店名 CAFE de CRIE Livre 松本店
場所 長野県松本市中央4-9-51 イオンモール松本 空庭 1F [地図はこちら]
電話 0263-87-3370
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「サンドイッチ ドリンクセット」781円
自宅を建ててから今年で13年目となる
『建ててから』というのは少し違って、厳密には『建てていただいた』のだが。私たち家族と義父、伯母が同居する事となった際、旧宅は広くてそれなりの風情があったが、古く使い勝手も悪く、駐車場にもこと欠くありさまであったため、これじゃ同居は出来ても介護なんか無理だよ、と言ったら建て替えてくれたのだ。おじいちゃんどうもありがとうございました。
となれば当然、私のプランニングによるものとなる
したがって、もちろん、当たり前の如く日常的にお客様へ『絶対に』提案できない類いの計画となる。…と思われるかもしれないが実際には、さほど変化のない常識的な範囲に収まっていると思う。明確な個室はふたつしかなくて、床面積の4割が吹き抜けで、浴室からはフリチンで外に出ることが出来る上に外壁が斜めになっているくらいだろうか。
左様にやりたい放題をやらせてもらったわけだが
もう一点どうしても実現したい事があった。天井まである本棚。本好きにとって書籍に囲まれている状況ほど心地よいことはない。紙やインク、時としてカビの匂い。一般的に言ってあまり歓迎されないかもしれないが、気持ちよいものはよい。という事でやってしまいました。間口1820mmの狭い空間の両サイドに背の高い書棚をばっちり設置して、本しかない薄暗い空間を作ってしまった。
くーーッ!気持ちいい!
「CAFE de CRIE Livre 松本店」
旧カタクラモールを建て替えてイオンモールが出来てから既に数年が経過した。こちらにはオープン直後、風庭の『串家物語』にお邪魔した事があるがそれきりになっていた。だって渋滞に巻き込まれそうだから。密よりもコロナよりも混雑するのが嫌で近寄らなかったのだが、しばらくぶりに通りかかり『BOOK&CAFE』なる表示を見つけたとあらば行かねばならぬ。そして本日ついにお邪魔する事ができたというわけである。
未来堂書店には初めてきたが
抑制された照明計画のとても落ち着いた空間となっている。さして広くはないが、ツボを押さえた「よい本屋さん」であると思う。あああ長野に欲しいなこういう本屋さん。併設のカフェも気持ちいいぞ。なぜなら
未来堂書店内の雑誌・書籍を2冊までカフェで試し読みできます。
というシステムだから。これもよい気に入ってしまったが、買ってもいない本を汚すのも傷めるのも嫌だから持ち込むことはしなかった。私はそもそも試し読みなどしない。表紙を眺め中を数行読んで気に入ったらパッパと買ってしまう。だから金が残らない、積ん読が増えていく一方なのだが。
「サンドイッチ ドリンクセット」781円
昼食はしばらく前に済ませたが、ここは別腹おやつの時間としよう。といっても甘いものを食べる気にはならないのでサンドイッチを頂こう。数種類のサンドイッチが用意されているが『2つのサンド』と冠されたシリーズが気になる。
そして注文したのが
「宮崎日南どりのハーブチキンとハムチーズ」
『2つの』というだけあって2種のサンドイッチが登場する。ひとつはシンプルBLTサンド、いやベーコンではなくハムだからHLTサンドとなるのか。旨味高いプレスハムとパリパリレタス、とろとろトマトはシンプルだからこそ美味い。
もうひとつはタイトルチューンであるハーブチキンチキンとチーズのサンドイッチ。タイム、ローズマリーなどを効かせた複雑な香りのするチキンとマスカルポーネチーズの相性がまたよろしくて。
天井までの本棚は
とてつもなく心地よく気持ちよい。これほどの快感をもたらせてくれるとは思わなかった。ああああ素晴らしい。…がしかし、一点非常に気に入らない事がある。天井付近の棚まで手が届かないのだ。すぐそこにみえている本を取ることが出来ない事ほどストレスはない。きいいいいいッ!とはいえいいんだなァ、また作るとしたら天井までにしちゃうだろうなぁ。とバカな堂々巡りをしている。
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