須坂市「海鮮蔵 魚魚魚 須坂店」春、色とりどり漁師飯

海鮮

店名 海鮮蔵 魚魚魚 須坂店
場所 長野県須坂市大字井上1700-14 [地図はこちら]
電話 026-246-4470
ジャンル 海鮮料理
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「漁師飯 ぶりアラ塩ちゃんこ汁セット」990円

先だって

東京に行った時、荒川は菜の花が満開で河川敷は黄色のカーペットが敷き詰められているようだった。梅はバッチリ咲き誇り、桜の蕾は紅くなり気の早いのがひとつふたつ先行して開花してしまった、そんな状態であった。帰宅して週が明けたらすぐに桜が満開となった。やはり東京の春は早い。長野よりもずっと深い、市街地の緑化がなんとなく羨ましかったり。

長野といえば

3月も後半に入ってようやく梅が咲き始めてきたところ。満開もなくはないが、場所によってという感じであろうか。もう少し、あと10日もすれば花がばーっと開き始める。いくら温暖化が進行しようと、寒いものは寒いのだ。春が来て嬉しくないものはあまりいないだろう。身も心もほんのりぽかぽか、なんとなくあちらへこちらへと動き回りたくなってくる。

植物が「花」を持つようになったのは

相対する生物に色や形で感心を持たせ、接触させ受粉を促すため、という学説があるようだ。人間に限らず、どの生物も春となり、暖かくなれば活動が活発になるのは同じなのだろう。ぼくらはみんな生きている、みんなみんな生きているんだ友だちなんだ。

というわけで

春にはほんの少し早いようだ。せめて色とりどりのものをいただいて、春気分を先行させたいと思いお邪魔したのがこちらだ。

「海鮮蔵 魚魚魚 須坂店」

須坂インター前のショッピングスポット、あそこはなんという名がついているのであろうか。ここにある飲食店は、ターバンカレーにはしょっちゅうお邪魔するのだが、魚魚魚にはなかなか来られない。いつも混雑しているし。今回はたまたま昼少し前に到達出来た。…それでも5分くらいは待たされたか。さすが繁盛店は違う。

「漁師飯 ぶりアラ塩ちゃんこ汁セット」990円

漁師飯とは、漁師さんが船上で獲れた様々な魚をその場でズバズバと捌き、ご飯にのせて食べたとされるメニュー。マグロやブリ、鯛やサーモンといった魚種の刺身がご飯に乗せられている。赤や白、ピンク、三つ葉のグリーン、白ゴマといったカラーが美しい。

そのまま食べても

海鮮丼のようにわさび醤油を用いても美味いが、添えられている出汁醤油に卵黄を落としたものをよく撹拌し、全体にかけ回すのが好きだ。茶漬けのようにサラサラかき込むのがよい。

通常であれば味噌汁がついてくるのだが、仕入の都合で特別メニューとして登場する時がある。この日はブリのアラを用いたちゃんこ鍋風の吸い物があった。これは注文するしかなかろう。

にんじん、大根といった根菜類がどっさり、ブリのアラはもっとどっさりと投入されているが、あっさり塩味なので、とても品よく仕立てられている。

あと少し

春はもうすぐそこに来ている。毎年恒例、いつもの事ではないか。と思わなくもないが、やはり暖かいのは気分が上がるというものだ。


信州の小鉢料理 写真集・フリー素材集 あと一品欲しい時のアイデアブック プロに学ぶ副菜 あらら?のランチ

コメント

タイトルとURLをコピーしました