店名 メタフォール
場所 長野県長野市鶴賀高畑752-8 ホテル メルパルク長野 1F
電話 026-225-7806
ジャンル レストラン
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「Xmasプレート」1480円 「Xmasスペシャルデザートプレート」300円
1966年12月12日
が私の誕生日だ。
和暦でいえば昭和41年、大安の月曜日、母子手帳で読んだだけだが、出生時間は14:30くらいだったと思う。本日はこの日から19724日が経過したとのこと、まだそんなものかというのが素直な感想だ。
1966年といえば
1月に海外渡航が完全自由化され、6月に三里塚闘争開始、ビートルズがやってきてヤァ!ヤァ!ヤァ!と歌い、7月にウルトラマンが始まってバルタン星人と死闘を繰り広げ、イングランドでFIFAワールドカップが開催され決勝戦でのハーストのゴールはいまだに疑惑とされている。10月に江崎グリコからポッキーが発売され、12月に建国記念日が制定された。とまぁ、地味な年廻りであったようだが私が覚えているわけもない。
そんな事よりも1966年、昭和41年は丙午であった
「丙午(ひのえうま)年の生まれの女は気性が激しく、夫の命を縮める」
なる一方的な迷信がまだ活きていた時代で、出生率が前年比25%減であったとか。たしかに私たちの学年は極端に少なかった。小学校時は1〜4年までは4クラス編成だったが5〜6年時は2クラス。中学はA〜E組まで5クラスで変化はなかったが、前後の学年がそれぞれG組まであったからよほど少なかったようだ。受験の有利不利は気にならなかったが、教科書はころころ変わる、設備の改修は後回しになるとあまりよい思い出はない。
と、軽く泣き言が入ったところで
本題へと戻ろう。こちらには通常メニューとして
「きしめんと味噌カツ丼」
「チーズタッカルビ」
「牛ミスジ肉のステーキ」
「師走のお弁当」
といったものも用意されている。じつはチーズタッカルビに惹かれてしまったのだが、それではクリスマス、いやひとりお誕生パーティーにならなくなってしまう。という事で初志貫徹のオーダーとなる。
「Xmasプレート」1480円
白くて丸い清楚とさえいえる皿に配された、クリスマスらしく彩られたカラフルな一品だ。
中心のご飯は
白飯か雑穀米かを選択できるというので、当然後者とする。赤飯ばりにもちもちとした食感がよい。
サニーレタスや二十日大根
プチトマトなどといった生野菜とともにナス、ズッキーニ、パプリカ、カボチャなどの揚げ野菜。味わいも彩りもよすぎる。
ベージュの器に
盛られているのはマカロニグラタン。焼きたて熱々なのが幸せすぎる。タバスコをもらおうと思ったが、お願いする前に食べ切ってしまう。
そしてメインはローストチキン
もも肉一本を塩胡椒のみで焼いてある。けっこうなボリュームでお腹いっぱいになる。
お腹いっぱいに
なったはよいが、ここで終わるわけにはいかない。ひとりお誕生日パーティーなのだ、デザートは必要以上に必要だ。
「Xmasスペシャルデザートプレート」300円
セットメニューを注文した者のみの特別プレート。7種のスイーツがひとつ盛りになっている。
・クレームブリュレ
パリパリのカラメル層の下にはトロトロのカスタード。私は生クリームよりもカスタードクリームを絶対的に好む。このメニューはそんな私のためにあるようなものだ。
・ティラミス
小さな小さなチーズと柑橘の塊にはベリーのソース。傍らのチョコが可愛らしい。
・さつまいものタルト
タルト台上のスイートポテト、と言った方が正確な表現かもしれない。品のよさが滲み出る、といった風の漂っている。これを贅沢と言わずしてなんという。
・シュトーレン
これはドイツの菓子パンとの事。先方のシュトーレンは表面が真っ白くなるまで砂糖をかけるそうだが、そこは奥ゆかしい日本バージョン。さっぱりとした甘さがよい。それにしてもレーズンって懐かしい。
・ロールケーキ
チョコのスポンジといちごのクリーム(だったよな?)生クリームにはピスタチオの粉末。優しい優しい味わいだを
・ガトーショコラ
濃厚に次ぐ濃厚、とにかく濃厚、どこまでも濃厚なチョコレート。全体的にあっさりスイーツだから、これはかえって嬉しかった。
・ビスケット
トナカイ型の可愛い可愛いビスケット。子どもたち見せたら大騒ぎだろうな。と思ったら今はそんなに騒がないか。面白くないなァ
いろいろあったが
54年もやってこれたのは両親が健康に産んでくれたのと、周囲のみなさんのおかげだ。謹んで御礼申し上げるのと、今後も何とぞよろしくお願い申し上げます。
コメント