長野市「アジアの台所 tenten」豚とキムチの素敵なる

焼肉・韓国料理

店名 アジアの台所 tenten
場所 長野県長野市川中島町御厨971 [地図はこちら]
電話 026-283-6266
ジャンル 韓国料理店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「豚キムチ定食 ドリンクバー付」1265円

キムチという漬け物は

子どものころは珍味扱いだったと思う。物好きで通っていた母親が、スーパーで見かけたものを衝動買いしてとか、同じく、いやそれ以上に物好き変人であった父親が、営業先であった御徒町の朝鮮人街(といっていたのだよかつては)で買い込んできたものが食卓に登場すると、毒毒しい紅そして強烈なニンニク臭に恐れ慄いた記憶がある。

朝鮮漬け

という名前であったよな。当時というのは昭和40年代くらいまでは。朝鮮なる響きになんとなく羨望のような感覚があった頃。わが家はプロレタリアート赤旗エセリベラルな家庭であったから余計と感じたのかもしれないが。ずっと後、平成になってから「北鮮」「鮮人」「半島」なる言葉を使う人を知ったのだが、ああ本当にあるんだぁこんな単語が。とびっくりした記憶がある。もっとも昭和30年代の映画などでは、差別的ではなくごく普通に使われているから、慣用句であったかもしれないが。

キムチ

という名が一般化したのは昭和50年、桃屋の「キムチの素」が登場してからだ、とWikipediaにはあったがどんなものであろうか。私はもう少し後に出てきたモランボン「キムチ」からであったと記憶していたが。俳優 米倉斉加年が雪の中を這いずり回り、甕を掘り上げ素手でキムチを喰らうというアヴァンギャルドなCMが面白く、名を覚えてしまったのだと思う。

「キムチって意外と使い勝手がいいんだよね」

と母親が使い出したのもこの頃。味噌汁に放り込めばチゲ鍋、という乱暴な使い方を聞き込んで以来食卓に普通に上がるようになったのも、一般化されるのと同じくらいだったのかもしれない。チョワヨ ハングク!

「アジアの台所 tenten」

川中島の韓国オモニ料理の店。昨年改装して以来初だったかな?こちらはサラダバーはあるは、チヂミやチャプチェは食べ放題だは、いつ来てもご機嫌である。

とくに良いのがこちらで漬けられたキムチ。紅くて辛くてにんにく効いてて、とても美味い。サラダに添えてキムチドレッシング的にいただくのもよし。

「豚キムチ定食 ドリンクバー付」1265円

大量のキムチ、もやしとともに豚肉を投入したごくシンプルな豚キムチ炒め。豚肉が少しなのもよし、野菜好きにはたまらない。けっこう辛いしニンニクの効きもよし。白飯がよくあうのだこれが。

キムチも焼肉も美味いではないか

彼の国のエラい人も和食が好きときく。コロナ騒ぎでお隣さんとの関係はそのままになっているようだが、この際だから仲良くなれないものだろうか。


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