店名 四季彩 MIZUNO
場所 長野県長野市若里6-2-20 [地図はこちら]
電話 026-219-3522
ジャンル 和風レストラン
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「レアカツ御膳 +そば変更」3520円
先だって3日連続
でうろちょろしたし、しまいには東京まで行ってきたしで疲労困憊の日を送っている。若いころ、…という表現はいやなのだが、それはさておき昔は土曜日の夜(まだ週休2日になっていなかった!)友人と遊びまわり、友人宅で夜中にイカ天観ながらなんとなくスキーに行きたくなり、そのまま車に飛び乗って翌日遊び回り、月曜朝帰ってからシャワーぱぱっと浴びて仕事に行く。なんてことが出来たなんて、今となっては信じられない。
帰ってきたらきたで
家内が常に近寄るなマスクをしていろ、換気をしろとうるさいうるさい。まぁそれは致し方のないことでもある。でも窓は開けたくないよな、寒いしなぁ。と恐る恐る開放したらあら不思議、けっこう平気でいられるではないか。暖かくはないが寒くもない。ほどほどの気温でこれは気持ちがよい。そりゃそうだろう。東京は桜満開から少しすぎ、場所によっては葉が出てきているのだ。ああ春だ春だ春がきた、う〜らうららう〜らうらッ♪
などとうららかに
歌っている場合ではない。隣では友人が冷や汗をかきながら作業をしている。じつは私のPCをセットアップしてもらっている。現状を把握し、具合の悪い箇所、ブラッシュアップできる箇所をピックアップして必要な部品を選定する。よし仕入れに参るぞ。
パソコン屋
という呼び方は明らかに間違いであろうがほかの呼称を思いつかない。いずれにせよ、友人とパソコン屋のお兄ちゃんの会話が理解できるわけもない。SSDってなに?メモリって具体的にどんな役割なの?などと初歩的すぎる質問など恥ずかしくて出来るものか。パソコン屋を出たところで昼どきとなる。もちろんランチが優先だ。お礼をこめてちょっとよいものを食べにいこう。
「四季彩 MIZUNO」
水野美術館は長野市が誇る日本画専門の施設だ。荘厳さと軽さ双方の『和』の魅力を併せ持った素晴らしい場所。あぁもう少し美術の素養があったらなァ。こちらは水野美術館の併設されたレストランだ。美しく整備された庭を愛でながら食事をとることが出来る。明るい吹き抜けの空間がとても心地よい。
「レアカツ御膳 +そば変更」3520円
レアカツとは牛肉のカツレツのこと。レアに仕立ててあるから美味くてならぬ。それはさておきその他のメニューから紹介する。
まずは前菜が登場する。
よっつに仕切られたカトラリーにサラダ、わらびのおひたし、稚鮎の南蛮漬け、茶碗蒸しとなる。
アンディーブもりもりのサラダには紫キャベツとパプリカがトッピングされた春らしい演出だ。
わらびは恐らく冷凍ものであろうが、調理がよいためかあっさり味つけでとても美味い。
稚鮎とは先だって奧能登で食べたミズアユのことであろう。クセのない稚鮎がすっぱく仕立てられていて素晴らしい。
茶碗蒸しはあんかけとなっており、カニとエビの身がすこし乗った品のよい味わいだ。
しばらくして
メインが登場する。膳の上には細長い長方形の重箱がふたつとご飯、吸い物代わりのオプションメニューの冷たいそば。
最初の重箱には6種の小さな惣菜が可愛らしく並んでいる。
透明なグラスにはもずく酢。抑制された酸味がよろしい。
フキの煮物はほんの少し。もっともらえないかな。
ゆでたホタルイカはふたつだけ酢味噌を添えて。旬のもので美味しいな♪
菜の花の胡麻和えは自宅で再現不能なほど上品な味わい。
ひたし豆も丼でもらえないか。
ゆでエビと玉子焼きは淡い味わいがよろしい。
そして
メインメニューであるところのレアカツ。牛のロースであろうか。しっとり赤身肉に薄く衣をつけレアに揚げた一品だ。
調味料としてソース、塩、大根おろし、わさびが用意されている。まず何もなしで。弾力、歯応えのある感触がよい。これは塩であろう。甘味がいや増すというものだ。大根おろしも可。わさびもよい、とやっているうちにソースを試すのを忘れていた。まぁこれはよいであろう。
水野美術館は
日本庭園が有名だが、花には少し早いようだ。ちょっと残念、また来よう。さぁ友よ午後もよろしくお願い申し上げます。
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