649-9 [地図はこちら]
電話 0268-67-2071
ジャンル 定食屋
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「かき上げ天重」900円
以前から公言しているように
料理ほど苦手なもの、嫌いなものそして行いたくないものはない。これだけ喰いまくっていて何を言うのか、まったく格好がつかないではないか。と言われても、はい左様でございます、まことにごもっともごめんなさい申し訳ありませんと首を垂れるほかはない。
まったく気がないわけではない
池波正太郎のように仕事に疲れたら、魚をサッサバッバとおろし、刺身にして一杯やるとか、伊丹十三のようにトントンサッサとオムライス作って夜食に。なんて心底憧れてしまう。…憧れてしまいはするが、ひとつ重大な欠点があるのだ。
大雑把なのだ
性格も行動もテキトーなのだ。だからロクなものが出来上がらない。大さじ一杯って少し盛り上がっていてもいいんだよね?小さじ3/4と小さじ1って同量ということにしちゃったけど問題ないから大丈夫。予熱?あああしてなかったな。ん?わかめ?塩抜き必要なの?おっとっと煮すぎちゃったけど仕方がないよね。ひとり暮らし歴およそ10年でこんなものなのだから、もとからやる気もセンスもないのだ。あああ情けない。
記憶にある最大の失敗はかき揚げを作ったとき
あれは結婚する少し前だったと思うが、新橋「橋善」(何年か前に閉店しちゃったね)の巨大かき揚げを自宅で再現しようとしてエラい目にあった。大量の揚げ玉を作って終わりという大失敗。具から衣から油の温度までいい加減なのだから当たり前だが。現在のようにYouTube観ながらなんて事が出来れば多少は違うだろうが、すでにやる気はないからもう手を出すことはないだろうなァ。
「食事処鹿曲」
上田のアニキに教わった店。東御市というがここは旧北御牧に入るのか?県道40号線は佐久から上田に抜けるときによく迷い込む道ではあるが、こんなところに定食屋さんがあったのか。ロードサイドだからか駐車場はたっぷり。昔のモダン食堂という感じが好ましい。中はかなり広く小上がり席4〜5とカウンター席が5くらいだろうか。宴会用の広間もあるみたいだ。傍らのマンガ群もよろしい。時間があれば島耕作を読んでしまうのだが。通されたありカウンター席はアクリル板で仕切られていて心地よい。
「かき上げ天重」900円
メニューの通りだが「かき揚げ」ではないのか?という疑問はさておき、丸い重箱上に積み上げられた物体。これはいったい何なのだ。野菜と白い四角なものとがカラリと揚がったかき揚げ。デカいよこれ、重箱の直径と同サイズで、しかも3枚も搭載されている。あ!ナス天もひとつ入っている!ルンルンルン♪
デカ盛りは食べづらい
そうでなくとも丸い重箱は持ちづらい上に箸をつっこみづらくてたまらない。かき揚げを蓋の上に避難させ、ひたすらご飯を掘り上げる。おいおいおい、終わらないぞ嬉しいけど。かき揚げはイカと春菊。イカがゴロゴロゴロととてつもない量だ。橋善のそれを思い出す、もっともあちらはサイマキエビであったが。とはいえイカの歯ごたえがとてもよい。こりこりサクサクとした「イカだらけかき上げ丼」たまらなくうんまい。
そもそも誰もいない
なにも食べるものがないとなればインスタントラーメンのひとつも作るか、とやらないでもない。というか、やらざるを得ないではないから手を出すという程度だから、まぁ上達する事はないなぁ。ああだれか長芋のサラダを作って食べさせてくれないか。
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