長野市「秋山食堂」 ウインナーエッグ

秋山食堂

店名 秋山食堂
場所 長野県長野市小柴見375 [地図はこちら]
電話 026-228-8431
ジャンル 食堂
バリアフリー ◯
駐車場 あり

常識にとらわれることほど悪いものはない

とはよく言われる事であるし、自らもよく使う言葉である。ひとつの事に拘泥するのは悪くはないが、こだわり過ぎは決してよい事ではない。なににせよ、残すべきは残し変えるべきはすっぱり変える。これがあるべき姿であろう。

とはいうものの、

常識とはいったい何なのか?

常識は、社会を構成する上で当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。

とはWikipediaの引用でしかないが、そもそも「社会を構成する上で当たり前」のものってなんだ?よそ様に嫌なことをしたり、迷惑をかけてはならないという事はわかるし、だいたい何をしてはいけないという事もわかる。

まぁよいだろう

話を広げすぎてしまった。私が言いたいのは目玉焼きになにをかけて食べるのが正統、常識といえるのか、という事だ。なにを下らん事を言うのか、という向きはあるだろうがこれほど重要な話題はないではないか。目玉焼きほどつきあいの長い食べ物はないではないか!!

私はこれまで、生まれてこの方50数年の間ずーーーーーーーっと醤油であると思ってきた。たまぁにとんかつソースあるいはトマトケチャップを用いる事もあった。双方ともに大好きな調味料ではあるが、目玉焼きに限っては妙に甘たるくなるのが今ひとつ気に入らない。

まぁそれもよいだろう。時と場合により、体調により気分により変わる事もある。それよりも深刻な問題は目玉焼きには何を添えるべきなのか、なにが正統、常識なのか、という事なのである。ハムか?ベーコンか?ここで興味深いのは長野レジェンド秋山食堂だ。ここではいったいどのような答えを出されているであろうか。

「ウインナーエッグ定食」680円

3個の目玉焼きに粗挽きウインナー5本。こんもりしているのは下に千切りキャベツが敷き込まれているからだ。

傍らの洋ガラシはウインナー用で、目玉焼きにはたっぷりの塩とブラックペッパー。なかなかハードボイルドな展開といえる。目玉焼きは言わずもがな。ただ、私は完璧な醤油派なのでここにじゃばじゃばとかけてしまう。塩辛くなっても仕方がない。ウインナーは皮がパリッとして美味い。そして何より千切りキャベツが素晴らしい。目玉焼きの温度でほんのりと蒸されたキャベツは甘味をまして、一層美味くなる。

さすが秋山食堂だ。
正統、常識などひょいと飛び越えて新しい世界へと導いてくれた。レジェンドからはまだまだ目が離せない。


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